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古代エジプトの宇宙観 |
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古代中国の宇宙観 |
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古代インドの宇宙観 |
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大昔の人が思い描いた宇宙は、神話や遺跡などの中に見ることができます。
古代エジプトでは、「天空の神ヌートが大気の神シュウに支えられており、天は女神の美しい体、月や星はその腹や胸からつり下げられている。そこを太陽神ラーが船に乗ってめぐる」と考えられていました。
紀元前1世紀ころの中国では、卵の殻のような球形の世界の中に水に浮かぶ大地があって、太陽は球面の天と水の中を繰り返しめぐるという「渾天説(こんてんせつ)」が唱えられていました。
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| カンテラを運ぶチャンドラセカール(ジョージ・ガモフ『太陽と月と地球と』白揚社より) |
また古代インドでは、世界は巨大なヘビとカメによって支えられ、カメの上にはゾウが半球の大地を支えていて、大地の真ん中には、須弥山(しゅみせん)という高い山がそびえていると思われていたそうです。須弥山はヒマラヤを指すと考えられ、その南にある土地がインドというわけでしょう。太陽は、昼間は須弥山の南を回ってインドを照らし、夜にはその背後に隠れるのです。月はチャンドラセカールという夜の番人が運ぶカンテラで、彼が地球のほうにカンテラを向ければ満月になり、カンテラをよそに向ければ月が細くなってしまうというわけです。ビッグバン宇宙論で有名なジョージ・ガモフは著書『太陽と月と地球と』(白揚社)で、そのようすを描いています。
こうした宇宙観は、ギリシャのプトレマイオスの「天動説」という形に落ち着いていきました。地球が宇宙の中心にあって、太陽・月・惑星・恒星などはすべて地球のまわりを回っているというモデルです。これは、いわば簡単に模型を作れるような宇宙ですが、やがてコペルニクスの「地動説」がこれに取って代わり、ジョルダノ・ブルーノに至って、こうしたコペルニクス型の宇宙が無限にあるという考えに到達しました。そして17世紀のアイザック・ニュートンは、からっぽの空間に浮かぶ天体というイメージを科学的に描いてみせたのです。

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