2014年06月12日

一日宇宙記者「だいち2号」★打ち上げレポート

こんにちは。宇宙教育センターの國方です。

先日の投稿に続き、ホンモノ体験プログラム「一日宇宙記者」に参加した宇宙記者達の活動を紹介します。
今回は、2014年5月24日(土)に種子島宇宙センターからH-IIAロケットで打ち上げられた「だいち2号」の取材活動についてです。

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宇宙記者達は、5月23日(金)に種子島へ集合し、その日の夜にH-IIAロケットの機体移動を見学しました。夜の射場をゆっくりと移動するH-IIAロケットの雄姿(ゆうし)に、打ち上げへの期待が高まっていきました。

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翌5月24日(土)は、朝から種子島宇宙センターへ入構し、ロケットの打ち上げに備えました。宇宙センター内に流れるカウントダウンのアナウンスが記者達の緊張感を高めてゆく中、いよいよその時がきました。

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「5・4・3・2・1・0 Lift off !!」

晴れわたる種子島の空に向かって、ごう音とともに飛び立っていくH-IIAロケットに大歓声がわき起こり、一緒に打ち上げを見守っていたJAXA職員と喜びを分かち合いました。

そして記者達は、JAXAの奥村理事長、だいち2号の鈴木プロジェクトマネージャー、そして打ち上げ業務を終えたばかりの技術者にインタビュー取材を行いました。

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それでは、宇宙記者のみなさんが書いた記事を読んでみましょう!

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「大成功!!だいち2号 空へ!」

 5月24日、12時5分14秒、すさまじい音を立て、空気もふるえ、だいち2号は空に飛び立ちました。私はもう言葉を失い、とにかく感動しました。
 今回は、三菱重工業の鈴木さん、射場安全課の山本さん、射場技術開発室の道上さん、飯田さんにインタビューしてみました!みなさん、ロケットの煙は何か知っていますか?あれは、煙のほとんどが水蒸気でできています。音をなるべくおさえるため、ロケット下のノズルの所に水を吹きかけ、蒸発したものらしいです。
 だいち2号は、これから様々なミッションに挑みます。すべてのミッションをスムーズにできるかはわからないけど、だいち2号がとった写真が様々な方々に役立つことができるのか、これからもだいち2号に注目したいです。

(板谷優羽)


「H-IIAロケット打ち上げ成功」

 平成26年5月24日土曜日12時5分14秒に、H-IIAロケット24号機が打ち上げられた。
 とてつもなく大きいばく音と、夜の星に匹敵する、いやそれ以上かもしれない強さの光とともに、だいち2号は小型副衛星4基を搭載し、宇宙に向かった。現在はもうロケットは働いていない。ロケットはニュースにのり、よく知られるが、あくまで、運びやくで使いすてである。ロケットの働きによって、だいち2号や、小型副衛星は今は宇宙にいて働いているだろう。

(田嶋駿一)


「だいち2号打ち上げ」

 ボォーボオーと心ぞうにひびくごう音と共に、ロケットのエンジン部分には真っ赤な火が燃え、私はドキドキがとまらなかった。5月24日12時5分に「だいち」の弟、「だいち2号」が宇宙へ飛び立った。
 「だいち2号」は、Lバンド合成開口レーダパルサーというよく見える目を持っている。この技術は世界一だからセンチネルアジア(アジア太平洋域の自然災害の監視を目的とした国際協力プロジェクト)では主導して、国際災害チャーターでは、積極的にデータを提供している。これからも空から見守っていてほしい。

(矢島有佳子)


「目指せ宇宙へ H-IIAロケット」

 理事長のインタビュー後、一時間ほど待機してロケットのよく見えるJAXAの敷地内に移動した。半径3㎞ギリギリの所で、通常は入れないそうだ。カウントダウンが始まり、「3、2、1、リフトオフ」といった瞬間、H-IIAロケットは、異常なほどのものすごい爆音と煙とともに飛び上がり、歓声がわき、みごとなロケットロードを作り上げた。
 だいち2号はこの後、無事軌道にのったそうだ。人生初の出来事であり、心に残る出来事となった。

(今中爽太)


「だいち2号」

 5月24日土曜日、日本時間12時5分14秒、JAXA種子島宇宙センターからH-IIA 24号機が打ち上げられた。約30分後、ALOS-2(通称「だいち2号」)はロケットから分離され、軌道に入る。それから約80日後に運用が開始される予定だ。
 今回の「だいち2号」には数えきれないほどの企業や人が関わっている。その中でも、特に苦労した部分は、メインレーダーだ。「だいち2号」は「だいち」とは違い、電波を受けたり送ったりする機能や観測可能領域を3倍にしたのだ。その為、電力が多く使われるので衛星全体が熱を持ってしまう。なので新しい材料を使うのだが、ほかに例がないので一から実験などをしなければならない。その一からの作業が一番試行錯誤をしたということだそうだ。打ち上げは、多くの人々のたゆまぬ努力と決してあきらめずに実現させようという思いが形となって現れているのだ。
 地球観測衛星に終わりはないだろう。今、地球全体で大きな変動が起きている。私たちには計り知れない不測の事態が起こるかもしれない。しかし、地球観測をすることで、それによる被害が最小限に食い止めることができるかもしれない。「だいち2号」の役割は、ますます重要になるはずだ。今後の活躍に期待したい。

(吉岡実乃里)


「だいち2号」のしくみ

 2014年5月24日土曜日種子島宇宙センターで「だいち2号」をつんだ「H-IIA」ロケットが発射されました。発射したあと、約15分47秒に「H-IIA」ロケットからだいち2号が分離しました。このあとLバンド合成開口レーダーや太陽電池パネルのてんかいをする予定だそうです。

(染谷太陽)


「だいち2号」の改良点とその目的

 今回打ち上げられただいち2号は、先代のだいちから様々な改良が成されている。その詳細を鈴木新一プロジェクトマネージャーから聞いた。
 まず、地上を観測するセンサーが、合成開口レーダーという一つだけであるということである。これは、多くの機器を一つの衛星に搭載した場合、打ち上げが失敗したり、衛星の基本部分が破損したりしたときに、全ての機器が使用できなくなるというリスクを減らすためであるらしい。もちろん、レーダーの性能も向上しているとのことだ。
 次に、衛星の軌道が変更され、元の場所に戻ってくるまでの時間が3分の1になったということである。これにより、災害などの時でも早くその場所に行けるようになるらしい。
 これは、前の改良点による、分散させた衛星を活用した観測頻度の増加を後押しするとのことだ。
 このような改良が成されただいち2号は、これから3ヶ月後に、初めてのデータ取得を控えている。この研究者たちの努力が、私たちの生活へ影響を与え始めるのも遠くはないだろう。

(田中愛登)


「だいち2号」

 「だいち2号」はお客である。そして、VIPである。その分働きはとてもよく、レーダーは世界一で、「だいち」と
くらべて、かなりアップし、災害監視、地球規模の環境問題への対応、経済、社会への貢献に役立つと期待されている。だいち2号にはがんばってほしい。

(田嶋駿一)


「だいち2号に思いをめぐらす人々」

 だいち2号。聞いたことがない人もいるはずだ。これは人工衛星、地上の地形を観測できるスグレモノだ。
 そのすごい人工衛星のプロジェクトリーダー、鈴木新一さんや、JAXAのトップ、奥村理事長などに話を聞くことができた。
 ロケットには、約百万個の部品が使われているという。約55tの機体を打ち上げるのは、やはり失敗はできないと自分たちに語ってくれた。また、子どもの時には、たくさんの事に興味を持つことも大切だということも教えてくれた。

(今中爽太)


「理事長さんにインタビュー!!」

 5月24日、私たちは理事長さんにインタビューしてみました!始まる前ドキドキしたけど、とてもやさしくて親しみやすい方でした。
 理事長さんに、JAXAはロケットが飛ぶ時、観客がいた方がいいのか、いない方がいいのかを質問してみました。答えは、多くの国民の協力で人工衛星を飛ばすことができているから、多くの人の力がないとロケットを飛ばしたりできない。応援してもらうことはとてもありがたいのだが、安全面で万が一ロケットが倒れたら大変だから、3㎞以内に入れないのでごめんなさいとおっしゃっていました。
 理事長さんのメッセージは、「多くの人に宇宙のことに関心を持ってもらいたい。日本全国の方々にもっと宇宙のことを広めてほしい。小さいころからたくさんのことに興味をもってほしい。」と言っていました。
 最も大切なことは、自分の主張だけでなく、相手の話を聞いて、お互い理解することが大切と言っていました。

(板谷優羽)


「だいち2号などにたずさわった人」
 
 2014年5月24日土曜日に種子島宇宙センターでだいち2号をのせたH-IIAロケットが発射されました。
 だいち2号やH-IIAロケットにたずさわった人にインタビューをしました。最初にインタビューをした理事長の話。
Q:ジャクサの会社に入るのにどんなことが必要か?
A:一人一人の得意なことがあったり、他の人とうまくコミュニケーションをとったり、協力、会話ができたり
他人のことをしる。
Q:なぜ理事長になりたかったのか?
A:子供のころ、天の川に興味があったり、宇宙のたのしさやおもしろさを国民に知ってほしかったから。
Q:だいち2号はだいちとなにがちがうか?
A:だいち2号はだいちとくらべて、細かい所まで見えるから画質がいいところがちがう。

(染谷太陽)


「理事長インタビュー」

 今回の打ち上げで使用されたロケットや衛星を開発したJAXA。その理事長に、JAXAという組織や宇宙開発などについてインタビューすることができた。
 まず、宇宙開発で重要なことは?という質問には、ロケットの開発は様々な人の協力で成り立っているので、「協力」することであるとの答えをいただいた。
 次に、宇宙開発の意義とは?という質問には、直接的に、データを利用できる(例:天気予報、地図作成)というメリットだけではなく、日本が世界で最先端の技術を保有していることをアピールすることは、他分野にも影響を及ぼし、国民は、日本という国に誇りを感じることができるという、数字で表せないメリットもあるという答えだった。
 打ち上げ時に、大勢の人々が射場を見ており、だいち2号の分離と共に歓声が上がった。また、打ち上げ時の大きな音が、体中をふるわせ、宇宙開発の壮大さに感動し、素晴らしいと思った。打ち上げを実際に見て、理事長の言葉を実際に感じることができたと思う。

(田中愛登)


「あとがき」

 いつもむずかしい顔をしている校長先生や公民館の所長さんが科学のことを話し始めると、ひとみがキラキラして早口になる。夢があるんだなと思った。私もそういうふうになりたい。

(矢島有佳子)

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一日宇宙記者の活動のようすは、5月30日に放送した「宇宙教育テレビ」でも見ることができるよ。
さっそくチェックしてみよう!

【第126回】だいち2号 H-IIAロケット打ち上げレポート

コメント

1 : 抹茶らて

2014年7月22日 19:57[RES]


宇宙記者の皆さんの記事、いろんな視点から書かれていて、楽しめました。将来、この子供達の中から宇宙の仕事に携わる子も出てくるのかもしれませんね。とても楽しみです(^-^)