教員研修

専門性向上研修 理科ⅢCテーマ『外部機関と連携し、科学への関心を高める指導の充実』

東京都・東京都教育委員会

概要

研修の趣旨

理科教育の充実に向け、外部機関と連携して、研修成果等を学校・地域に普及・還元する力を高めます。

対象

小・中・高・特 50名

実施日

2019年7月25日

研修内容詳細

時間配分 研修内容 受講者の様子・感想
講義
(140分)
「JAXA(宇宙航空研究開発機構)及び宇宙科学研究所の概要」
「宇宙開発の成果1」
講師:JAXA宇宙教育センター 
主事補 古賀 友輔
JAXAの概要及び宇宙教育の考え方では、「JAXAの研究事業、学校支援事業について理解することができた」「JAXAはロケットだけでなく航空部門もあることを初めて知り、安全性を追求した開発なども研究していることを児童にも伝えていきたい」と事後アンケートにあった。 コミュニケーション力を高めようでは、数人のグループで情報がどのように伝わっていくのかを客観的に見ることができる演習を通して、情報の伝え方を学ぶことができた。学校においても様々な場面で活用できる面白い内容だったとの記載があった。
施設見学
(30分)
「JAXA相模原キャンパスの施設見学」 受講者から「昼食後に宇宙科学探査交流棟の見学時間を入れたことが次の講義に向けてねらいをまとめられとてもよかった」と事後アンケートの感想欄にあった。
講義
(50分)
「宇宙開発の成果2」
講師:JAXA宇宙科学研究所太陽系科学研究系
助教 村上 豪
「宇宙開発に関わっている方のお話を直接聞くことができる貴重な機会が大変よかった。」、「私も宇宙開発に興味をもちました。」と事後アンケートの感想欄にあった。
講義他
(50分)
「宇宙開発の手法を活用した理科教育の推進」
講師:JAXA宇宙科学研究所
宇宙科学広報・普及主幹付 清水 幸夫
「講師の先生の話も分かりやすく、さらに興味をもつとことができた。子供たちや同僚にも伝えたいと思った。」、「夢に向かって努力することの大切さを学んだ」と事後アンケートの感想欄にあった。
講義他
(50分)
「グループワーク・ポスターツアー」
講師:JAXA宇宙教育センター
主事補 古賀 友輔
「校種混合の受講者グループが、理科教育等の中で身に付けさせたい力を明確にし、その力を育ませるため「宇宙で教育する」ことを考え、活発に協議する内容が大変良かった。」、「グループワークの時間がもう少し欲しかった。」などの記載があった。

講師:古賀 友輔(JAXA宇宙教育センター)、清水 幸夫(JAXA宇宙教育センター)、村上 豪(宇宙科学研究所太陽系科学研究系 助教)

研修の感想・留意点等

  • 「『宇宙で教える』という理念が私たち教育の世界との共通点だと思った。今後、教材を通して、何を教えるのかを明確にして授業をしていきたい。」、「映像が素晴らしくぜひ授業で使いたい。」、「異校種の方や研究者の話が聞け、話し合いの時間まであったことは、自分の授業などにどう生かしていけるか考えを深めることができた。」、「宇宙教育推進指導教材をいただけたことで、宇宙教育が各教科と関連していることが分かった。」など事後アンケートの感想欄にあった。
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