教員研修

東京都教職員研修センター 専門性向上研修「小学校理科IIA-1」「理科IIA-2」テーマ『外部機関と連携した「天体」の指導方法の工夫』

東京都・東京都教職員研修センター

概要

全研修を通した趣旨

最新の研究成果を学び、教科の専門性を高めるとともに、外部機関と連携した指導の工夫について学ぶ。

対象

「小学校理科IIA-1」小学校・特別支援学校教諭 80名、「理科IIA-2」中・高等学校・特別支援学校教諭(中・高等部) 80名

期間

平成25年8月14日、15日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
150分
講義、見学、実習
80名
・宇宙教育について
・児童・生徒の興味・関心を高めるための指導の工夫(A・B班)
・JAXA相模原キャンパスの施設見学(C・D班)
2
8月14日、15日
180分
講義、見学、実習
80名
・児童・生徒の興味・関心を高めるための指導の工夫(C・D班)
・JAXA相模原キャンパスの施設見学(A・B班)
・宇宙開発の最新情報

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『研修会記録シート』

実施日
8月14日、15日
合計時間
150分
参加数
80名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(60分)
・宇宙教育について
・受講前は、理科と宇宙との関連ばかり考えていたが、他教科や道徳でも関連付けて活用できそうだと思った。
・宇宙というまだまだ未知の領域だが、工夫することで、子供たちがとても興味や関心をもてる授業づくりができることが分かった。
・すぐに授業に活用できる内容だった。いただいた資料を活用して授業に活かしたい。
・理科(特に宇宙)以外の教科等と関連付けて授業ができるという発見が、受講者にとっては驚きであり、喜びであった。
講義・実技
(90分)
・子供たちの興味・関心を高めるための指導の工夫
・自分の感動も含め、理科の授業で子供たちの疑問に答えながら夢をもたせていくことができたらと思った。
・宇宙・天体をはじめ、宇宙から見た日本の地形など様々な教材があり、指導ののヒントを多数得ることができた。
・JAXAのHPから授業に使える素材を得られるということが分かり、2学期から安心して授業ができると思った。
館内の見学をスムーズに行うため、受講者を2つのグループに分け、見学と講義の時間を交互に行うという配慮がありがたかった。また、見学グループをさらに2つに分けることで、受講者に説明が行き渡り、大変助かった。

・JAXAのHPの活用について教えてくださったことが、先生方のこれからの授業をする上で心強かったようで、励みになっていた。
見学
(90分)
・JAXA相模原キャンパスの施設見学
・JAXAで行っている活動や役割について知ることができた。
・はやぶさなどの構造を実際に見ながら、研究や開発の話を聞くことができ、大変ためになる研修だった。
・JAXAの行っている教育活動について知ることができた。
講義
(90分)
・宇宙開発の最新情報
((太陽光圧を受けて進む宇宙船「イカロス」の概要)
・実際に日本の素晴らしい宇宙開発をされている研究者のお話に感動した。その感動を、子供たちにも話をしてあげたい。
・夢の大きさをこんなに感じた研修は、初めてだった。
・宇宙というものに夢や希望をもって楽しそうに話す森先生のように、自分も授業を行いたいと思った。
・模型の実物を見せてくださったので、さらにイメージがわいた。

授業の感想・メモ

  • 自分たちが住んでいるこの地球そして自然に対して「なぜだろう」「どうしてだろう」という視点で楽しく理科の授業や科学の実験を子供たちとしていこうと改めて思った。
  • 講師の方が自分の専攻について本当に楽しそうに話してくださったのが印象的だった。教員の授業に臨む姿勢も同じでなければならないと思った。
  • 講師の先生方のお話は全て、熱く貴重なお話でとても刺激になった。可能ならば数日間の連日講義でそれに伴い講師も増やして、もっと多くのことを学びたい。例えばもし来年そのような研修があったら、また受講を希望すると思う。

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