授業連携

太陽と月の動きの授業をさらに深めよう

岐阜県・大垣市立江東小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

全授業を通した指導目標

理科「太陽と月の形」の発展的な授業として、身近な月に関心をもたせると同時に、貴重映像から宇宙の神秘さや美しさを感じ取る。

対象

小学6年生 3クラス 89名

授業連携日

2019年10月7日

科目・単元

理科・太陽と月の動き

授業連携

授業連携前

第6学年理科「太陽と月の動き」で月の動きや満ち欠けについて学び終わっています。

下矢印

授業連携日

2019年10月7日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
(5分)
・JAXAの紹介
 仕事内容・場所(種子島宇宙センター、筑波)などの説明
◎JAXAが日本の宇宙開発の研究、開発、利用を進めている組織であることの説明をする。 ・大型モニターの準備
  △講師の自己紹介を聞く。
△JAXAとは何か、どのような仕事をしているのかを知る。
△ロケットや月面の写真などを見ることによって,宇宙に興味・関心をもつ。
 
展開
(35分)
・JAXAの様々な事業の説明
・宇宙はどこからか
 国際宇宙ステーションの大きさと位置
・日本人宇宙飛行士の話
・ロケット、人工衛星、月周回衛星の話
・月の大きさと距離
・月の誕生
・かぐやの成果
・アポロ計画、月への移住の可能性について
◎ロケットを開発し打ち上げる、人工衛星で地球を観測する、国際宇宙ステーションに飛行士を送り実験や観測を行なったり物資を輸送したりする、など画像や動画を使って説明する。

△大きさの違う発泡スチロール球を使って、地球と月の大きさを比較する。
△月と地球の大きさの違いを視覚的に捉える。

△どちらもクイズ形式で、児童の関心が高かった。
・クイズや挙手発言の時に児童をあてる。
まとめ
(5分)
・授業のまとめ
・質疑応答
◎宇宙開発で今日求められている人材について。昔は冒険家が望まれていたが,今は協調性があることが大切。 ・これからの日常生活で宇宙に関することをニュースで見たり聞いたりしたら,今日学んだことを思い出し,興味をもてるといいね,という話をして終わる。

講師:鈴木 圭子(JAXA宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

普段の授業では見ることができない,JAXAの宇宙の貴重映像や動画を見ることによって、宇宙の神秘や美しさに触れ,授業では学ぶことのできない内容を知ったり、宇宙に関心の薄かった児童も宇宙を身近に感じたりすることができるようにする

授業の感想・メモ

  • 普段、授業では見ることができない宇宙の貴重映像や動画を見ることができ、宇宙の神秘や美しさに触れることができた。同時に、授業では学ぶことのできない内容を知ることができて、児童はとても楽しそうだった。日本人飛行士の話などが聞けて、宇宙に関心の薄かった児童も、宇宙を身近に感じることができ、興味・関心を高めることができた。児童にとっても、専門の方から直接話を聞ける、大変よい機会となった。最後に,『宇宙開発は一人ではできない,一番大切な事は,「いろいろな人」が「自分の得意なこと」を一生懸命やって,協力すること』というメッセージがとても印象的だった。児童の心にも残ったと思う。
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