授業連携

エッグドロップコンテスト

兵庫県・神戸市立本山中学校

  • 中学校
  • 中2
  • 総合的な学習の時間
  • 理科

概要

全授業を通した指導目標

先端技術の開発を身近に感じるとともに、物つくりに携わる姿勢を大切にする。

対象

中学2年生 6クラス 211名

授業連携日

2020年1月10日

科目・単元

総合学習・宇宙と衛星

関連科目

理科

授業連携

授業連携前

エッグドロップコンテストの試作機を製作

下矢印

授業連携日

2020年1月10日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
(10分)
・本時の目標の確認
・材料と作り方の確認
・前日に作った試作機に、各自が家から持ち寄った緩衝材を付け加え、教室で落とす練習をした。 ・材料と作り方の確認をし、完成したら卵を配布した。
展開
(40分)
・エッグドロップコンテストの実施と結果の検証 ・各班で持ち寄った材料を使い、教室で試作ロケットに緩衝材を加えた。
・順番が来たら、試作機を持って、落下場所に移動した。
・落下が終了した班の記録係は機体を回収し、班全員で揃って教室へ戻り、結果や感想をした。
・体育館へ移動し、学年朝集の隊形で集合した。
・記録係は落下地点へ移動し、記録した。
・10分間隔で、1班ずつ落下場所へ誘導し、落下と着地を確認した。
・班全員が揃ったら、教室へ戻し、次の班を誘導した。
・体育館へ誘導した。
まとめ
(30分)
・成功した機体の結果発表と工夫したとことなどを、各班の発表者が報告
・講評
・はやぶさの現時点でのお話
・JAXAの鈴木さんから指名された数班の発表者が、結果や工夫したところを発表した。
・鈴木先生のお話を聞き、考察を深めた。
・生徒代表による御礼のことば。

講師:鈴木 圭子(JAXA宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

エッグドロップコンテストの実施と結果の検証

授業の感想・メモ

卵の状態が無事だった班

  • こうしたらいいんじゃない?など意見をみんなで出し合い、それらを1つ1つやってみて、できるだけ上手にいきそうな方法を選んだ。
  • リハーサルすることで、どこがダメかわかった。空気抵抗を少なくすることで、ゆっくり着地してくれたのでよかった。何事もあきらめずに挑戦できるように頑張りたい。
  • 卵は縦の力に強いので、縦向きに入れることを工夫しました。また、円すいの角をとがらせて強度を上げました。また、工夫してやってみたいです。
  • 落ちていくときは、羽のところに凸があったからか、くるくると落ちていったので面白かった。柔らかいもので包んでいたので割れなかったので嬉しかった。
  • 想像していたよりも不安定に落ちていき、着地の循環に鈍い音がしたため不安だったが、周りに付けたクッションのおかげで割れず、驚いた同時にとてもうれしかった。
  • 僕は落下させる係で一番不安で、落下して割れたらみんなに責められるなと思い、着地したときにパキっと音がしたけど、割れてなくて良かった。時間はぎりぎりまでかかったけど、丁寧に作れて良かった。
  • 落下させる直前まで、本当にこれが上手く着地して卵が無事なのかと心配していたが、本当に無事に事を終えて良かった。
  • 最初は思っているような素材が無かったけれど、持ってきたペットボトルに水を入れてそこに卵を入れた。すごい速さで落ちたけれど、傷1つなかった。水に感謝しています。

卵が割れた班

  • 割れてしまって悔しかったですが、いつもは考えない新しいことについて話し合えてよかったです。今後もこのような機会があれば、自分の意見を積極的に言い、よりよいものを作り上げていきたいです。
  • 私達のイメージでは、筒が下にまっすぐ落ちて着地する感じでした。おもりをつけて着地させたい場所が地面に向くようにして、竹とんぼの羽で空気抵抗を受けるというものでした。実際落としてみて、おもりより卵が重かったみたいで、卵が下に向いて落ちてしまいました。おもりをもっと重くして、羽をパラシュート型の円にすれば、もっと空気抵抗を受けながらゆっくり落ち、卵の割れを防げたと思いました。
  • 機体の落ち方を考慮して、つくりを工夫すればよかったなと反省しました。
  • 不安定な状態で、段ボールで覆うはずの部分が覆いきれなくて失敗しました。
  • プチプチをたくさん使えばどんな衝撃に耐えられると思ったが、予想はずれで、ひびが入ってしまった。このことから、ビニール袋を付けてパラシュートみたいにして、落ちるスピードを少し落とせたら、ひびは入らなかったかもしれないと思った。同じ面が下になって落ちるのかと思っていたが、ぐるぐると回って最終的には横になって倒れた。そういうことも予想しておけば良かった。
  • 斜めに落ちたから、重心がもう少し下に向くようにおもりを入れても良かった。落ちたところがへこんでいたので、衝撃をもっと吸収すればよかった。風向きに流されて横向きに落ちたので、横も何か工夫していれば結果は変わったかもしれない。
授業の様子1
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