2008年12月07日

缶サット甲子園2008結果
-第2回理工系教育シンポジウムにて-

こんばんはー、中村です。
 
気温はずいぶん低かったですが、快晴のもと、東大を会場に第2回の理工系教育シンポジウムを開催しました。
 
 

▲ 会場となった東大の武田先端知ビル 
 
 
理工系教育シンポジウムは、宇宙教育協定を締結している秋田大学他、宇宙教育センターもメンバーとなっている「理数が楽しくなる教育」実行委員会が開催しているシンポジウムで、今回2回目。
今年の5月に開催された前回の第1回目では、実行委員会自体の趣旨でもある、子どもの理科離れ、理工系教育の未来について、有識者の方々にご登壇いただき考えるというシンポジウムでしたが、その第1回のときに、夏に開催する缶サット甲子園のことについても会場でアナウンスしていました。
 
その後も、宣伝や講習会などを行って、結果、
早稲田学院高等学校
慶應義塾高等学校
東京工業大学附属科学技術高等学校
桐朋中学・高等学校
群馬県立桐生高等学校
和歌山県立桐蔭高等学校
和歌山県立海南高等学校
佐賀県立武雄高等学校
の8校からのエントリーがあり、秋田県能代市での大会本番となったわけです。
 
 

▲ 缶サット
 
 
今回の第2回目では、その夏の大会の結果報告が各校の高校生たちから行われました。
缶サット甲子園の醍醐味は、「マニュアルの無いものづくり」ということにあると思います。
高校生たちは、高校の担当の先生をはじめ、各地の支援大学の学生・院生などからのサポートはあるものの、高校生たちでプロジェクトチームをつくり、缶サットの製作に取り組みました。「プロジェクトマネージメント」もこのプログラムの重要なキーワードです。
 
高校生たちの準備〜本番〜結果を受けての生々しい発表は、どの高校のものも大変興味深く、創意工夫が見られました。
たとえば、缶サット落下用のパラシュートの素材選びや製作過程での不具合とその改善への努力、キャリアに山から切り出した竹筒を加工して使っている学校もありました。既製品を流用したり、100円均一のお店で材料を探したり…。
 
 


▲ 高校生たちの講演のようす
 
 
実行委員会では、第2回目となる缶サット甲子園2009を来夏行うため、今後準備や宣伝を行っていく予定です。
今回よりエントリーの高校も倍以上になってほしいとか、高校生たちへの支援体制の充実も行っていかなければいけませんが、興味のある高校生のみなさんや、高校の先生方、是非第2回の大会にエントリーいただければと思います。
 
最後に、今回の大会の準備〜本番で撮影した映像を使って、和歌山大学学生自主創造科学センター(クリエ)で映像クリエイトを行っている学生さんのグループがプロモーションビデオをつくってくれましたので、大会結果の資料とともに掲載・配信します。缶サットや打上げるハイブリッドロケットについてや、大会の概要なども含まれていますので、見てみてください。
 
 

缶サット甲子園2008実施報告書 (pdf形式)