宇宙を活用した教育実践例

YAC/JAXAの宇宙教育テレビ視聴を用いた、金星探査機「あかつき」応援特設授業

大分県・別府市立境川小学校(2)

  • 小学生
  • 学校教育

概要

大分県・別府市立境川小学校(2)
小学5年生
30名
平成22年12月7日
YAC/JAXAの宇宙教育テレビ視聴を用いた、金星探査機「あかつき」応援特設授業
金星探査機の金星周回軌道投入日に、宇宙教育テレビを利用して、リアルタイムで金星についてのあらましや、探査機「あかつき」を応援することで、子どもたちにとって宇宙が身近であると感じることを体験する学習。
習得させる学習内容として
宇宙教育テレビを用いて、宇宙の今を体験させる学習
自分たちが宇宙の今に参加しているという知的好奇心と,気分の高揚を学級に感じました。食い入るように画面に視線を送ったり,画面に手を振ったりする児童の姿がありました。2名の児童がインタビューされました。意欲はあるものの,自分の気持ちをうまく表現できなかった男児は「あぁ,すらすらとお話することができなかった」と言っていましたが,周囲の児童が「生放送に出演すること,それだけでもすごい!」とフォローしていました。

授業・活動後の先生のご感想、ご要望など

  • 視聴者が非常に多かったのでしょう、インターネット回線がうまく接続できず、スムーズな番組視聴はできなかったのですが、宇宙教育テレビの生放送中、児童に直接電話取材を行ったことで児童は自分たちが宇宙の今を体験しすることができたと感じました。
    教師が「あかつき」の金星軌道投入が失敗に終わったと児童に伝えたところ、言葉は発しなかったもののショックな表情をしていた。多くの人が見守ってきたプロジェクトが成功しなかったという現実を受け入れ今後の方向をさぐる姿勢の大切さを、人生において困難に遭遇した場合、困難に立ち向かうことが大人になることであると、「あかつき」のミッションを通じて多感な時期の小学校5年生に語り、成長を願いたいと思います。

授業の様子

授業の様子1
授業の様子2
授業の様子3
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