2007年10月23日

アイデア水ロケットコンテスト全国大会にて

こんにちはー、中村です。
昨日のブログで、「なぜ新幹線の中で記事を書いていたか?」という疑問を残していましたが、今日はその話です。
 
 

▲ コンテスト会場の かがみがはら航空宇宙科学博物館
  松本零士さんが名誉館長です

 
 
筑波宇宙センターの一般公開を終え、その足で岐阜県各務ヶ原(かがみがはら)市にある、かがみがはら航空宇宙科学博物館に行ってたんです。
 
 
 
 
 
 
 
▲ 当日は 参加者以外の当日来場の方向けの
  水ロケットコーナーもありました
  エントリーした参加者は手塩にかけたロケットを
  直前まで念入りにメンテナンスしていました

 
 
ここでは、毎年アイデア水ロケット全国大会が開催されており、今年でもう11回目を迎えました。宇宙教育センターでは、この大会に協力してるんです。
会場では、コンテスト以外にも、来場者が誰でも参加できる水ロケットの体験コーナーなども設けられ、多くの皆さんが楽しんでいました。
僕は今回初めて参加したんですが、エントリーした方の実力を正直ナメてました。感心感服といった感じです。
 
 
 
▲ オープニングはファンファーレとともに水ロケットの連続打上げ
  参加者も一層のやる気と緊張がみなぎります

 
 
皆さんは、水ロケットを実際につくって、打ち上げたことがありますか?
まず、つくることのなかなかな難しさもありますが、水と空気だけであんなにも飛ぶのか、ということをいつ見ても感じさせられます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
▲ (上の写真すべて)マイクを向けられると
  積極的な人、照れくさそうな人、
  お父さん・お母さんの影に隠れる子
  自信のある人、自信なさ気に語る人
  誰もが個性的でいい表情で楽しかったです

 
 
子ども、大人にかかわらず、まず自分で“つくる”ということを日ごろどのくらいトライしているでしょうか?“つくる”という言葉は、“作る”と“創る”という書き方がありますが、“作る”は英語“make(メイク)”、“創る”は“create(クリエイト)”と訳されますね。
“作る”は決められたものをつくるというイメージですが、“創る”は一から、いやゼロからつくるというイメージかなと思います。
この大会を見て、水ロケットは、“作る”というより“創る”という行為だなぁ、とつくづく思った日でした。
 
 
 
 
 
 

▲ (上の写真すべて)親子で仲間同士で
  力を合わせて1基の水ロケットを打ち上げる
  ようすはちょっといい感じです
 
 
 
大会では、多くの組が、親子や仲間での参加でした。写真やビデオを見てもらうと雰囲気がわかりやすいかもしれませんが、親子同士や仲間同士、本当に楽しそうです。そして自分たちでつくったロケットが思うとおりに打ち上がったのを見て、一喜一憂、成功しても少し失敗しても、達成感ある顔をしていました。
 
 
 
 
 
▲ 審査委員の先生方はもちろん真剣に審査するんですが
  打ち上げの成否に一喜一憂、面白インタビューに爆笑と
  参加者と審査委員、来場者の会場が一体となっていきます

 
 
この大会、“アイデア”水ロケットコンテストという名前にあるように、単に距離を競うだけや、落下点の正確さを測るだけのゲーム的な打ち上げコンテストでなく、ロケットのデザインや打ち上がったあとの仕掛けに様々な趣向が凝らされています。
エントリー作品の中には、交通安全を願って青黄赤の信号機色の3つのパラシュートが開くものや、世界平和を願うもの、水不足の地域に雨を降らせたいということや地球環境を大切にしたい、というものなど、創った人たちのいろいろな想いがギッシリ詰まっています。ロケットを創るだけでなく、親子や仲間でそんなことを考えたり話したりしながらつくる様子って、とってもステキなことです。
 
 
 
▲ 今年は例年になくレベルが高かったとのことで
  審査は予定を大幅にオーバーしました
  そして選ばれた受賞者へ表彰式が行われました

 
 
この大会にずっと参加してきた、今回も審査委員長をつとめた的川センター長もビックリしていましたが、11回を迎え、相当成功率や技術レベルが向上しているとのことでした。
宇宙教育センターでは、子どもたちに人工衛星のアイデアを考えてもらおうという、“子ども衛星アイデアコンテスト”を開催して今年2回目を行いましたが、水ロケットについても何かもっと輪を広げて、裾野を広げる活動ができたらと考えています。
 
 

▲ 会場のようす と 全エントリーロケットの打ち上げの模様です

  
少しでも多くの方が、この水ロケットの魅力に触れてもらえるよう何かできないか、そんなことを考えながら現地から帰る新幹線の中でこのブログを書いていました。
グランプリ以下、受賞作品は、↓関連リンクのアイデア水ロケット全国大会ウェブサイトに近々掲載されると思いますんで、どのロケットが受賞したか、ビデオを見て予想してみてください。
 
 
<関連リンク>
アイデア水ロケットコンテスト全国大会ウェブサイト(財団法人日本宇宙少年団)
かがみがはら航空宇宙科学博物館ウェブサイト