2011年12月20日
2日目!
いよいよ今日は打ち上げ日!朝から期待できそうな青空が広がります!
とはいえ、打ち上げは深夜なので、午前中はお隣の鹿屋市にある「鹿屋航空基地史料館」に見学に出かけました。現地には旧日本海軍や海上自衛隊が使用していた航空機が資料館の周りにずらりと配置!期待が高まります。
資料館内では、元海上自衛官で退役後に資料館で活躍されているお方にガイドとして、館内の説明をいただきました。非常に流暢で詳細な解説に、非常に勉強になることも多く、中学生以上の参加者は熱心に聞き入っていましたが、どうやら小学生にはちょっと難しいお話だったようです...
内之浦の帰路のバス内では、参加者同士すっかり打ち解けあったようで、話も弾んでおりました。
お昼は宿に戻ってお弁当。昼食終了後に毎日小学生新聞の塩路記者に「記者としての心得」をレクチャーして頂きました
午後からは再び内之浦宇宙空間観測所に戻って、講義を受けました。
最初は竹前先生による「観測ロケット」について。今日打ち上がるS-310やS-520について、機体の構造や特徴、打ち上げの歴史などについてまなびました。
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そのあとは、もと宇宙教育センター職員でもある荒川さんによる、M台地についての見学会。今回の目玉企画の一つでもあるこの見学会では、かつて「はやぶさ」を打ち上げたM台地の諸施設、ロケットを組み立てる場所や射点にある整備棟、ランチャ、管制室など、普段の見学ではめったに見られないいろんな場所に連れて行って頂きました。管制室や整備棟は子供たちにとって楽しかったようです。
その後、ロケットの射点近くで、昨日自分たちの作ったモデルロケットを打ち上げました。夕闇の迫るオレンジ色の空のもと、うまく打ち上がるのか、パラシュートが開くのか、ハラハラドキドキの打ち上げでしたが、何人か開傘しなかった以外は、全員無事に打ち上がりました。
この中で将来ロケット技術者になって、再びこの場所からロケットを打ち上げる子がいるといいな。
ちょっと早目の夕食終了後、内之浦宇宙空間観測所及び、宇宙教育センターのそれぞれからおみやげをいただきました。めったに手に入らないJAXA限定グッズに大喜びなのです。
22時半、打ち上げ30分前に、見学場所となる美濃峠に到着。会場には総勢50名近くの見学者・報道関係者がいらっしゃいました。
驚いたことに、我々一日宇宙記者だけでなく、多くの子供が親御さんと共に見学に来ていました。きっとここで見た体験は一生忘れることのできないものになる筈! 会場に設置されたスピーカーから打ち上げの準備状況が刻々と放送されていきます。
今回の打ち上げウインドウは、23:00〜23:50の50分間。すでに機体側は問題なし、天候も申し分ないほどの快晴、あとは今回の観測対象となる電離層の条件がそろえば、打ち上げです!
23時、上空の確認のためX-5分でホールド(打ち上げ5分前でカウントダウン停止)。上空電離層の状態の確認が続きます。
5分、10分... アナウンスのないまま、ひたすら待ち時間が続きます。上空の夜空は快晴、星がとてもキレイに見えます。見学会場は東〜南の空が開けているため、12月末の深夜帯には、南の空に冬の星座が、そして東の空には春の星座や、かつてここから打ち上げられた「のぞみ」のめざした火星も見えます。
15分、20分... 幾つかの流星も見ることができました。
25分、30分... アナウンスのほとんどないまま、ホールドが続きます。
今回は打ち上げ5分前でホールド(停止)になっているので、ウインドウ終了5分前になると打ち上げの延期が決定します。
35分、40分... もう今日はないかなー...と諦めかけたその時「上空の状況の確認が出来ました、これよりカウントダウンを再開します!」との報が!にわかにざわめく見学会場に、参加者たちもともに喜んでいます! とき、まさにウインドウ終了2分前、ぎりぎりの段階で打ち上げです。
会場に響き渡る、凛としたカウントダウンの声。いやが上にも期待が高まります!ドキドキ...
カウントダウン0の声と共に眩しく輝く閃光と耳をつんざく轟音があっという間にドームを抜けて、上空高くへ上がって行きます!数10秒後、燃焼終了してロケットが肉眼で見えなくなっても、ロケットの航跡をずっと追っていました。
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