授業連携

宇宙飛行士のトレーニングをしてみよう

兵庫県・神戸市立長田小学校

  • 小学校
  • 小4
  • 理科
  • 音楽・図工・美術・体育

概要

全授業を通した指導目標

理科で月や星の学習をしたが深く考える児童はあまりいなかった。しかし学習する中で少しずつ疑問や興味が出てきた。日頃宇宙について考える機会は少ないので興味をもつきっかけにしたいと思った。

対象

小学4年生 3クラス 41名

授業連携日

2020年1月21日

科目・単元

理科・月や星

関連科目

体育

授業連携

授業連携前

理科で「月や星」「夏の夜空」「冬の夜空」を学習し、月や星は宇宙にあることを知らせる。

下矢印

授業連携日

2020年1月21日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
(20分)
・本時の学習の内容を確認
・宇宙での気温の変化や宇宙服、宇宙の定義
・宇宙飛行士とは
・どんなことを学習するのかをしっかり聞いて理解していた。
・クイズに挙手して答えるのが楽しそうだった。
・知らないことが多く驚きの声が出ていた。
・学習内容を一緒に確認した。
・全体の中で聞くことが難しい児童には個別に説明したり、質問したりした。
展開
(60分)
・宇宙での身長の変化を調べる
・反射神経のチェックをする
・宇宙飛行士のトレーニングをする
・ワークシートに書き込まれた身長が宇宙での身長だと知って驚いていた。
・2人1組で定規を使い、調べた結果をワークシートに書き込んだ。
・実際に宇宙飛行士がしているトレーニングをして、疲れた様子の児童が多かったが、もっとしたいと言う児童もいた。
・補足の説明をした。
・ワークシートの書き込む場所を説明した。
・一緒にトレーニングを行ったり手本をしたりした。
・時間を測る補助をした。
まとめ
(10分)
・感想
・健康な生活について
・「あんなにしんどいトレーニングをしていることをはじめて知りました。」「宇宙での気温の変化に驚きました。」といった感想がでた。
・授業後に個別に質問をしに来る児童も4名ほどいた
・発表の際に指名をした。
・最後のまとめでお礼をし、授業を終えた。

講師:鈴木 圭子(JAXA宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

月や星がある宇宙というのは、他にどんなものがあるのか予想して調べる。

授業の感想・メモ

  • 始めは宇宙飛行士に対して遠い存在だと感じていた児童も知っているキャラクターが宇宙に行ったことがあることを知ったり、宇宙飛行士になるためには泳げないといけないことを知ったりする中で、もしかしたら自分も宇宙に行ける可能性があるのではないかと感じてきたようだった。
  • 宇宙飛行士が行っているトレーニングについては、実際に体を動かすことで楽しみながら知ることができた。
  • 最後のまとめで、宇宙飛行士になるためには健康な体を作ることが大切だということは理解していたが、それが自分たちとも同じだということにはつながっていなかったように思う。自分たちも一生懸命に学習したり、楽しく遊んだりするためには、健康な体が必要で、そのためには適切な食事をすることや運動の習慣をつけること、自分の体について詳しく知ることが大切だということをもっと分かりやすく話す必要を感じた。
授業の様子1
授業の様子2
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