2010年11月08日

昼間の金星

こんにちは&はじめまして、宇津巻です。

「このたびJAXA宇宙教育センターに強力な仲間が増えました。
皆さん、よろしくお願いします。」
これは荒川のコメントです。 お邪魔しました、続きをどうぞ。

さて、今回も金星の話題です。
10月末に、太陽・金星・地球が一直線に並ぶ「内合」を迎えた金星は
11月初旬の今はまだ太陽に近く、なかなかみることができません。
11月中旬すぎには、「明けの明星」として、夜明け前の東の空でみえやすくなってきます。
でも、早起きしてみてみるのって結構大変ですよね。

そこで、オススメなのは昼間の青空の中に金星を探してみることです。
内合近くの金星は、地球に近く、とても明るいです。
昼間なのに星がみえるの?って思う人もいると思いますが、
今の金星ぐらいの明るさならば、昼間の青空の中に肉眼で見つけることができます。

ここでクイズ。この写真に昼間の金星が写っています。どこでしょう?
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クリックして拡大して探してみてください。
見つかるかな?答えは後ほど。


クイズでは無く実際の見つけ方のコツですが、まず天気がいい日であること。
晴れていても、少し霞んでいる日には見つけにくいです。
そして、金星がどこにいるか分かっていること。
インターネットなどで調べて、金星の大体の位置を把握しておきましょう。
この時、高さが何度ぐらい、方位が何度ぐらい(例えば、真南から西へ○○°)って分かっていると、なお良しです。
角度の目安には、「からだのものさし」を使います。
腕をいっぱい伸ばしたときに、握りこぶし一個分が約10°です。

金星を探すときの注意として、太陽が眩しいので、直射日光は避けてください。
太陽を直接みると、目を傷めてしまうので気を付けてくださいね。
日陰に入るか、手などで太陽を隠すと良いでしょう。

青空の中に、針で突いたような白い点が見つかれば、それが金星です。
目のピント合わせが難しかったり、慣れないうちは、なかなか見つからないものですが、
見つけることができたら、とてもうれしいものです。
ぜひ皆さんも挑戦してみてください。
金星が地球から遠ざかると暗くなってしまうので、みえなくなってしまいます。
次に金星が地球に近づく約1年半先までみられなくなってしまいますので、
地球と金星の距離が近い今がチャンスです。
なお、科学館や天文台では、望遠鏡を使って昼間の金星をみる会を開催しているところもありますので、
ぜひそちらにも参加してみてください。
望遠鏡でみてみると、地球と金星の位置関係で、時期ごと形が変わってみえますので、
複数回行って比べてみるのもオススメです。

条件が良ければ、昼間の金星をカメラで撮影することも可能です。
昼間の金星が撮影できましたら、ぜひ写真を送ってくださいね。

ここでクイズの答えを
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建物のカド近く、補助線(縦線と横線)の交点付近に白いポツっとしたものが
確認できます。(できますか?)これが昼間の金星です。


先日、twitterで「ヴィーナス・リング」というものを教えていただきました。
内合のときに、金星の大気の影響で、新月状の金星(新金星?)の周りに光がリング上にみえる現象だそうです。
ぜひ一度みてみたいものです。

NECさんのサイト
では、あかつきの金星周回軌道投入までのカウントダウンが始まりました。
刻一刻と近づく様子がモニターできます。すごい時代になりましたねー



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