教員研修

平成20年度 教員研修テーマ『実験実習講座(1)』

石川県・小松市教育センター

概要

全研修を通した趣旨

市内小・中・高等学校教職員の実験・実習の技能の向上や教材作成・授業デザインの具体例を提示する。

対象

市内小学校教員7名、市内中学校教員6名、教育センター職員3名

期間

平成20年8月7日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
2
120分
講義
16名
「宇宙を教育に活用する意義」(20分)
講師:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)
講義
「宇宙の素材(画像・映像)の紹介」(20分)
※月・太陽系生成等に関するDVD鑑賞を含む
講師:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)
講義・演習
「月と地球、そして太陽系の惑星たち」(75分)
指導:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)
講義
「宇宙教育センター・実践事例等の紹介」(5分)
指導:宮原 有香
(JAXA宇宙教育センター 主査)
支援:宮原 有香

石川県・小松市教育センター

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月7日
合計時間
120分
参加数
16名

<今回の研修の指導目標>
市内小・中・高等学校教職員の実験・実習の技能の向上や教材作成・授業デザインの具体例を提示する。特に今回は、新学習指導要領で導入される「月、太陽系の惑星」を中心とした天体分野において、理論上の知識だけでなく実感を伴った知識の獲得ができるような授業展開・教材の工夫について研修する。

時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(40分)
「宇宙を教育に活用する意義」

宇宙の素材(画像・映像)の紹介
実習
(75分)
「月と宇宙、そして太陽系の惑星達」
その他
(5分)
宇宙教育センター・実践事業事例等の紹介

授業の感想・メモ

    <受講者の感想より>
     (小松市教育センターに提出された感想の中から抽出:5/16)

  • 新学習指導要領より「月」の分野が新しく導入されるということで、今回の講義を受講できてよかった。月は毎日実際に子ども達が目にできるもので、興味を持ち学習しやすい分野だと考えられるので、個の興味関心に応じた授業を展開していきたい。
  • 地球の大きさや月までの距離を知識として知っていても、縮小して模型にすることで実感できることが改めてわかった。教室の中で地球と月、体育館で太陽系を実感させたいと思った。
  • 地球と月の模型を作っての演習や太陽系の惑星の距離を縮尺を使っての体験など楽しく学習できました。インターネット等による検索もいろいろ紹介していただき、大変参考になりました。
  • 9月から4年生の教材で「月と星」に入るので、今回の研修内容を振り返りながら、導入や意欲づけに大いに活用していきたいと思う。
  • 宇宙と地球に関する学習は、子ども達にとって非常に興味・関心があるものだ。しかし、実際の大きさ・広がりを指導することは、なかなか大変である。縮尺モデルは、なんとなくわかっていたつもりの内容が、実際に大きさや距離を認識することができ、驚きがあった。ありがとうございました。

石川県・小松市教育センター

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