おいしい宇宙を召し上がれ♪ 宇宙教育センタースタッフブログへようこそ!
未来を担う子どもたちのため、全国各地を日々飛び回る宇宙教育センターの活動風景や雑感をお届けします。 おいしい宇宙って


2013年02月13日

SEEC 2013~終了報告~

こんにちは。石川です。
ただいま、日本の2月12日です。
米国の理科の先生をはじめ、日本、カナダ、欧州から計368人の教育関係者が参加したSEEC 2013が
終わりました。3日経ってしまいましたが報告です。

SEEC 2日目の2月8日は、朝8:00からJAXAの宇宙飛行士・古川聡さんの基調講演がありました。
宇宙から撮影したスプライト、宇宙飛行士の仕事や国際宇宙ステーション(ISS)、日本人宇宙飛行士
などについての、沢山の写真を使ったとてもわかりやすい説明で、参加した各国の先生方は熱心に、
そして楽しそうに聞いていました。

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その他、100以上ものセッション・ツアーが行われた中で、私たちが参加したセッションや2日目に
開催された夕食会の様子を少し紹介しますね。


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Mission(ミッション)Xという、健康社会の促進を目指して世界各国の宇宙機関が取り組むプログラムを体験中。
上の写真はクルー間のコミュニケーション力や緊急時の問題解決力を高めるためのプログラムを体験しているところです。 
参考: http://iss.jaxa.jp/med/missionx/

image004.jpgのサムネール画像  image005.jpgのサムネール画像
2日目の夜に開催された夕食会です。宇宙飛行士とエンジニアでバンドを結成し、素敵な演奏を聞かせてくれました。


さて、今回の私たちの一番の目的である発表の様子をご報告します。
SEEC最終日2月9日の朝一番目が私たちのセッションです。朝8:00から開始なので、7:00前に
ホテルロビーに集合し、会場に向かいました。
1時間の準備時間はあっという間に終わり、いよいよセッション開始です!


傘袋を使って作るロケットや薄い発泡スチロールのシートで作る凧、スポイトで作るロケットの3つを使ったそれぞれの教育活動を3人の先生が発表しました。

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先生方はちょっと不安と言っていた英語での発表ですが、3人とも2月5日の発表練習とは違い堂々たるもので、会場と一体感のある楽しい発表で、「すごいな」と本当に感心しました。SEEC 1~2日目でさまざまなセッションに参加した経験もしっかり生かされていたようでした。
そして、セッションに参加してくれた各国の先生たちも皆さんノリが良く、問いかけやジョークなどに応えてくれたり、笑ったりしてくれて発表しやすい雰囲気を作ってくれていました。参加者もセッションをより良くするための大切なメンバーであるのだと、改めて感じました。私もこれからこのような機会に参加する時は、盛り上げていくメンバーにならなければと思いました。

90分の発表は遅れて始まったにも関わらず時間内に無事終了し、参加者の方からいただいたアンケートでは「excellent」(とても良かった)をたくさんいただきました。
私たちのSEEC 2013は無事、終了です!!

今回のSEEC 2013への参加を振り返って思ったことは、皆がそれぞれ持っている活動経験を共有する場が重要であることと、そのような機会には例え言語が違っても果敢に挑戦することが大事であるということです。普段決して会うことのない遠く離れた先生たちが集まり交流し、さらなる発展と広がりをつくることはとても素敵だと思いました。帰国の時、参加した先生方も「色々なことが体験できて本当に良かった。この感動を子どもたちや周りの先生にぜひ伝えたい!」と話していました。
日本からより多くの先生方に参加していただきたいです。

少し長くなりましたが、これでSEEC 2013の参加報告を終わります。
来年もSEECは開催される予定で、宇宙教育センターも発表希望者を公募して発表のサポートをする予定ですので、
是非、興味ある先生方はチャレンジして下さいね。

では、また!

2013年02月08日

SEEC2013~ついに始まり! 1日目~

こんにちは。石川です。
ただいまのヒューストンは、2月7日の夜です。

今日はついにSEECが始まりました。
朝7:30から初参加者向けのオリエンテーションがあり、続けて宇宙飛行士の基調講演が続きます。
今日は話してくださったのは、NASAの宇宙飛行士であるLee Morinさんでした。
Morinさんは国際宇宙ステーション(ISS)の組み立てなどに携わった方で、船外活動なんかも行ってます。
いろいろしてくれた話の中で心に残ったのは、子どもたちが「○○になりたい!」と語った時に、
「あなたには無理よ」なんて言ってはいけません――と言っていたことです。
Morinさん自身は子どもの頃から宇宙飛行士になりたいと思い、その夢を叶えました。
だからこそ、夢を思い続け、それに向かって好きなことに取り組み続けることの大切さと可能性の
大きさを知っているんですね。

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大きなモニターで建設中のISSの画像など、すてきな写真をたくさん見せてくれました。


基調講演のあとは、さまざまなセッションが開催されます。セッションには、NASAの施設の中を
見せてくれるツアーや、先生たちによる独自の教育活動の発表などがあります。
私は、月などでの生活を模擬試験する居住施設の見学やISSと連絡を取り合う管制室の見学ツアー
などに参加しました。


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模擬試験用の居住施設はアリゾナの砂漠などに運んで実際に生活してみて、どのような機能が必要か
などを調べるそうです。


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ISSの宇宙飛行士はすでに就寝中だったのですが、管制室では多くのスタッフが働いていました。


あっという間にSEEC2013の1日目が終了です。
また、ご報告ができるよう頑張ります。


See You Next!

2013年02月07日

SEEC2013~現地校での教育活動を実践~

こんばんは。石川です。
ただいまのヒューストンは、2月6日の夜です。


今日は、ヒューストンにあるWard Elementary Schoolという学校に授業をするため行ってきました。
授業をしたのは、もちろん、SEEC2013で発表する3人の先生です。(私はお手伝いです)
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小雨が降る中、学校の玄関前でまずは記念撮影です。


学校には昼前に到着し、まずは校長先生や本日の案内役をしてくださる先生たちと挨拶です。
校長先生も他の先生もとても優しく、気さくな方々でした。
学校のこともたくさん話して下さり、学校の授業日数は187日であることや、日本にはない休暇
(クリスマス休暇など)があること、州のでカリキュラムなどが決められていることなどいろいろと
お話を聞けました。3人の先生たちは日本との違いや同じところなどを知り、とても興味深そうでした。

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挨拶とお話の後に学校見学をさせていただきました。
さまざまな学年の教室にお邪魔して授業風景を見せていただき、さらに給食まで御馳走になりました。

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私が食べた給食です。チキンナゲットやピクルスなど食べました。

給食のメニューはいくつかあり、プレートの上に自分の好きなものを選んでのせます。
ミルクも3種類あり、私はチョコ味を選んでみました。結構おいしかったです。
ランチは教室ではなく、広いランチルームで食べるのでいろんな学年の子供たちがいました。
皆、笑顔で迎えてくれ、「こんにちは」と話しかけてくれる子も!うれしかったです。


さて、給食を食べた後に少し学校見学をして、いよいよ授業です。
3人の先生たちは別々の学年を教えます。今回は幼稚園、小学校1年生と4年生です。
授業風景と教室の様子は下の写真でご覧ください!

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教室はとてもカラフルで、レイアウトも日本とはずいぶん違いました。
先生や子どもたちが作った飾りなどでデコレーションして、どの教室にも個性がありました。


ざて、授業の方はさすが3人とも先生です。慣れない英語の授業でも、子どもたちと接する時は
とても楽しそうで、うれしそうでした。
後で感想を聞いたところ、「日本の子どもたちとの反応や理解の違いが知れて良かった」
「もっと子どもたちと接する時間がほしかった」「文化が違う中でも子どもたちの反応には
同じ部分があり、親しみが持てた」など、とても良い経験になったようです。


明日はいよいよ、SEEC2013が始まります。
初日は朝7:30から初参加者用のオリエンテーションがあるので、そろそろ明日に備えて休みます。
では、また。

2013年02月06日

SEEC2013レポート ~発表に向けて~

はじめまして。昨年から宇宙教育センターで働いている石川です。
私は今、アメリカのテキサス州にあるヒューストンに来ています。
ヒューストンに来た目的は、もちろんお仕事!


ヒューストンにはNASAのジョンソン宇宙センターがあり、毎年こちらでは「宇宙を教育に利用するためのワークショップ」(SEEC:Space Exploration Education Conference)が開かれています。
このワークショップは『宇宙教育』に携わる学校の先生や大学などの教育関係者が全米から集まり、
他国からも参加者がやって来ます。今年は2013年2月7~9日の日程で開催され、今年で19回目となります。

宇宙教育センターはSEECで発表を希望する方を公募して、日本で宇宙を素材とした教育活動を行っている先生を派遣し、
発表のサポートなどを行っています。今年のSEEC2013では3人の先生が日頃の教育活動の成果を発表します。


その発表のため、私たちは2月3日からヒューストンに入って準備しています。3日は午後に着いたので、飛行機11時間の
長旅と時差15時間の違いに慣れるため3日はホテルで体をならし、4日から本格的に準備開始です。
発表で使う教材などの荷物はあらかじめJAXAのヒューストン駐在員事務所に送っていたので4日は早速荷ほどきし、
物品の確認や本番用のセッティングなどを行いました。

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ヒューストン駐在員事務所の入り口で記念にパチリ。


そして、本日5日はヒューストン駐在員事務所のスタッフにも参加してもらいながら、英語での発表練習です。
先生たちは慣れない英語での発表に緊張しながらも、今までの練習の成果を出し、迫る本番に向けて真剣に
取り組んでいました。練習に参加したJAXAスタッフも意見や改善策などを出し合い、より良い発表のために
一緒に考えました。


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練習の風景。
自分の発表だけではなく、お互いの発表内容を見ながら、発表の順番など、全体の流れなども考えます。


SEECでの発表は最終日の2月9日ですが、練習も兼ねて、明日は現地にある小学校で子供たち向けに
授業を行います。 その授業の様子はまた明日、報告しますね。

では、また明日~。