おいしい宇宙を召し上がれ♪ 宇宙教育センタースタッフブログへようこそ!
未来を担う子どもたちのため、全国各地を日々飛び回る宇宙教育センターの活動風景や雑感をお届けします。 おいしい宇宙って


2013年07月19日

イトカワの微粒子

こんにちは、川崎です。

今週水曜日から、はやぶさが持ち帰った「イトカワの微粒子」の公開が始まりました。
まだ、見に行った人は少ないでしょうか。。。

宇宙教育センターがある相模原キャンパスのお隣が、微粒子公開会場の相模原市立博物館ですから、
少し時間を貰って見に行ってきました!


微粒子公開だけでなく、「はやぶさ2」応援企画展  片道から往復へ~新たな宇宙時代の到来~
も行われています。  Webページはこちら →「はやぶさ2応援企画展」
色々な実験機の展示などもあって、なかなか面白いです。


そして、本命の微粒子は・・・
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こんな感じで見ることができます。意外とコンパクトな装置です。
実は、相模原市立博物館にあるのは可搬型の装置。
今後、違う場所での公開もあるのかもしれません。

ちょっとボケていますが・・・・顕微鏡を覗くとこんな感じ。
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実際に顕微鏡で見える微粒子は、もっともっと綺麗です。ぜひぜひ、ご自分の目で確かめて。
実際に見ることができた方は、感想などを教えてくれると嬉しいです。


はやぶさ2応援企画ですので、もちろん、「はやぶさ2」の模型などもあります。
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「はやぶさ2」へ向けた、川口先生、吉川先生、中川翔子さんをはじめとしたメッセージもたくさん。

そういえば、「はやぶさ2」メッセージ募集キャンペーン、期間延長!になりました。

今からでも間に合います。はやぶさ2に名前やメッセージを載せて、
はやぶさ2と共に小惑星1999 JU3を、そして地球を目指す旅へ、ぜひ参加して下さい。
  キャンペーンサイトはこちら → 「星の王子様へ会いに行きませんか ミリオンキャンペーン2」

2013年04月15日

新東京事務所

こんにちは。川崎です。

4月も半分が終わり、この4月から生活が変わった方も
そろそろ馴染んできたころでしょうか?
宇宙教育センターも、4月から新しいメンバーを迎えました。
そのうちブログにも登場してもらいたいと思います。

他にも、JAXAとして新しい理事長を迎えたり、
ここ、相模原キャンパスの宇宙科学研究所も新しい所長を
迎えまして、いろいろと変化がありました。

そしてもう一つ。
JAXAの東京事務所がお引っ越ししまして、御茶ノ水にある
ソラシティというビルになりました。


今日、初めて新東京事務所へ行ってきたのですが、
新しいビルなのでとっても綺麗!
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地下1階から入り口に向かうと、一段高くなった所に入口があります。


入口には、昔あったJAXA-i 程ではありませんが、ちょっとした展示スペースが
あって、船外活動服なんかが飾ってあります。
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この他、入口のロビーにもいろいろと展示があるのですが、受付の係の人に
変に思われないかと気になってしまって・・・・写真、とれませんでした。。

お近くまで来た際には、ぜひ立ち寄ってご自身で見てみて下さいね。

2013年03月11日

色紙色々

こんにちは。
3月9日に行われた「星出宇宙飛行士と話そう! 〜ISS長期滞在ミッション報告会〜」
参加、もしくはWeb中継をご覧になりましたか?
もし「参加してない~見てない~」という方は、ぜひアーカイブで見てみて下さいね。
  宇宙教育テレビ:【第109回】 星出宇宙飛行士帰還報告会ライブ放送


報告会の裏話でも書ければ良かったのですが、私はスタッフとして現場にいたわけではないので。。。


でも、当日会場に居た教育センターのメンバーが、報告会で登壇した星出宇宙飛行士、
オリンピック選手の三宅 宏実さん、司会の篠原ともえさんに色紙を書いて頂いたんです!

星出宇宙飛行士の色紙: 星出宇宙飛行士帰還報告会_ページ_1.jpg


三宅 宏実さんの色紙: 星出宇宙飛行士帰還報告会_ページ_2.jpg


篠原ともえさんの色紙: 星出宇宙飛行士帰還報告会_ページ_3.jpg


3者それぞれの色紙、なかなか素敵じゃないですか?
ちょっとした自慢。のブログでした♪

2012年12月25日

宇宙教育テレビ

こんばんは。川崎です。
とても久しぶりのブログになってしまいました。。。


さて。タイトルの「宇宙教育テレビ」。
放送内容が決定したら、教育センターの"News"のページでも紹介することになりました。
最新の回の放送ページに、"News"のページから直接飛べますから、ぜひぜひ
視聴して下さいね。

12月26日の回のNews記事を書いていたら・・・
どうやら『スペースイングリッシュ」というコーナーが始まるらしいですね。

最近、こさくんがクリスに英語で話しかけ、すごーく流暢な英語で返事をされて
目を白黒させているのをよく見かけるのですが・・・・
このコーナーの練習なのかもしれません。。
どれくらい流暢な英語なのかは・・ぜひ番組を見てみて下さい!


普段は国際関係のお仕事を担当していて、前回のAPRSAFのブログを
書いてくれたのが彼です。これ以上の情報は・・・・きっと番組内で紹介される。はず。
宇宙教育テレビ【第104回】今年もあともう少し!年末スペシャルライブ放送を要チェック。です。

2012年03月28日

古川宇宙飛行士との意見交換会

こんにちは。川崎です。
宇宙教育センターでは、ISSに滞在している宇宙飛行士に実験をお願いして、
教材ビデオを作成しているの、ご存知ですか?

現在、4本の教材ビデオがあります。
 ・宇宙飛行士と考える「慣性とエネルギー」
 ・宇宙飛行士と考える「みずとうちゅう」
 ・宇宙飛行士と考える「ベルヌーイの法則」
 ・宇宙飛行士と考える「作用反作用の法則」

今年度も、古川宇宙飛行士に10以上の実験をISS上で実施して頂き、
現在教材ビデオとして編集中です。


宇宙飛行士にお願いする実験は、宇宙教育センターの教材開発に協力して頂いている
先生方からアイディアを出してもらうのですが、「ISSではどんな制限事項があるのか?」
「どのようにお願いしたら、実験がやりやすいだろうか?」などなどなど・・・・
古川宇宙飛行士が相模原にいらっしゃいましたので、直接聞く機会を作ってもらいました!


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まず、古川宇宙飛行士の、ISSでのお仕事を紹介してもらいました。
世界中の研究者から依頼されたさまざまな実験を行っているのですね。
その他、補給機がくると届いたものの整理や動作確認、無重力に体が
慣れてしまわないための運動。。。。ほんと、毎日忙しそうです。


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それから、現在制作中の教材の試写と、ISSでの実験環境などについて
教えて頂きつつディスカッション。

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ISSからの映像でも笑顔が素敵だった古川宇宙飛行士ですが、地上に戻って
きても、この笑顔!素敵です。
でも、顔が丸く見えていたのはやっぱり無重力環境だったからなのですね。

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最後に全員で記念撮影をして。みなさま、お疲れ様でした。

2012年03月26日

引っ越し

前回から、とてもとても間があいてしまいましたが・・・・
こんにちは、川崎です。
この週末に、宇宙教育センターの執務室が引っ越ししました!


それほど大きく移動したわけではなく、相模原キャンパス内の
別の建物に移っただけなのですが。。。

20名以上の大所帯、そのうえ色々と教材やら道具やらがありますので。
準備も大変、移動は・・・業者さんがやって下さいましたが、開梱も大変。

金曜日の半分くらいは荷物作り、月曜日のほとんど全部が荷物を開けたり、
ものの配置をし直したり・・・・仕事どころではありませんでした。。


引っ越し前のお部屋の写真を撮り忘れてしまいましたが・・・・・
引っ越し後はこんな感じ。

PAP_0012.jpg

まだまだ、段ボールが山積みです。

2011年05月27日

梅雨入りだそうです。

コンバンハ、アラカワ、デス。

キョウ、カントウチホウハ、ツユイリ、シマシタ。
カタカナで書いていると。ロボットになった気分です。いやちょっと言い過ぎました。
そこまでの気分では無いです。

(ちなみに喉を叩きながらしゃべるときは、
ほとんどの人が、「ワレワレハ、」と言い始めます。
何かのルールでしょうか?...いいえ、みんなです。)

梅雨は、原付通勤の私にとってかなりつらい時期です。
濡れるのはもちろん、路面は滑るし、視界は悪いし、
ちょっとスピード出すと雨粒は痛いし。いやだなぁ。と思いますが、
輝かしい夏が来るまでの助走と思って頑張ります。
(まぁ夏は夏で、エアコンつけた車の近くとか、かなり暑くてキツいんですが。)

ところで、先日、相模原キャンパスで
「はやぶさ」に関する映画の製作発表が行われました。
なんだか、いつも通勤しているところが、
映画の舞台になるなんて信じがたいですね。

公開が楽しみです。

2009年07月25日

一般公開→打合せ→出張

 こんにちはー、中村です。
 
昨日と今日は、宇宙教育センターのあるJAXA相模原キャンパスの一般公開でした。
宇宙教育センターのブースにも多くの皆さんにきていただき、2日間盛況でした。
 

 
2日目の途中で抜けて、夕方近くに田町の秋田大学のサテライトがあるキャンパスイノベーションセンターで、缶サット甲子園やロケットガールの打合せをして、今、神戸へ向かう新幹線です。
 
木もれ日キャンペーンが一段落して、ブログも通常ペースに戻していきたいと思います。
6月辺りから、結構ブログ用のネタを蓄積しているので、振り返りも結構あるかも知れません。
 

 
明日は、神戸でコズミックカレッジです。

2009年05月11日

母の日

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こんにちはー菊池です。

昨日は母の日でしたが、
皆さんはどんなプレゼントをお母さんにしましたか?

ISS長期滞在中の若田さんは
テレビ電話という最高の贈り物をしたようですね。
産経ニュースより


宇宙と地上との電話交信については、
過去には、無事帰ってくることができるかわからない夫と
その妻が話をしたことがあるのをご存じですか?

その夫とは、
有人飛行初の犠牲者となったソユーズ1号に搭乗した
コマロフ飛行士です。
YACの銀河教室(閲覧者は限定)でもその話がとりあげられています。

確か、映画インデペンデンスデイでも
父と息子・娘で同様のシーンがありましたよね。


昨日、以前録画していた
日テレで放送されたNASA特集(放送はかなり前?)を見たんですが、
映画にもなったアポロ13号の、危機を人間の力で乗り越えて助かった話が
再現VTRで詳しく紹介されていました。

宇宙教育に携わることになってから
「いのち」の大切さ、家族等への感謝の気持ちについて
考える機会が確実に増えたように思います。


(写真:アポロ13の展示物@ロサンゼルス)


2009年04月07日

「宇宙教育」を伝えるということ

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こんばんは!菊池です。

「春が来た!」と感じるのは
人それぞれ色々な場面があると思いますが、
皆さんはどんな時ですか??

私の場合はズバリ、プロ野球の開幕!!

今年はWBCがあったおかげで
野球熱という意味では早くもスイッチ全開ということもあり、
広島の新球場観戦など、ホントに楽しみが尽きません。


さて、前回のブログでも書きましたが、
昨日、JAXAの新入職員向けに「宇宙教育」について
お話してきました。

宇宙教育という言葉を初めて聞く人に対して
その“魅力”や“目標”を伝えるということは
宇宙教育センターの一員、
そして宇宙教育指導者として
とても大切なことだと私は考えています。


ちょうど私とセットで説明をされた
広報部のK先輩のプレゼンの中にあったのですが、

 「伝えた」かどうかではなく

 「伝わった」かどうかが大事なんだ

という言葉が心に響きました。


新入職員のみんなに伝わったかなぁ。


人前で話す度に

 「あーすればよかったな」

 「あの表現はいいすぎだったなぁ」

などと色々反省点はでてくるのですが、
“自分なり”の言葉で宇宙教育を語れるよう
日々精進だなと思った1日でした。


<写真は、ジェミニ計画時代の宇宙服(サンディエゴ航空宇宙博物館にて)>

2009年04月02日

ゆく人くる人

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こんにちはー菊池です。
ひさしぶりの登場です(汗)

ウェブサイトもリニューアルされましたので
これからはどんどんメッセージをお伝えしていきまーす!


ちなみにサイトのどこが新しくなったかわかりましたか??
一つ新しいツールとしてトップページの右上の「Join Now」という
ものがあります。

ここでは、色々な募集案件を一覧で見ることができます。
今年は宇宙教育指導者の方々への活動機会の紹介など
いろいろとご案内をしていきますので注目してくださいね♪


さて、2009年度がはじまりました。
宇宙教育センターでもメンバーの入れ替わりもあり、
また、新たなスタッフ一同でスタートを切りました。

JAXAの入社式も昨日1日に東京丸の内にある東京事務所で行われ、
新しい宇宙飛行士候補のお二人も入社ということで
新聞などでも報道されました。

そんな新入職員へ宇宙教育センターの役割をお話するという
重要な仕事が来週あり、少しドキドキです。

たくさんの新しいパワーと共に、
2009年度もさらに宇宙教育を推進していきますので
よろしくお願いします!


菊池
(担当:コズミックカレッジ・宇宙教育指導者育成など)


【写真は、アポロ9の本物の帰還船(サンディエゴ航空宇宙博物館にて)】

2008年06月05日

夢の実現 〜浜松・展示会場にて〜

宇宙飛行士が色紙などにサインをするとき、
ご自身の名前と一緒にしたためる言葉があります。

たとえば若田宇宙飛行士の場合は、
「地球人の世紀へ」です。

「夢の実現」
その人は、この一言を書き添えます。


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浜松のISTS国際宇宙展示会の会場、
限られた時間なんだからいっぱい見なきゃ損だよね、といわんばかりに、
大抵の子どもたちが会場のあちらこちらを慌しく歩き回っている間、
その少年は、魅入られたように「きぼう」日本実験棟のパネルの前に
座り込み、熱心にメモをとっていました。


しばらくはお友達も付き合っていたのですが、やがて一人に。
ここ読めない、という漢字の読み仮名と意味を教えつつ、
彼に聞いてみました。
「大きくなったら宇宙飛行士になって、宇宙に行ってみたい?」と。

彼は、その瞬間、メモをとる手を止め、ちょっとだけ照れくさそうに、
でもしっかりとこちらを見つめて「うんっ!」と力強くうなずいてくれました。
(とってもいい目をしてたなあ)

「夢の実現」

少年の頃からの夢を実現させたその人 −星出彰彦宇宙飛行士−は、
少年のような笑顔と輝く瞳で、今日、未来に続く「きぼう」の扉を開きました。

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▲「きぼう」日本実験棟 船内保管室への入室(画像提供:NASA)


浜松で、私は未来の宇宙飛行士に出会ったのかもしれません。
星出さんのように、いつか、その夢を実現させようね。

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    ▲がんばれ、星出さん!(画像提供:NASA)

<関連リンク>

  ★星出宇宙飛行士搭乗 1Jミッション(STS−124)

  ★「きぼう」船内保管室への入室の様子は、ぜひ動画でご覧下さい
   (たくさんの宇宙飛行士たちが、広々とした空間を楽しんでいます。
    よ〜く見ると、「ヤンキース・マツイ」のTシャツを着た宇宙飛行士もいますよ♪)

  ★星出彰彦宇宙飛行士への応援メッセージはこちらへ

  ★ミッション実況生中継

  ★NASA TV

  ★星出宇宙飛行士ジャーナル

2008年05月19日

3歳

こんばんはー、中村です。
 
実は、今日で宇宙教育センターは3歳のお誕生日を迎えていました!!はっぴーばーすでー。パチパチ!!
 
人間でいうと、3歳はやんちゃ盛り。
それまで以上に好奇心旺盛、自由奔放、イタズラ好き。
 
宇宙教育センターも3歳になり、活動が拡大してきました。
今年は、これまで以上に一気に大きな変化をする年になるかもしれません。
でもそんなことを実現させるのは、僕らスタッフと何より連携・参加してくれる周りの皆さんの手によるものです。
 
4年目を迎える宇宙教育センターの活動から眼が離せない!?
乞うご期待。

2007年12月14日

旅する脳


 
 
 こんにちはー、中村です。
 
今日は、金沢(小松)→羽田、朝一便の機内です。
今回は、宇宙教育ボランティア育成活動で我々が有識者の委員としてお世話になっている方のもとへ、来年度の活動に向けた打合せ・調整に出かけていました。
金沢への滞在時間約16時間、来年度の話をすると鬼が笑う!?かもしれませんが、活動をよりよくできるよう、綿密な計画立てを行っていこうとすると、これでもあまり早くない時期なんです。
 
今回の打合せの意味は、近いうちにまた別のブログで明かされることになると思います。
 
今日は、ちょっと活動の話ではないことを、少しだけ。
 
飛行機の中では、こうやっていつも記事を書いていたり、仕事の資料づくりを行ったりしているので、モバイルのパソコンは手放せません。
外勤や出張が重なる時期は、パソコン+データ通信や公衆無線LANなどの通信環境が円滑な仕事をするための命綱です。
 
そしてもうひとつ、離陸するまでのパソコンが開けない間、飛行機に置いてある機内誌を読むことも楽しみの一つです。
 
必ず読むのが、養老孟司さんが書いている「旅する脳」という短いエッセイです。
 
養老さんは、医学博士で解剖学が専門ということで、毎回人間を動物の1種類としてみたときの特徴や性質なんかをよく書きながら、そしてそれが世界や日本の文化や風俗、習慣とどう関係しているのか、人間の行為の生物や環境への影響、といったことをよくお書きになっています。
生物の中でも特に虫がお好きのようで、鎌倉だったと思いますがご自宅の周辺での虫取りことや、虫にまつわるエピソードもよく出てきます。
 
それから、最近始まったコーナーで「和のブランド」というコーナーがあって、こちらも必ず読みます。
毎回、日本の伝統的な品物や文化を深く取り上げる記事です。
僕は大学時代のゼミの研究で「日本の美」について学んだことがあって、その後、個人的にもそういったことに興味があって読んでいます。
昔は古いものにあまり興味は無かったのですが、温故知新、最近では手にとって使うものなんかも、現代の良いところと、伝統的な良いところを併せ持った、日本人のための日本の気候風土にあったものを選ぶようになってきました。
  
なんとなく、二つに共通するかなと思うキーワードは、「日本(自分)らしさ」と「手間のかかることを大切にする」ということです。
 
 

 
 
宇宙教育(Space Education)は、NASAやESAなど欧米の宇宙機関も行ってますが、基本的には自分たちが行っている活動に関連した教育活動、簡潔に表現すると「宇宙の教育」です。
一方、日本の宇宙教育を簡潔に表現すると「宇宙で(を使って)教育」という感じです。宇宙を素材にしていろいろな分野での教育を行い、子どもたちが豊かな視点をもって育って欲しい、そして「いのち」を大切にできる人になってほしい。詳しくは、こちらで読んでみてください。
 
「命」と「いのち」、センター長から聞いたことがあるのですが、欧米では命はlifeという言葉で表現されますが、日本の場合は「命」と「いのち」でなんとなく、使い方やニュアンスが違うということを多くの人がわかると。
僕もなんとなくわかります。
そして、アジアの関係者などと話をしても、その違いや、日本の宇宙教育の考え方を、アジアの人はよく理解できるそうです。
やはり、表面では欧米化著しい日本ですが、深層部分では、アジアの日本ということでしょう。
 
そして、教育は手間のかかるもの、手間をかけることが大切なものなんだろうとも思います。
教育によって、一気に暮らしが変わることはありませんが、四半世紀後、半世紀後、100年後に、徐々に大きな波になって、あらゆるところにあらわれてきます。
そして、日本らしい宇宙教育。
 
今回の、旅する脳、和のブランドともに、とても面白く、興味深い内容でした。そして、今、なりわいにしている宇宙教育と絡めて、共通することを感じて(探して)みました。
 
次回のフライトで新しい機内誌を手に取るのが今から楽しみです。
 
 

2007年07月09日

引越しました

実は先週、宇宙教育センターはお引越しをしました。


といっても、どこか遠くの街に移ったわけではなく、
相模原キャンパスの敷地内で新しい棟へと
部屋が変わっただけなのですが・・・。


でも、引越しは引越し。
距離が近かろうと遠かろうと、作業自体は一緒なわけで・・・


荷物を詰めて、業者さんに運んでもらって、
電話やネットワークが再接続されて、
また荷物を出して・・・と、
ようやく何とか再び仕事ができる状態になりました。
(でもまだまだ段ボールが部屋にも廊下にもいっぱい!)


「電話しても誰も出ないなあ」と思っていた方々、
大変ご迷惑をおかけしました。もう大丈夫です。
(ちなみに電話番号は今までと同じです。)

070709.JPG
                    2年間、ありがとう。


写真は、引っ越す前の部屋です。
この部屋には2年間お世話になりました。
あちこちに出かけることの多い私たちにとって、
ここはほっと安らげる「母港」のような場所でした。
笑いあり、涙あり、いろんな思い出が詰まってます。


さあ今週からは、旅人たちは新しい港に戻ってきます。
また新たな思い出を、新しい部屋の中に
仲間とともに積み重ねていきたいと思います。

2007年05月27日

縁の下の力持ち

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来月、東京と大阪で宇宙教育シンポジウム
開催されることになり、準備を進めているところです。


写真は、今回新たに製作してもらえることになった
パネルの1次デザイン案。
これまでに積み重ねてきた様々な学校との連携の中から
活動風景を撮影した写真を中心に代表例を紹介する中身です。


写真とキャプションなどの素材、そして手描きのラフな
イメージを渡すだけで、業者さんは、実にすっきりとまとまった
デザインに仕上げてくださいました。


舞台裏で、色々な人たちが支えてくれています。


同じように、予算の全体管理や各種宿題の調整をしてくれる人、
必要な物品や資料を必要な場所へ送ってくれる人、
外部委員の先生方の諸手続きを処理してくれる人、と
普段の業務の中でも、決して目立つことのない仕事を
こなしてくれる人たちがいます。


それぞれの仕事は、小さなことなのかもしれません。
でもそれが欠けてしまうと、歯車全体が狂ってしまう。


だからこそ、決して「やってもらって当たり前」などではなく、
感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。


たくさんの縁の下の力持ちたちに。
「ありがとうございます。」

2007年02月19日

奥州 雪景色

東京から新幹線で2時間半かけると岩手の奥州市、
淵野辺から電車を乗り継いで2時間半かけると群馬の館林、
(昨日は館林に出張だったのです)
おんなじ2時間半でも、いろんなところに行けるものだなあ、と
妙なところで感心してしまう?今日この頃。


さて、今日は先週の奥州出張・続編です。


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  なんといっても今は2月、
  刺すような寒風と一面の雪景色を想像していたのですが、
  根雪にもならないほど雪もなく、凍えるような寒さでも
  ありませんでした。暖冬なんですね。
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と、2月13日付けの記事でも書いたとおり、確かに着いた時には雪がなかったんです。


「あらま、意外とあったかい」
「雪ないですねー」 「ちょっと(いやかなり)楽しみにしてたよね」
「雪、見たかったなー」


などと、雪があればあったで困るだろうに、最近全然雪を見ていなかった
我々一行は、なんとものんきなことを言って床に就いたのでした。


そして一晩が明け、宿のカーテンを開いてみると、なんとまあ一面の雪景色!
夜明け前から降り始めたようです。

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幼稚園の庭もご覧のとおり。
「た〜のしぃ〜♪」と言いながら、まだ誰も歩いてない場所を選んでは
ぎゅうっと雪を踏みしめて、その感触を楽しんだのは私だけ、
ではありませんよね、○○さん(^^)


雪合戦とかやりたい・・・と密かに思いつつ、本来の目的を思い出し、
準備にいそしむ2月14日の朝なのでした。


幼稚園との初の連携プログラムの模様については、また日を改めて。


ohshu2.JPG
ただいま会場準備中

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幼稚園って、いろんなものが小さいサイズでかわいらしい。

2007年02月13日

岩手に来ています

    CIMG3258.JPG


新幹線「はやて」と「やまびこ」を乗り継いで、
岩手県は水沢江刺にやってきました。


なんといっても今は2月、
刺すような寒風と一面の雪景色を想像していたのですが、
根雪にもならないほど雪もなく、凍えるような寒さでも
ありませんでした。暖冬なんですね。


今日は教育委員会や高校にお邪魔させてもらい、
宇宙教育センターの活動理念や実践例の紹介、
今後の連携と地域拠点への期待などについて
話をさせていただきました。


その後、地元の方の御厚意により、手料理をいただきました。
やわらかく煮込んだ肉じゃが、水菜のサラダ、しゃきしゃきのきんぴらごぼう、
そして一足早い春の味として菜の花のおひたし・・・


どれも決して奇をてらった料理ではないけれど、
新鮮なものを、やさしい味付けで仕上げてあって、
ほんとにおいしかったです。


みんなが笑顔で炬燵を囲みながらいただく、こんな食卓こそが
「ほんとのご馳走」なのかもしれないなあ、としみじみ思いました。


そして、いよいよ明日は幼稚園での連携プログラムが待っています。
もちろん、宇宙教育センターと幼稚園の連携は初めてのこと。
親子ペアで総勢100人近くになるそうです。
はたしてどうなりますやら。


おいしいお料理で、心も身体も元気で満たされたので、
明日は園児たちのパワーに押されないように楽しんできます!


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  明日は傘袋ロケットを作って打ち上げま〜す

2007年02月02日

” とあに ”幸あれ 〜星の子どもたちへ〜

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    青い海・青い空・・・母なる地球に見送られ、ロケットは宇宙へと旅立っていきます。(写真提供:JAXA)


あっという間に1月も終わり、また新しい月が始まりました。
(1年の12分の1を消化しちゃったんですね・・・早いなぁ。)


さて今日は、新たな年を祝う年賀状の中に見つけた
新たな命の誕生にまつわる、うれしいお話を。


年賀状って、新年の挨拶はもちろんのこと、
日頃なかなか会えない方々の近況を、写真やメッセージで
垣間見ることができる機会ですよね。


中には家族を築いた結婚報告あり、もうすぐ新しい命に出会えるという
オメデタ報告あり、そして新しい家族が増えた出産報告あり、と
喜びに満ちた年賀状も多く、読む側の表情も自然とほころんできます。


そんな「しあわせおすそわけ」年賀状の中に、
今年は こんな1枚がありました。


   --------------------------------------------------
      昨年は我が家にとって、幸せの年となりました。
       次男「飛明(とあ)」の誕生です。
    --------------------------------------------------

「飛ぶ」に「明るい」で「とあ」くん?
これはいったいどういう由来かしらん、と読み進めると、
そこにはこう書いてありました。

   ---------------------------------------------------
       「宇宙に高く飛び立つ ロケットのように成長し、
         星のように 明るく輝いてほしい」

      そんな思いから命名しました。

     家族共々どうぞよろしくお願いいたします。
    ---------------------------------------------------

差出人はロケット基地の島、種子島の先生からです。


いや〜びっくりしました。そしてすごくうれしくなりました。


名前には、名付けた人たちの思いが、願いが込められます。
そこに宇宙にまつわるものを使っていただいた。


いま、少なからず宇宙に携わる者として、
それは大変光栄なことでもあると同時に、
それだけの期待に応えられるだけの存在でなければ、と
ぐっと責任感で身が引き締まる思いにもさせられます。


飛明くんも、いつかお父さん・お母さんに自分の名前のことを
聞いてみる日がくるのでしょう。
そして、飛明くん自身が父親になったとき、今度は自分の子どもに
語ってきかせるのかもしれません。


「お父さんはね、ロケットとお星さまから名前をもらったんだよ」と。


そして飛明くんは、今度はどんな願いを子どもに託すのでしょうか。


   --------------------------------------------------------------
      宇宙では、この瞬間も、たくさんの星が生まれ、
      たくさんの星が死んでいきます。


         ・・・(中略)


      宇宙空間にかえっていった”星のかけら”は、
      長い長い時間をかけて ふたたび集まり、新しい星を作ります。


      太陽も、そして地球も、こうして生まれました。
      宇宙にあるものはすべて、
      そう、わたしたち生命も、”星のかけら”から生まれたのです。


                       JAXA発行:「星の子どもたちへ」より
   ---------------------------------------------------------------


「いのちのリレー」は続きます。
この星の大切な大切な子どもたち全てに、”永久(とわ)に”幸あれ。


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  これは、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた地球から7000光年の彼方にある、
  へび座のわし星雲の中にある「グロビュール」と呼ばれる場所。
  「星の卵」たちが密集しているのだそうです。
  Credit: NASA, ESA, STScI, J. Hester and P. Scowen (Arizona State University)

infantstars_in_%20nearby_galaxy.JPG
  「星の幼子たち」。これもハッブル宇宙望遠鏡がとらえた画像です。
  Credit: NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA) - ESA/Hubble Collaboration


<関連リンク>

 ★「星の子どもたちへ」 全文はこちらからどうぞ
 ★ハッブル宇宙望遠鏡ホームページ ギャラリー
   銀河・星雲・星々の奏でるたくさんの画像が収められています。まさにハッブル宇宙美術館!
   「IMAGE TOURS」もオススメですよ。癒されます!

2006年12月30日

ロケット打上げ番外編
スペシャルサポーターズ!

今回の打上げでも、いろんな出会いがありました。
ここでは打上げ番外編として、種子島で出会ったスペシャルサポーターの
みなさんを紹介します。


まずはこの方。


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種子島宇宙センターの記者会見室に行くと、
「きく はちぞう」くんが大平貴之さんにインタビューをしていました。


はちぞう:「大平さん、今の気分は?」
大平さん:「感無量です!!」

  
大平さんは、云わずと知れたMEGASTARの生みの親。
初めてお会いしたのですが、少年のような目をした方でした。
素直に感動する心って、ずっと忘れずにいたいですよね。


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         あっという間に、ロケット見えなくなっちゃったね。。。

広報班の一員として活躍した「きく はちぞう」くんは、
打上隊の間でも大人気でした。
これからは、追跡管制隊として「きく8号」のレポートを
してくれるのかな!?


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                 打上げ、すごかったニャ〜

6泊7日お世話になった、種子島は中種子町にある
「公園通り」のネコちゃん。(名前聞くのを忘れてしまった・・・)
とっても人懐っこくて、たまには客室で一緒に過ごすことも
あるんだとか。


夜勤になったり、不規則な時間帯での勤務になってしまう打上隊。
宿によっては、夜食を作って持たせてくれたりと、種子島の人は
あったかーいサポートをしてくれます。


種子島は、南北に細長い島で、発射場のある宇宙センターは
南種子町にあるのですが、女将さんによると、「公園通り」のある
中種子町でも宿のガラス窓がガタガタ震えるほどで、
いつも以上の迫力だったそうです。


みなさん、応援ありがとうございました!

2006年12月01日

太陽の先生

「見えない宇宙を見てやろう」
そんな強い決意で太陽観測衛星「ひので」を宇宙に送り出した先生は、
もっともっと太陽のそばで「ひので」と共に見てみたくなってしまったのでしょうか、
あまりにも突然に天へと昇っていかれました。

「ひので(SOLAR-B)」プロジェクトマネージャの小杉健郎先生が
11月26日に急逝されたのです。
 
今年、内之浦(鹿児島県肝付町)にある2つの小学校では、
総合学習で「太陽」に取り組みました。
それは、自分たちの住む、ふるさと内之浦が誇るロケット発射場
「内之浦宇宙空間観測所」から宇宙へと旅立つ太陽観測衛星「ひので」の
打上げにあわせたものでした。

正直な話、私自身は小杉先生と特段親しいわけではなかったのですが、
小学校に太陽のお話をしてくださる方を派遣するにあたって相談をしたところ、
小杉先生は大変お忙しい中にあっても、非常に親身になって適任者を
探してくださいました。
それ以来、私の中で小杉先生は「太陽の先生」であり、姿をお見かけするたびに
「ひので」のことを思ったものです。

あまりにも突然の訃報に、誰かのイタズラであってほしい、と願いましたが、
それは叶いませんでした。

訃報を耳にした27日、そぼふる涙雨が、この時期に似合わず
やさしく、あたたかい雨だったのも、
お通夜が営まれた一昨日、太陽の暖かさを身にしみて感じる
小杉先生の明るい笑顔のような小春日和になったのも、

それは全て、失った悲しみに冷えきってしまった
関係者の心を包み込むようにと、
太陽の研究に心血を注いでこられた小杉先生からの
優しい贈り物だったのかもしれません。

昨日の葬儀では、朝方は雨だったのに、出棺のとき
太陽が出てきたそうです。
参列者の方々も「先生を見送ってくれてるなあ」と
口々に言っていたそうです。
小杉先生は、やっぱり太陽の先生なのですね。
 
宇宙教育センターの人間として、せめてもの恩返しは
これから地上に送り届けられるであろう
数々の目を見張る「ひので」の観測画像を、
そして「ひので」に携わる研究者たちの活躍を、
教育現場の先生方、数多くの子どもたちとの間に結びつけ、
たくさん活用してもらうことかもしれません。
そのことで、多くの人たちの心に「何か」が刻み込まれることかもしれません。

小杉先生、これからもしっかり見守っていてくださいね。
心よりご冥福をお祈りいたします。

                              (宇宙教育センター きし)

 <関連リンク>

   ★「見えない宇宙を見てやろう」(JAXA’s 009号特集記事)
   ★特集 太陽観測衛星 ひので(SOLAR-B) 
   ★宇宙科学研究本部「ひので」サイト 
   ★「ひので」がとらえた水星の太陽面通過 
   ★「ひので」が撮影した太陽活動周期
   ★JAXAキッズ 週間スペースニュース 11月30日号:「濃すぎ」な衛星からの贈り物
   ★鹿児島県肝付町立 内之浦小学校の授業プログラム
   ★鹿児島県肝付町立 岸良小学校の授業プログラム


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    上の画像は、「ひので」の可視光望遠鏡が世界で初めて観測に成功した
    黒点周囲のダイナミックな噴出現象です。(資料提供:国立天文台/JAXA)

2006年05月24日

思い出の喫茶店

先日、打合せで外勤した帰り道、とある喫茶店に連れていってもらいました。

そこは、かつて的川先生が学生時代にアポロの月面着陸を見て

非常に衝撃を受け、「いつの日か日本も絶対月に人を送るぞ!」と

心に誓ったという思い出の喫茶店でした。

 

「僕はね、喫茶店のテレビでアポロの月面着陸を見て衝撃を受けたんだよ」

と、的川先生が話されるのを何度か聞いたことはあったものの、

まさかその喫茶店がまだあるなんて思ってもみなかったので、

ちょっと感動しながら、中に入りました。

 

もう50年も続いているとかで、道行く人々の喧騒を感じさせない、

とても落ち着いた雰囲気のお店でした。

 

その当時、的川青年は一体どの席に座り、 どんな思いでその映像を

見たのかなあ、と周りの席を見渡していると、なんだか当時の先生に

ふっと会えそうな、そんな気分になりました。

と、ちょっと感傷的になったのですが、

その日は打合せや急ぎの資料作りなどが重なり、結局お昼ごはんを

食べ損ねて外勤に出ていたので、19時過ぎにようやくコーヒーと

一緒にトーストにありつけた私。

「そういえば、この店って確かパンはおいしかったはずだけど、どう?」

と感想を聞かれ、「今は何を食べてもおいしいですっ!」と即答し、

またぱくぱくと食べ続けてしまいました。

「そりゃそうやな」と、思いっきり失笑されたのは言うまでもありません(^^;)

 

後日、的川先生に聞いたところによると、

その当時の先生は、テニスも全日本チャンピオンをめざして

鍛錬していた頃で、アポロのニュースには衝撃を受けたけれども、

翌年に日本初の人工衛星「おおすみ」の打上げが成功して、

とても嬉しかったそうです。

体型はともかく(!)、瞳の輝きは今も当時も変わらないのでしょうね。

あの柔和な笑顔に加えてテニスが上手なんて、

きっとモテたんだろうなぁ。(と勝手に推測)

 

またいつか、今度はぜひ的川先生と一緒に行ってみたいと思います。