授業連携

人工衛星とプログラミング

三重県・四日市市立神前小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科
  • 総合的な学習の時間

概要

全授業を通した指導目標

○理科の学習で学んだ「月と太陽」と,人工衛星がどのように関わっているかを知る。
○人工衛星や地球観測がどのような形で社会に役立っているかを知る。
○人工衛星をプログラミングソフト「Scratch」で模擬的に制御するプログラムを作成する。

対象

小学6年生 1クラス 31名

授業連携日

2019年10月31日

科目・単元

理科・月と太陽

関連科目

総合的な学習の時間

授業連携

授業連携前

理科「月と太陽」の学習
 ・月の形の見え方が,日によって変わるのは,どうしてか。
 ・月の表面は,太陽と比べて,どんな様子になっているのか。

下矢印

授業連携前

2019年1月30日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
(25分)
○JAXAでどのような仕事をしているか知る。
○「人工衛星」とは何か,人工衛星にどのような種類があるのかについて知る。
・活動内容を把握するために話をしっかり聴いていた。

・JAXAの仕事について興味を持って聴いていた。

・質問に挙手をして答えた。
・本時の学習内容を確認するとともに,話をしっかり聴くように伝えた。
展開
(60分)
○プログラミングソフト「Scratch」を使って人工衛星を制御するプログラムを作る。 ・人工衛星をプログラミングするために,話をしっかり聴いていた。

・与えられたミッションを達成できるように友達と聴き合いながらプログラムしていた。

・わからないところを質問していた。
・思うように動作せずに困っている児童のサポートをした。

・ローマ字入力に困る場面を想定してホワイトボードに記入し,視覚化した。
まとめ
(5分)
○人工衛星が日常生活に欠かせないものであることを確認する。 ・難しい課題であったが,うまく動作した時はとても嬉しい様子だった。

・「もっとやってみたい。」という声が多かった。
・学んだことが日常生活のさまざまな場面で活用されていることを再確認した。

・最後のまとめとお礼で授業を終えた。
下矢印

授業連携後

総合的な学習の時間
 ・プログラミングソフト「Scratch」で制御するプログラムを作成する。(発展的に)

授業の感想・メモ

  • 近年,プログラミング教育が位置づいてきており,子どもたちも興味を持って学習している。今回の授業では,人工衛星を自分でプログラムする体験をすることができ,プログラムする過程で深く考え,うまく動作した時は達成感に満ち溢れた表情をしている子が多かった。また,人権総合学習において「働くこと」にも焦点を当てており,JAXAの仕事に興味を持ったことで将来的に何らかの形で携わることも期待できる。
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