教員研修

平成21年度 授業力を高める観察・実験研修会テーマ『理科教師の「授業力(地学分野)」を高めよう』

埼玉県・埼玉県立総合教育センター

概要

全研修を通した趣旨

PISA調査や本県(埼玉県)の学習状況調査の結果から、「分かりやすく、おもしろい授業」「思考力・表現力を高める授業」を実践できる指導力に優れた教師を育成することが喫緊の課題である。
本研修会では、先端科学の研究や充実した理科教育に取り組んでいる埼玉大学、JAXA宇宙教育センター及び産業技術情報研究所と連携して研修を実施し、理科教師の「授業力(地学分野)」を高めることをねらいとする。

対象

県内中学校・高等学校理科教職員及び小学校・特別支援学校教員 35名

期間

平成21年8月5日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
01
120分
講義・実習
35名
太陽系モデル等を用いた実習と体験活動
・太陽系モデルを製作し、太陽系の大きさを体感する体験活動を行う。また、太陽系の大きさや惑星の大きさ、惑星までの距離、公転・自転周期などについて考察
実験
状態変化の観察
・水の状態変化を観察し、地球の環境と関連させて考察
講義
『宇宙の不思議~ガリレオから400年~』
講師:平林 久
(JAXA名誉教授)
支援:宮原 有香・藤沢 宏美

埼玉県・埼玉県立総合教育センター

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月5日
合計時間
120分
参加数
35名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義・実習
(120分)
・太陽系モデルを製作し、太陽系の大きさを体感する体験活動を行う。また、太陽系の大きさや惑星の大きさ、惑星までの距離、公転・自転周期などについて、考察する。
・惑星の大きさや惑星までの距離の比較がモデルで立体的・視覚的に確認できたので、とても分かりやすかった。ぜひ、授業で活用したい。

・水の状態変化の実験は、今まで知らなかった新たな方法でダイナミックな反応があり、面白いと感じた。生徒にとっても驚きや発見のある実験になると思った。
講義
(80分)
・天文学の歴史的発見・経緯や最新の惑星探査の結果などに基づき、幅広い観点から、太陽系、銀河系、さらに深遠な宇宙について学び、考察する。
・難しい内容を分かりやすく話していただき、あらためて宇宙への興味が湧いた。講師の宇宙に対する熱意が伝わってきた。

・ガリレオ・ニュートン・アインシュタインと有名な科学者の話から始まり、宇宙の不思議を丁寧にわかりやすく解説していただいた。星の一生、宇宙の成り立ち、そこに存在すする私たちについて、思いを馳せる講義になった。宇宙は神秘的であると感じました。

埼玉県・埼玉県立総合教育センター

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