おいしい宇宙を召し上がれ♪ 宇宙教育センタースタッフブログへようこそ!
未来を担う子どもたちのため、全国各地を日々飛び回る宇宙教育センターの活動風景や雑感をお届けします。 おいしい宇宙って


2009年08月18日

深海と宇宙

 こんにちはー、中村です。

ブログの更新をサボっておりました、すみません。

お盆の時期は、東京駅前のOAZO内にあるJAXAiで行われた夏休みキッズデーに講師として出ていました。

今回の目玉は、先日一般公開(ここここ)で訪れていた(その後、連携協力の相談にも行っていました)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)さんとの連携により、来場者に宇宙と同じくらい不思議な「深海」とわれわれJAXAのフィールド「宇宙」を両方イイとこ取りで見て感じてもらおうということを行いました。

結果として、来場者は昨年の倍のおよそ6,200名の皆さんが3日間で来場ということで、とても盛況でした。

海と宇宙、どっちもとても魅力ある舞台が一緒になれば、さらに魅力的なものができるはず。
これからも少しずつ、海と宇宙で連携できたらいいと思っています。

(JAMSTECの関係者の皆様、このたびは大変ありがとうございました。)




2009年05月20日

こんばんはー、中村です。
 
昨日につづき、JAMSTECの一般公開のようすをお届けしようと思います。
 
JAMSTECの一般公開の大きな魅力は、ホンモノに触れるということもあります。
 
宇宙のハードウェアは、だいたいがホコリを嫌ったりする精密機器なので、たいがい身近で機会は少ないのですが、海の場合は塩水に入るくらいなわけで、たいがいのものを身近に見ることができます。
 
残念ながら、「ちきゅう」や「しんかい6500」といった、JAMSTECが世界に誇る最新鋭の実機は、研究のため見ることはできませんでしたが、それでもたくさんのホンモノたちが出迎えてくれ、多くの親子や来場者の目を楽しませてくれました。
 
見れば見るほど、知れば知るほど、宇宙と同様魅力的で、そして何しろ「生命」というキーワードで結ぶことができそうな海と宇宙。
是非近いうちに双方の研究機関同士でコラボレーションした教育活動を行ってみたいものです。
 

▲ 地球深部探査船「ちきゅう」の巨大なモックアップ
  海洋調査船「かいよう」は横須賀港内をクルーズしながら来場者に船内を見てもらっていました
 

▲ これは「シートピア」という海洋居住実験計画で使われた実験設備で、
  深海に沈めてこの中で人が暮らす実験をしたんだそうです
  海も宇宙も「くらす」ということは並じゃないですが、夢であり人は少し実現できてきていますね
 

▲ 左は「ディープ・トウ」これがH-IIロケット8号機の事故後の残骸を深海で見つけてくれた
  ことで、今のH-IIAがあるといっても過言でないことは宇宙好きの皆さんはよくご存知でしょう
  右は、大深度小型無人探査機「ABISMO」最近マリアナ海溝の底の泥を世界で初めて地上に
  持ち帰りました
  日本の海洋技術は間違いなく世界トップなのだと思います。宇宙も負けていられません
 

▲ 「しんかい2000」は映画「日本沈没」の「わだつみ2000」のモデルとなった
  「しんかい6500」の前代モデルです
 


▲ 来年で20周年を迎える「しんかい6500」
  20年が経とうとしている今、個人的には海洋国日本の意地を見せるべく
  「しんかい11000」を見てみたいということと、それで地球の海の底の映像
  を見てみたいです
 

▲ 【HD】JAMSTEC一般公開映像集

2009年05月19日

こんばんはー、中村です。
 
先週末は、JAMSTECの一般公開に出かけていました。
JAMSTECは、知っている方も多いと思いますが、海洋研究開発機構のことです。
 

 
JAMSTECへは、初めて行きましたが、もともと僕は海が好き、というか、ふるさとのようなものです。
出身が長崎の五島列島で、父方の祖父と祖母は店が一軒もない小さな漁村で半農半漁で生活を立てていました。
 
僕も気が付いたら父親に釣竿を持たされて釣りをしたり、磯でウニや貝を採ったりしていました。
 
そんな原体験があるので、海はなんだか他人ではない気がします。
JAMSTECは、横須賀の海に面していて、この日も海風が吹いて海のにおいがしていて、それだけでなんだか懐かしいというか、落ち着く感じでした。
 
一来訪者として、展示やスタッフの説明、講演を見聞きして、海と宇宙は空気で隔たっていても、つながっている、通じるものがあるなという認識を新たにしました。
それは、謎に包まれているということだけでなく、海も宇宙も生命を誕生させ育んできたという意味でも、なんとなく「母なる」という言葉が頭をよぎるんです。
 
JAMSTECでは、海の研究、特になかなか調査の手が及ばない深海の調査を行っているだけでなく、深海のさらに下、マントルまでの調査や地球の物質循環の研究など、も行ういわば「地球システム」の研究と解明が使命となっています。
 
人が海と宇宙を知ることは、地球を知り、見つめなおすきっかけなのです。
 
 
▲ NHK×JAXA×JAMSTECで放送した番組のダイジェストを流すコーナーも
  こうしてみると、やっぱり海と宇宙はつながります
 
 
▲ そんなつながりのある両者ということで「きぼう」や「いぶき」のモックアップも展示されて
  宇宙からの地球環境についても考えてもらえるような展示もおこなっていただいていました
 
 
▲ 外では、実際に小型の水中ロボットを自分で操作して横須賀の海を探検するコーナーも
  自分で操縦できるって、ワクワクしますよね
 
 
▲ キッズブースは大変な込み合い!!
  子どもたちは宇宙だけでなく海も大好きです
 
 
▲ 海の砂や貝殻やサンゴを使ったさまざまな工作コーナーがありました
 
 
▲ そばではJAMSTECが制作した絵本「くじら号の地球大冒険」の読み聞かせコーナーが
  おもしろいお話に子どもたちは食い入るように読み聞かせに集中していました
 

▲ 読み聞かせの後は、本物の深海生物の標本に触れる体験
  みんな手にとってはスタッフの方に質問攻めです
 

▲ 来年で20周年を迎える「しんかい6500」の貴重なお話も
 

▲ 【HD】JAMSTEC一般公開映像集

2009年04月21日

みんなで広げる宇宙教育の輪

こんばんはー、中村です。
 
先日の筑波宇宙センターの特別公開、特別公開史上最大の18,000人強の皆さんにお越しいただき、宇宙教育センターのブースも一日中本当に人が途絶えませんでした。
 
そんな大盛況の特別公開、われわれセンターのスタッフだけでは、とても対応しきれません。
そこで最近は、大きなイベントを中心に、宇宙教育指導者セミナーを受講いただいた修了者の皆さん(宇宙教育リーダー:SEL)を対象に、ボランティア活動を呼びかけて、ご協力いただいています。
 
われわれスタッフとしては、本当に頭の下がる思い&うれしい限りです。
一番ありがたいことは、そうやって宇宙教育の輪がわれわれJAXA以外の皆さんの手によってどんどん広がっていることです。
 
宇宙教育は、JAXAを中心に行っていくものだと思っていますが、JAXAだけでは全国の子どもたち全員にはとても力が及びません。
 
SEL(もう登録者は全国で1,200名(!)になっています)のような皆さんや、他の教育機関、研究機関、産業界とタッグを組んで、もっともっと輪が広がっていけば本当にうれしい限りです。
 
そんな輪が、また広がりつつあります。
もう近くに迫ったゴールデン・ウィーク期間中、東京有明のパナソニックセンターで、パナソニックと日本宇宙少年団(YAC)と宇宙教育センターが連携してコズミックカレッジを開催します。
こちらも大規模ということもあり、ボランティアを募集中です。
 
参加者として親子で来るもよし、ボランティアとして開催側で来るもよし、ぜひ今年のゴールデン・ウィークは、パナソニックセンターまで足を運んでみてください。
 
<参加者の方はこちらから>
http://panasonic.co.jp/center/tokyo/event/all/#a002759
<ボランティアの方はこちらから>
https://edu.jaxa.jp/event/index.cgi?id=24