教員研修

JAXA連携研修テーマ『授業に宇宙を活用しよう』

三重県・四日市市教育委員会

概要

研修の趣旨

  • 授業で使える教材や、授業連携の情報を知る。
  • グループワークを通して「宇宙を題材とした授業展開」について具体的に考える。

対象

四日市市・三重郡小中学校教員 25名

実施日

2019年7月30日

研修内容詳細

時間配分 研修内容 受講者の様子・感想          
講義
(15分)
◆宇宙教育の理念 ・宇宙教育が、理科の知識を向上させることではなく、すべての教科・活動に生かすことができるものだということを知った。
・「宇宙を素材として学習に生かす」と考えれば、どの教科でも宇宙が取り入れられると思った。
実習
(50分)
◆教材演習
・コミュニケーション力を鍛えよう
・太陽系の広がり
・飛ぶたねの模型作り
・コミュニケーション力を鍛える具体的なヒントをもらった。正確に・簡潔に・丁寧に。自分も子どもも。
・太陽系の広がりなどは、小学校6年生の算数「比」や「縮図」のまとめの時期にやってみるなど、いつもと少し違った視点で実践してみたい。
実習
(70分)
◆グループワーク
・指導案づくり
・ポスターツアー
・ポスターツアーという手法は、学校教育のいろんな場面で使えるので活用していきたい。
・宇宙教育を授業化するヒントをいっぱいいただいた。
・指導案を考えたので、それを二学期に実践したい。
講義
(20分)
◆教材実践例紹介 ・授業の中で、宇宙をどう活用するか考えるのは難しかった。実践例を参考に、取り入れられるものは取り入れていけたらと思う。
・学校現場で取り組むための具体化がいろいろされていることに驚いた。

講師:鈴木 圭子 (JAXA宇宙教育センター)

研修の感想・留意点等

  • 内容がとても分かりやすく、すぐにでも授業で使っていくことができる内容であった。中でも、ポスターツアーが自分の授業の内容で少し悩んでいた部分だったため、すぐに活用していこうと思った。
  • 理科以外の教科でもできることが分かったことは収穫であった。まずは、今日自分が体験したことを、子どもたちとやってみたい。
  • 宇宙教育と聞くと、とても難しく感じるが、「宇宙で教える」という言葉通り、様々な教科とつなげていけることが分かった。生活科や算数、図工など、子どもたちが意欲的に取り組める教材もありそうなので、それらを実践するのもよいと思った。
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