教員研修

武蔵村山市小学校教育研究会理科部(2)(熱気球)テーマ『小学校4年生の理科教材について「物の温まり方と体積」』

東京都・武蔵村山市小学校教育研究会理科部

概要

全研修を通した趣旨

空気を暖めるとどのような現象が起こるかを、様々な実験を通して楽しく学ぶ、実践の紹介。

対象

武蔵村山市小学校教員 25名

期間

平成24年9月12日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
80分
講義
実技
演習
25名
・講義
講師:遠藤 純夫
(宇宙教育センター)
・実技 「理科室での熱気球簡易実験」「ロケットランチャーを使用した熱気球」
・その他「JAXAの資料の紹介」

東京都・武蔵村山市小学校教育研究会理科部(2)

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
9月12日
合計時間
80分
参加数
25名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(20分)
〇JAXA、教育センターの概要、紹介

〇4年生「物の体積と温度」に関連した、
授業教材の紹介。

〇熱気球の原理
・JAXAの教育センターが学校に向けて、多様なプログラムや教材、教具の提供をしていることを知った。特に、「宇宙の学校」は興味深かった。
・空気は身の回りにあるものだが、実際に目に見えることが出来ない。その空気を閉じ込めることにより、空気の動きやふくらむ、縮むということがイメージでとらえやすかった。
実技
(20分)
〇ビニールのゴミ袋とアルコールランプを使った簡易熱気球の実験の紹介





〇ビニール袋を使い、空気を閉じ込める実験
・理科室にある簡単な道具で、迫力のある熱気球の実験が出来ることがわかった。
鉄製スタンドや0.1ミリの袋、など、材料を工夫することで簡単に熱気球を作ることが出来ることに驚いた。

・いつまでも天井から落ちてこない空気の塊が印象的だった。ドライヤーの熱を入れるだけで手軽に実験が出来た。
演習
(20分)
〇JAXA作成のロケットランチャーを使い、ビニール製の大きな熱気球を打ち上げた。
・カセットコンロのボンベでかなり大きな熱気球を上げることができた。熱を気球に送り込むときに、飛んでいかないようにみんなで押さえ、「3,2,1」の合図で、気球がぐんぐん空高く飛んでいったときは歓声が上がった。子どもたちとも、空気の体積の勉強の最後にはぜひ、このような実験で一緒に楽しみたいと思う。

授業の感想・メモ

  • 簡易な道具でも工夫次第で児童に分かりやすく、安全な実験が出来ることを実感した。
  • 目に見えない「空気」の変化は、なかなか理解しにくいが、、紹介していただいた実験により、「暖めると膨らむ、冷やすと縮む」というイメージが簡単につかむことが出来た。「粒子論」をまだ学んでいない小学生にも、大変楽しく学べまた、理解しやすい教材だと思う。
  • すぐに実践できそうで、しかも子供たちに間違いなく喜んでもらえる今回のようなご講義を、ぜひまた教えていただきたいと思います。
  • 遠藤純夫先生、ありがとうございました。
      東京都 武蔵村山市 小学校研究会 理科部
研修の様子1
研修の様子2

東京都・武蔵村山市小学校教育研究会理科部(2)

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