おいしい宇宙を召し上がれ♪ 宇宙教育センタースタッフブログへようこそ!
未来を担う子どもたちのため、全国各地を日々飛び回る宇宙教育センターの活動風景や雑感をお届けします。 おいしい宇宙って


2009年04月17日

日帰り

こんばんはー、中村です。
 
突然ですが、この写真何でしょう。
 

 
答えは、LED照明なんですが、最新鋭の新幹線、N700系のトイレの中にある照明です。
気づいて思わず撮ってみました。
 
ちょっと前までは(今も言っていますが)、「白熱電球を電球型蛍光灯に」なんて聞いたことがあると思います。理由は、蛍光灯の方がずいぶんと消費電力が少なく、エコだからです。
 
この話、「だったら、蛍光灯にしよう」と簡単に思いがちですが、そんなに簡単にいかない理由もいくつかあります。たとえば、光り方の問題。どちらかだけを見ていると差がわかりづらいのですが、並べてみると「なるほど」と思います。照らされている物の見え方も色の発色もずいぶん違うことに気づくはずです。
 
最近では、そんな蛍光灯からLEDやELといった素子を使った照明が、さらに消費電力がなくエコだということで、普及の兆しを見せています。
 
光(可視光)、というものは、ずいぶん奥深く、人間の生活になくてはならないものですが、照明から学ぶ光というのも面白いかもしれません。
さらには、眼に見えない光(電磁波)まで範囲を広げると、さらに面白いものです。
 
さて、そんな話はさておいて、なぜ新幹線に乗ったのかというと、和歌山大学まで日帰りで行っていました。
 

▲ クリエのエントランスには、いきなりハイブリッドロケットとランチャーが
  ソーラーカーとともに看板活動なんだそうです
 
用務は第2回の缶サット甲子園に向けた打合せと、和歌山大学と何かできないかというブレスト的なものです。
大学内のクリエというところで、ロケットやソーラーカー開発など創造的な活動を行っていますが、現場はかなり「現場」な感じで、いろいろな工作などができるように設備も大変充実していました。
 
缶サットも和歌山大との関係も、まだまだ乗り越えるべき検討課題がありますが、一つ一つ解決して、宇宙教育をまた一歩前に進められたらと思います。


▲ 第1回 缶サット甲子園 ダイジェストビデオ
(和歌山大学 クリエ 映像チーム制作)
 
 
第1回 缶サッ甲子園 活動報告はこちら

2008年12月07日

缶サット甲子園2008結果
-第2回理工系教育シンポジウムにて-

こんばんはー、中村です。
 
気温はずいぶん低かったですが、快晴のもと、東大を会場に第2回の理工系教育シンポジウムを開催しました。
 
 

▲ 会場となった東大の武田先端知ビル 
 
 
理工系教育シンポジウムは、宇宙教育協定を締結している秋田大学他、宇宙教育センターもメンバーとなっている「理数が楽しくなる教育」実行委員会が開催しているシンポジウムで、今回2回目。
今年の5月に開催された前回の第1回目では、実行委員会自体の趣旨でもある、子どもの理科離れ、理工系教育の未来について、有識者の方々にご登壇いただき考えるというシンポジウムでしたが、その第1回のときに、夏に開催する缶サット甲子園のことについても会場でアナウンスしていました。
 
その後も、宣伝や講習会などを行って、結果、
早稲田学院高等学校
慶應義塾高等学校
東京工業大学附属科学技術高等学校
桐朋中学・高等学校
群馬県立桐生高等学校
和歌山県立桐蔭高等学校
和歌山県立海南高等学校
佐賀県立武雄高等学校
の8校からのエントリーがあり、秋田県能代市での大会本番となったわけです。
 
 

▲ 缶サット
 
 
今回の第2回目では、その夏の大会の結果報告が各校の高校生たちから行われました。
缶サット甲子園の醍醐味は、「マニュアルの無いものづくり」ということにあると思います。
高校生たちは、高校の担当の先生をはじめ、各地の支援大学の学生・院生などからのサポートはあるものの、高校生たちでプロジェクトチームをつくり、缶サットの製作に取り組みました。「プロジェクトマネージメント」もこのプログラムの重要なキーワードです。
 
高校生たちの準備〜本番〜結果を受けての生々しい発表は、どの高校のものも大変興味深く、創意工夫が見られました。
たとえば、缶サット落下用のパラシュートの素材選びや製作過程での不具合とその改善への努力、キャリアに山から切り出した竹筒を加工して使っている学校もありました。既製品を流用したり、100円均一のお店で材料を探したり…。
 
 


▲ 高校生たちの講演のようす
 
 
実行委員会では、第2回目となる缶サット甲子園2009を来夏行うため、今後準備や宣伝を行っていく予定です。
今回よりエントリーの高校も倍以上になってほしいとか、高校生たちへの支援体制の充実も行っていかなければいけませんが、興味のある高校生のみなさんや、高校の先生方、是非第2回の大会にエントリーいただければと思います。
 
最後に、今回の大会の準備〜本番で撮影した映像を使って、和歌山大学学生自主創造科学センター(クリエ)で映像クリエイトを行っている学生さんのグループがプロモーションビデオをつくってくれましたので、大会結果の資料とともに掲載・配信します。缶サットや打上げるハイブリッドロケットについてや、大会の概要なども含まれていますので、見てみてください。
 
 

缶サット甲子園2008実施報告書 (pdf形式)