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2008年5月25日   子ども宇宙サミット参加者子ども一同

子ども宇宙サミット~美しい星・地球をめざして~ 環境宣言および提言採択について

“子ども宇宙サミット~美しい星・地球をめざして~”において、国内外から参加した子どもたちによって、2日間にわたる議論が行われ、下記のとおり環境宣言および提言が採択されましたので、お知らせいたします。

採択された環境宣言および提言は、今夏開催予定の北海道洞爺湖サミットに届けられる予定です。

-日本語-

わたしたちの願い
(苫小牧・子ども宇宙サミット環境宣言)


「美しい星・地球。わたしたちは、いのちあるこの星を守りたい。 宇宙から眺めると、地球は、わたしたちの唯一のふるさと。大切にしたい」

この思いから、わたしたちは、日本各地とアジア太平洋地域から北海道苫小牧市に集まり、2008年5月24日から25日の二日間にわたり議論を行いました。わたしたち、サミット参加者29名は、自らの決意を確認し、洞爺湖G8サミットと地球の仲間に向けて次の提言を行います。

美しい星・地球をめざして、わたしたちはこの宣言を行い、これからも宇宙と環境を考え、子どもとしてできる活動を続けていきます。



2008年5月25日
子ども宇宙サミット参加者一同



私たちの提言

1. 私たちは、私たちの住む世界のさまざまな地域の状態を発表しあい、私たちの周りでどのような問題が起きているのかを把握し確認しました。
私たちは、集まった仲間たちから報告されたツバルが沈みつつあること、オーストラリアの干ばつやサンゴ礁の白化、沖縄での台風の被害など、地球的規模で温暖化が進行していることを実感しました。現在の科学技術を駆使して宇宙から見た地球は、非常に美しく、かけがえのない地球であることを確認できましたが、一方で環境が広い範囲で破壊されていることも具体的にわかりました。 にもかかわらず、日常生活ではそれを実感することができない場合もあります。危機が迫っていることを感じるためには、宇宙からの視点で世界各国の環境を見守り、地球環境の実情をもっとよく知ることがますます重要になります。

2. つぎに、この実態から私たちの地球を守るために、私たち自身が具体的に何をすべきかについて話し合いました。
おじいちゃん、おばあちゃんの住んでいた時代のような汚れる前の地球へ戻したい。先人の知恵を生かして伝統的なライフスタイルに戻すために、ぜいたくをしないことをもちろん、日常生活でエコバッグを使ったり、電気や水の無駄遣いをなくしたりすることはすぐにできます。また、人間だけでなく地球全体を考えた科学技術を発展させることによって、太陽光などの代替エネルギーを利用し、自然とのバランスがとれた生活ができます。
人間が破壊した地球は、人間により治すことができるはずです。

3. しかし子供だけでできることは限られています。G8サミットに集まった国々がイニシャティヴをとって、世界中の国々の政府に対し、以下のことをよびかけてほしいと思います。
・ 世界中で協力して環境問題に立ち向かうことをお願いします。
・ 世界各国で環境問題に取り組みやすい仕組みを整備してください。
・ 世界の各国が協力した地球環境を守ることを目的とした宇宙ステーションの建設を進めてください。
・ 日本の生活スタイルに、「もったいない」(Shame to Waste)があります。これを世界中が共通して使える言葉として広めてください。
・ 国により生活スタイルやレベルが違いますから、G8の国は他の国にも気を遣ってください。

私たち子どもは、地球環境問題を解決するために役立つことをしていきます。大人も地球全体のことを考えて、かけがえのない美しい地球を守るように行動してください。

-English-

Our Hopes (Environmental Declaration of the Tomakomai Children’s Space Summit)

“Beautiful Planet Earth. We want to protect this living planet. The Earth is our only home in Space. It is so precious.”

On the basis of this belief, we gathered together in Tomakomai, Hokkaido as representatives from various places in Japan and the Asia Pacific region. We met and had discussions for 2 days on May 24-25, 2008. We, the 29 participants of this Summit, hereby confirm our resolution and submit the following recommendations to the Toyako G8 Summit as well as our friends around the world .

With the goal of achieving the Beautiful Planet Earth, we commit to continuing to keep Space and the environment in mind as we continue activities that we as children can perform.



May 25, 2008
Summit members



Recommendation from the Children’s Space Summit May 25, 2008

1. We discussed the status of each of our areas of the world. We got a grasp of and confirmed what exactly has been happening around us.
We truly felt the progression of Global Warming through the examples of sinking Tuvalu, drought in Australia, the bleaching of coral reefs, and the damage from typhoons in Okinawa that were reported by our colleagues.
The Earth we see from the space through fully utilized science and technology is beautiful. We confirmed that it is second to none – not renewable. We also realized that the environment is gradually being destroyed in large area in concrete terms.
Despite this, we often do not have a sense of it in our daily lives. So, it has become increasingly important to observe the environment of countries around the world from space and learn about the Earth’s environmental status.

2. Following this, we discussed what each of us should do to protect the Earth in concrete terms.
We would like the Earth to return to the status it was in during our grandparents’ time. We can easily take steps such as using “eco bags” and turning off electricity, as well as utilizing our ancestors’ wisdom to return to a life with traditions. In addition, we can live a life more in balance with nature by utilizing alternative energy such as sun light and developing science and technology that has consideration for not only humans but also for the entire Earth. The Earth, which humans have damaged, should be restored by humans.

3. However, there is a limit to what we children are able to do. We desire that the G8 take initiatives to call for action by all governments of the world.
We want the countries of the world to:
・ Deal with environmental issues through collaboration.
・ Organize a system that to make it easier for each country to deal with environmental issues.
・ Implement a Space Station for the protection of the Earth through global collaboration.
・ There is a word “Mottainai” (Shame to Waste) in Japan.
Please spread this word to the world as a common concept.
・ G8 countries should think about the situations of other countries since each country has different styles and levels of life.

We, children, will do what we can for our part, so we want adults to think about the Earth in order to preserve this beautiful non-renewable Earth.

-(参考)子ども宇宙サミット~美しい星・地球をめざして~-

宇宙から見た地球環境をテーマに、国内外から選考された次世代を担う子どもたちの目線で、「かけがえない美しい星・地球」に暮らす命の大切さや身近な環境問題、そして地球の未来について意見を交わし、北海道洞爺湖サミット(本年7月開催)に向けた提言文を取り纏め、日本・北海道から国内外に向け、広くメッセージを伝えていくことを目的としています。
期間中は、海外5カ国含む国内外の子どもたちによる5分科会形式でのディスカッション、交流のほか、宇宙・環境教育及び地球観測データ利用分野の第一人者による講演、アマチュア無線やインターネット回線を活用した意見交換、自然環境映画「アース(earth)」及び銀河鉄道999 3Dアニメの上映、宇宙環境を利用した新しい事業・試みの発表、宇宙実験教室やミール(旧ソ連の宇宙ステーション)特別公開など他イベント・事業が行われました。

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