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今月の読み物

日本時間の9月6日から11日にかけて、太陽の表面で大きな爆発が相次ぎました。いわゆる「太陽フレア」です。特に9月6日のフレアは大きく11年ぶりの規模となりました。大規模なフレアが起きると、地球の磁気圏が大きな影響を受けます。目に見える影響としては、オーロラの活動が活発化します。今回も極地を初めとして高緯度地域で美しいオーロラが見られたようです。

ただ、太陽フレアは楽しいことばかりではありません。大規模な太陽フレアは、時に大規模な停電を引き起こしたり、人工衛星に影響を及ぼしたりします。幸いなことに今回は大きな被害はなかったようです。

この大規模な太陽フレアをJAXAの太陽観測衛星「ひので」が捉えました。これは、事前にこの領域の活動が活発になっていたことから、集中的に観測し、太陽フレアの発生から収束までを捉えたもの。今後、太陽フレアの発生を事前に予測する意味でも貴重なデータとなっています。

JAXA:「ひので」による大規模太陽フレアを起こした活動領域の観測について

また、この太陽フレアによって引き起こされた地球磁気圏の乱れ"宇宙嵐"をジオスペース探査衛星「あらせ」が捉えています。こちらも宇宙嵐の発生から収束までを磁気圏内部から捉えた貴重なデータが得られています。

「あらせ」による大規模太陽フレアに伴って発生した宇宙嵐の観測について

今回の「ひので」と「あらせ」の太陽フレアの観測は、太陽フレアの発生とそれによる地球磁気圏の乱れという一連の現象を立体的に捉えたものと言えるかもしれません。これらのデータの解析はまだこれからですが、こうした現象のメカニズムが明らかになることで、太陽フレアの発生とその影響を事前に予報する「宇宙天気予報」をより精度の高いものにすることに貢献するかもしれません。
みなさんも「地球人」として、宇宙での出来事に注目してみませんか?

お知らせ

参加者募集中のイベント等

■【再掲】SPACE MEETS YOKOHAMA~きぼう、その先へ~
10月26日にパシフィコ横浜で行われるイベントにJAXA宇宙飛行士 油井亀美也、大西卓哉らが出演します。SPACE MEETS YOKOHAMAは、国際宇宙ステーション(ISS)と「きぼう」日本実験棟の成果や将来展望を語りつくす一大イベント。さらに12月からのISS長期滞在に向けて訓練中のJAXA宇宙飛行士 金井宣茂もドイツから帰国し生出演します!

開催日:10月26日(木)
会 場:パシフィコ横浜 国立大ホール
公式ホームページ

■宇宙教育指導者(SEL)セミナー順次開催!
現在、3会場の参加者を募集中です。

【10月20日(金) 宇宙教育指導者セミナー 名古屋会場】
宇宙教育に初めて触れる方々が対象です。宇宙教育についての簡単な講話の他、身近にある素材を使った工作実験などを通して、様々な視点から物事を捉えるためのアイディアを参加者と一緒に学びます。

【10月21日(土) 宇宙教育コミュニケーションセミナー 奈良会場】
様々な分野の教育活動に参画している(してみたい)方々が出会い、多様な考え方や経験の共有を通じて、新しいネットワークをつくるきっかけの場を提供します。

【10月29日(日) YACセミナー/宇宙教育指導者セミナー 焼津会場】
本セミナーは(公財)日本宇宙少年団が実施する宇宙教育活動の実践的セミナーです。「水ロケットの工作を通した子ども理解・安全教育を考える」「宇宙教育教材の活用」についての紹介と実習を行います。

※いずれの会場も、高校生を除く18歳以上の方が対象です。

詳細は以下のURLをご覧ください。
宇宙教育指導者セミナー開催予定会場

新規刊行物、Web更新情報

■宇宙(そら)のとびら第41号を発行
宇宙教育情報誌「宇宙のとびら」第41号を9月29日に発行しました。
PDFデータをWebサイトで公開中です。

Quale of Qualia (編集後記)

季節はいよいよ秋。夜空を見上げるのによい季節となりました。これから冬にかけて毎月のように流星群が見ごろとなります。今年は月明りに邪魔されず見やすい流星群が多いので、ぜひ暖かくして広い場所で夜空を眺めてみましょう。

オリオン座流星群 (10月10日~11月5日頃)極大10月21日
しし座流星群 (11月5日~11月25日頃)極大11月18日
ふたご座流星群 (12月5日~12月20日頃)極大12月14日

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