宇宙de春休み いっしょにチャレンジ!~休校中におすすめのすごし方~

長い春休み、みなさん、何をしてすごしていますか?         
この時間を利用して、いっしょにチャレンジしてみよう!       
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    春休みのおすすめ本

    宇宙教育センターの各職員から、春休みにぴったりのとっておきおすすめ本を紹介します。

     ※図書館閉館で借りられない場合もあるかもしれませんが、春休みの読書の参考にしてみてください!
      まずは近くの図書館の状況をお調べください。


     【ツイッター】☆*:.。春休みおすすめ本☆*:.。


    №1 『夏への扉』
       『月は無慈悲な夜の女王』

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    【宇宙教育センター長 佐々木 薫】

    50年後の未来ってどうなっていると思いますか?
    R. ハインラインの『夏への扉』——この小説は1956年に45年後の世界を想像して書かれたSF(科学小説)ですが、今の現実世界と比べて物や人の考えがどうなのかという見方でも面白いと思います。主人公の飼い猫の存在がポイント!

    同じくハインラインの『月は無慈悲な夜の女王』は、ガンダムの裏ネタといわれている作品です。
    登場人物の描き方がとても素晴らしい。長いですがこの機会にチャレンジしては?

    対 象:中学生以上

    ★著者のHP(英語サイト):https://www.heinleinprize.com/

    『夏への扉』
    著 者:ロバート・A. ハインライン
    出版社:早川書房

    『月は無慈悲な夜の女王』
    著 者:ロバート・A. ハインライン
    出版社:早川書房

    №2 『水おとこのいるところ』

    【学校教育支援 西 里子】

    私のおすすめ本は、『水おとこのいるところ』(岩﨑書店)。
    水おとこ。本当にいたらかなり怖い気もしますが、この本を読んだらきっと「コルティチェッラ」を地図で探したくなるはず!?
    ちなみに私もGoogleMapで妄想旅行しました。
    絵の水色が美しい一冊です。

    対 象:幼児・小学生以上

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    『水おとこのいるところ』
    著 者:イーヴォ・ロザーティ 作
        ガブリエル・パチェコ 絵
        田中桂子 訳
    出版社:岩﨑書店

    №3 『独楽の科学 回転する物体はなぜ倒れないのか?』

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    【学校教育支援 鈴木 圭子】

    実は私たちの住んでいる地球も巨大なコマ、そんなコマのひみつがぎっしりの本です。
    難しいところはとばして読んでも大丈夫。
    CDコマの作り方も載っています。

    対 象:小学校高学年以上

    『独楽の科学
    回転する物体はなぜ倒れないのか?』
    著 者:山崎詩郎
    出版社:講談社(ブルーバックス)

    №4 『イルカの星(ほし)/Planet of Dolphins

    【国際チーム 細畠 実佳】

    美しいターコイズブルーに癒されます。
    イルカに導かれて深く深く海に潜り、自分の心と繋がった時に感じるものは……
    イルカを通して伝えられる海や地球からのメッセージが日本語と英語で併記されていて、それぞれの言葉のシンプルかつ深い表現も印象的な絵本です。

    対 象:子供から大人まで

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    『イルカの星(ほし)/Planet of Dolphins
    文・絵:葉 祥明
    出版社:佼成出版社

    №5 『宇宙 そのひろがりをしろう』

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    【国際チーム 伊藤 祥子】

    蚤の小さな一歩から宇宙の果てまで続く、壮大な絵本です。
    作者の加古里子(かこさとし)先生が一つ一つていねいに調べつくした内容が詰まっています。
    子供から大人まで楽しめます。

    対 象:小学校低学年から大人まで

    『宇宙 そのひろがりをしろう』
    作・絵:加古里子(かこさとし)
    出版社:福音館書店

    №6 『子どもが体験するべき50の危険なこと』

    【国際チーム 辻 政信】

    この本の50個の例の中で、JAXA宇宙教育センターが教材としてやっているものがあります。
    例えば
    「24: 空飛ぶマシンを作ろう
       ヘアードライヤーで気球を飛ばす」
    ポリエチレン袋の気球を飛ばす時には、ヘアードライヤーで火傷(やけど)しないように気をつけてくださいね。
    でも、小さな火傷なら良い経験になるでしょう。
    本物の熱気球では、大きなプロパンガスバーナーで温めた空気を気球の中に送りこみます。
    気球の中の暖かい空気は外側の冷たい空気よりも軽いので、空を飛ぶことができるのです。
    自分で実験して、自由を感じましょう。

    対 象:小学生以上

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    『子どもが体験するべき50の危険なこと』
    著 者:Gever Tulley, Julie Spiegler  
    出版社:オライリージャパン

    №7 『いのちのまつり ヌチヌグスージ』

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    【計画マネージャ 渡戸 満】

    ヌチヌグスージというのは沖縄の方言で「いのちの祭り」という意味だそうです。
    この本にはおもしろい工夫があって、おとうさん、おかあさんはもちろん、とてもたくさんの人(いのち)がつながって、今ここに自分がいるんだ、ということが伝わってきます。

    対 象:子供から大人まで

    『いのちのまつり ヌチヌグスージ』
     作 :草場一壽
     絵 :平安座資尚
    出版社:サンマーク出版

    №8 『みんな、星のかけらから』

    【学校教育支援 野村 健太】

    いつも注目されるのはお姉ちゃん。
    何をやるにもお姉ちゃんと比べてしまう私。
    私もお姉ちゃんのように輝きたい。
    でも、無理かな。できないよね。
    その時、おじいちゃんが宇宙の始まりを私に話し始めます。
    一人一人が違う輝きをもっている。
    自分はどんな輝きをもっているんだろう。
    私の心に、読んでいるみなさんの心に、きらめきを与える!そんな絵本です。

    対 象:4歳以上

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    『みんな、星のかけらから』
     文 :ジーン・ウイリス
     絵 :ブライオニー・メイ・スミス
     訳 :石井睦美
    出版社:フレーベル館

    №9 『人工衛星の“なぜ”を科学する』
       『人工衛星のひみつ』

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    【庶務担当 大信田 周知】

    NEC「人工衛星」プロジェクトチームによる『人工衛星の“なぜ”を科学する』。
    誰がどうやって作っているの?
    飛び続けるエネルギーは何?
    人工衛星の中には何が入っているの?
    などなど、人工衛星の“なぜ”が解き明かされた本です。

    また『人工衛星のひみつ』は、三菱電機の全面協力により作られた本です。
    マンガ形式で、人工衛星のことが分かりやすく説明されています。 全国の小学校、公立図書館に届けられました。
    詳しくはこちら↓↓↓
    http://www.mitsubishielectric.co.jp/society/space/himitsu/

    実際に人工衛星を開発している人の「声」がきこえる本。 この機会にぜひ、読んでみてください。

    対 象:『人工衛星の“なぜ”を科学する』一般書
        『人工衛星のひみつ』小学生以上

    『人工衛星の“なぜ”を科学する』
    著 者:NEC「人工衛星」プロジェクトチ
        ーム
    出版社:アーク出版

    『人工衛星のひみつ』(非売品)
    著 者:出口由美子
    イラスト:入澤宣幸
    (学研パブリッシング×三菱電機)

    №10 『スタンリーとちいさな火星人』

    【学校教育支援 野村 健太】

    お母さんは泊りがけで仕事。スタンリーは火星へ旅に出ます。
    代わりにやってきたのはスタンリーそっくりな火星人。
    スタンリーそっくりな火星人と家族はお母さんのいない日々をどのように過ごしていくのか?!
    課題を乗り越えるための工夫とスタンリーを温かく見守る家族の愛情がつまった絵本です。

    対 象:小学生低学年以上

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    『スタンリーとちいさな火星人』
     作 :サイモン・ジェームズ
     訳 :千葉 茂樹
    出版社:あすなろ書房

    №11 『世界でいちばん素敵な宇宙の教室』

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    【国際チーム 伊藤 祥子】

    早朝、人気のないの森の中、おすすめ本とともに自撮り撮影をしてきた国際活動担当の伊藤です。
    宇宙のさまざまな疑問に可能な限り短く簡潔な文章で答えてくれる書き手の優しさを感じます。仕事や勉強に疲れた時、この本をめくって宇宙の美しい写真に癒されることもあります。
    長い文章を読むのが苦手な方にもおすすめです。

    対 象:小学校高学年以上

    『世界でいちばん素敵な宇宙の教室』
    監 修:多摩六都科学館天文グループ
    出版社:株式会社三才ブックス