教員研修

平成22年度(2010年度) 第21回 教育シンポジウムテーマ『育てよう 科学する力 ~宇宙に関わる指導事例などの理解~』

兵庫県・宝塚市教育委員会

概要

全研修を通した趣旨

宇宙科学は人類や宇宙の起源を問う永遠のテーマであり、教育活動にも最高の題材の一つである。
今回の研修では、最新の研究成果や高度な科学技術情報について触れたり、児童が知的好奇心を抱いて意欲的に学習に取り組むことのできる教材や指導方法を学ぶ機会とする。

対象

幼稚園・小学校・中学校教員、保護者、市民 102名 

期間

平成22年8月5日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
180分
講義
102名
宇宙の最新情報~金星探査機「あかつき」について~
講師:大月 祥子
(JAXA宇宙科学共通基礎研究系 宇宙航空研究員)
講義
新学習指導要領と宇宙教育の活用(スピンオフ、三浦折り、飛び出すだいち)
講師:中村 日出夫
(JAXA宇宙教育センター センター長)

兵庫県・宝塚市教育委員会

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月5日
合計時間
180分
参加数
102名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(75分)
宇宙の最新情報~金星探査機「あかつき」について~
・「金星」とはどんな星であるか
・「あかつき」の目的
・「あかつき」の仕組みと特徴
・映像を交えての講義であったことと、ポスターも掲示していたので、分かりやすい内容で、小さな子どもたちも参加して、興味深く聞いていた。
・専門的な分野の話であったが、分かりやすく新しい知識を得ることができてよかった。
・専門的な開発に携わった人々の苦労話が聞けてよかった。
・「宇宙」が身近なものに感じられた。
講義
(75分)
新学習指導要領と宇宙教育
・理科教育の課題について
・新学習指導要領のねらい
・宇宙開発と私たちの生活との関係。多くの身近なものに宇宙開発が活用されている。(三浦折、CCDカメラ、ファインセラミックなど)
・3Dめがねを使って、飛び出す大地を試写
・宇宙教育とは(高いところへ、時空を超えて、未知なるところへ)
・実験や3D画像など、体験型の講義であったので、時間があっという間に過ぎた印象であった。
・身近なところに宇宙開発が活用されていることを知り、大変関心をもって、聞いていた。
・3D写真の作成や三浦折りなど授業としてすぐに使えそうなものがあったので、工夫して取り入れていきたい。
・子どもたちが目を輝かせる授業のヒントがたくさんちりばめられていたので参考になった。

兵庫県・宝塚市教育委員会

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