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2001年度 第52回IAF大会

※ 2004年度以前の実績は派遣当時の参加者報告を原文のまま参考掲載しています。なお使用している写真・文章は、提供者本人の許可を得て掲載しています。
2001年度 第52回IAF大会エントランス前にて
IAF大会エントランス前にて
後列左より 吉州(NASDA)・程・ヌルッザマン・山口・西原・高橋・小林・斎藤・渡邊
中列左より 岡本・福永・眞嶋・岩屋・小沢(JSF)・安藤(JSF)
前列左より 山本・小川・渡辺・田中
派遣期間
平成13年9月30日(日)~10月7日(日)
派遣先
第52回IAF大会(フランス共和国ツールーズ市 Centre de Congres Pierre Baudis他)

主なスケジュール

日付
内容
9月30日(日)
出発→ツールーズ着
10月1日(月)
IAF大会Opening Ceremony→IAF主催Welcome Cocktail Party出席
2日(火)
IAF大会→IAF主催クラシックコンサート出席
3日(水)
IAF大会→ツールーズ市内美術館見学→Local Organizing Committee主催Cocktail Party出席
4日(木)
IAF大会→ESA主催Student Party出席
5日(金)
午前:IAF大会出席
午後:シテ・ド・レスパス見学→アエロスパシアル(エアバス工場)見学
6日(土)
7日(日)
帰国

参加者の声「第52回IAF大会に参加して」

※ 下記執筆者の所属等についてはIAF大会参加時(平成13年10月現在)のものです。

[その1] 青山学院大学 法学部 公法学科
3年 小川 理恵さん

今回のIAF大会に参加できたことは私の人生に大きな変化をもたらす貴重な経験になりました。

宇宙法?どんな法だろう?宇宙人と人間の民法みたいな法律かな?法学部に所属しながら宇宙法の事は全く知りませんでした。今回このIAF大会に参加するきっかけになったのは、そのような疑問ともっと宇宙の事が知りたい!と言う気持ちから応募しました。どうしても「宇宙」と聞くと、文系は「私たちには無縁の分野だ」と思ってしまい、私もそのように思っている中の一人でした。宇宙には興味はあるけど、理科が全くダメな私にはどこかしら入り込めない分野でした。でも宇宙法のように、宇宙と法学が重なり合う部分があると知り、理系の観点から見た宇宙ではなく、文系の観点から見た宇宙もあると言うことを知りました。

今回の大会は直前にNYの同時テロ事件があり、開催地のツールーズでも工場が爆発するなど、事件続きの状況で開催されました。出発直前まで「本当に開催されるのだろう?」という疑問と、実際にIAF大会へ行ってからの事を考えると不安でいっぱいでした。でもIAF大会へ行ってからのことに関しては、前年度の参加者が有志で作って下さった@SPACEのHPがあったので、そこで色々な不安は解消されました。掲示板を通して今年の参加者と事前に交流ができ、ある程度皆のことを知ってから会うことが出来たので、すぐ仲良くなれました。IAF大会自体の事に関しては、前年度の参加者の方々が様々な質問に答えて下さり、私の場合昨年参加された方に宇宙法のどの部分を勉強していくといいかなど色々なことを教わりました。

IAF大会中は一日が長く、本当に充実した毎日でした。朝から夕方までセッションがあり、夜はパーティーなどのイベントで毎晩盛りだくさんでした。セッションは専門分野のところへ行ったり、全く関係のない分野のセッションへ行ったりと自由に回ってみました。私は法学が専門ですが、法学のセッションを行っていない時には教育関連セッションに行き、それはとても興味深い内容でした。法学関連のイベントとしては、宇宙法模擬裁判というのが毎年開かれており、世界各国からの代表学生が参加しています。今年はアジア代表のシンガポール大の女子学生二人がアメリカチームを倒し優勝しました。

夜のソーシャルイベントもただ遊ぶだけではなく、昼間のセッションで発表していた人へ積極的に話しに行ったり、知り合いになった人に他の人を紹介してもらったり、他の国の学生と仲良くなったりと社交の場として大いに活用されていました。自分の専門外の人とも知り合いになれたり、全く知らない人と皆で踊ったりと本当に楽しく有意義な時間でした。

様々な出会いがたくさんあった中、やはり絶対に忘れる事が出来ない出会いは、日本から共にフランスへ行った仲間だと思います。年齢も専門分野も全く違う仲間でしたが、皆宇宙が好きだと言う共通点で繋がっていました。理系の人が多かったのもあり、私は勉強面でも色々教わったし、それ以外の面でも色々と学ぶことが多くありました。本当にいい仲間に恵まれ、私は一生の宝物だと思っています。

このような機会を提供して下さったNASDAやJSFの方、そしてIAFでの経験を生かしてサポートしてくださった@SPACEの方々へ、この場をお借りしてあらためてお礼を言いたいと思います。本当にありがとうございました。

五代 富文 前IAF会長と共に
五代 富文 前IAF会長と共に
ESA Student Outreach Programのブース前にて(1)
ESA Student Outreach Programのブース前にて(1)
ESA Student Outreach Programのブース前にて(2)ポスター展に参加した大阪府立大 小林 千里さんの作品(左)
ESA Student Outreach Programのブース前にて(2)ポスター展に参加した大阪府立大 小林 千里さんの作品(左)
展示会場Japanブースの外観 NAL / NASDA / ISAS
展示会場Japanブースの外観 NAL / NASDA / ISAS
JAPANブースは、IAF大会展示の最優秀賞を受賞 記念の賞状・トロフィー・盾
JAPANブースは、IAF大会展示の最優秀賞を受賞 記念の賞状・トロフィー・盾

[その2] 東京大学大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻
修士課程 1年 岡本 祐典さん

僕は学部の3年生から航空宇宙工学を専攻してきたが、IAF大会のような国際会議に出席するのは今回が初めてだった。IAF大会で催されるテクニカルセッションは、僕の専門とする宇宙輸送をはじめ、宇宙法、宇宙探査、先端材料科学、宇宙推進、ライフサイエンス、宇宙教育など、非常に幅広いものだった。また、今回NASDAから派遣された他の日本の学生も、専門とする分野は多岐にわたっていた。宇宙開発という共通の関心を持つ学生同士、それぞれの専門の立場から将来の宇宙開発に関して語り合えることを期待して参加した。

今回、僕にとっては4回目のフランス滞在であり、わりと慣れ親しんでいた生活環境であったので、IAF大会に参加すること自体に集中できてとても良かった。派遣期間中は本当に毎日が盛りだくさんで、体がいくつあっても足りないという感じであった。

コングレス会場では、なるべく様々な分野のテクニカルセッションに出席するように心がけた。宇宙法などのこれまで未知の分野のセッションでは、基礎知識が無いこともあって内容の理解に時間がかかったが、その分野で現在どういうことがホットな話題となっているのかを知ることができた。自分の専門分野である宇宙輸送のセッションでは、聞き慣れた用語も数多く登場したので、自分の研究と関係のある発表の数々をじっくりと聞くことができた。そのセッションは参加者も多く、講演直後に挙手して質問することは憚られたが、休憩時間にお目当ての発表者に近づき、自分の行っている研究などについて個人的に会話するようにした。この場で得られた情報は、僕が研究を続けていく上で大いに役立つことになりそうだ。セッション全体の感想としては、質疑応答の時間に議論が白熱することもあること、自国語なまりの英語でもお互い通じていることなど、国際シンポジウムの雰囲気を肌で感じられたことを挙げておこう。

特設テント内の展示スペースでは、ヨーロッパを中心とした各国の宇宙機関・関連会社の展示ブースがあり、僕が興味深く見ていると展示員の人が積極的に説明をしてくれた。僕たちはJAPANブースを集合&休憩場所に使わせてもらっていたが、多くの大会出席者がその展示を見に来ていた。JAPANブースでは、日本の宇宙3機関(NASDA、ISAS、NAL)がそれぞれの開発計画などをわかりやすく展示しており、その分他の展示と比べてバラエティーに富んでいた。帰国後、JAPANブースが展示部門で優勝したことを知ったが、これは納得できる結果であると思う。

今回の派遣プログラムを通して僕が考えたのは、将来の日本の宇宙開発と、世界におけるその位置付けについてである。宇宙3機関の統合、国際宇宙ステーション参加、H2Aロケット実用化など、わが国の宇宙開発は新たな局面を迎えようとしているが、その実力は世界的に見ても決して劣るものではないということがわかった。これを踏まえ、将来の日本の宇宙開発は、得意分野の技術やこれまでに蓄積された経験を活かし、日本の独自性を発揮するものであるべきだと思う。そのためには、技術の更なる進歩のために研究・開発に励むと同時に、宇宙開発が国家的なプロジェクトとして成立するよう、政治・経済・法律などの分野での環境整備に取り組む必要があるのではないだろうか。

コングレス会場や展示場、ESAの学生パーティーでヨーロッパの宇宙に関心のある多くの学生たちと知り合えたことも、非常に貴重な体験であった。ESAも学生派遣プログラムを開催しており、ヨーロッパ中から400人程学生が参加していた。僕が知り合いになったのは、電気工学や通信、そして宇宙工学を専攻とする学生が多かった。帰国後それほど経っていないので、まだ連絡を取り始めていない学生もいるが、近い将来、何らかの形でお互いに協力しあう時が訪れそうだ。そして、今回の派遣で手に入れることができた物で忘れてならないのが、日本から一緒に参加した仲間たちである。専門はそれぞれ異なるけれども、彼らは間違いなく、将来の日本の宇宙開発を共に支えて行く人たちだと思う。それをお互いに肌で感じあえたからこそ、知り合って間もないにもかかわらず意気投合できたのだと思う。彼らとは、これからも末永く連絡を取り合って行きたいと思う。

このように、今回の学生派遣プログラムによって僕にもたらされた物は計り知れない。何より素晴らしいのは、もたらされた物が今回限りなのではなく、これからさらに大きく広がる可能性を秘めていることである。今回、自分がこのような素晴らしいプログラムに参加できたことを心から嬉しく思っている。最後に、この派遣プログラム開催中に限らず、色々とお世話になったJSFの安藤さん、小沢さん、NASDAの吉州さんをはじめ、本プログラムを支えて下さった方々に感謝の意を表したい。

会場内の公園で向井宇宙飛行士と共に
会場内の公園で向井宇宙飛行士と共に
ESA学生パーティーにて
ESA学生パーティーにて
カルカッソンヌにて
カルカッソンヌにて
シテ・ド・レスパスにて(筆者)
シテ・ド・レスパスにて(筆者)

[その3] 名古屋大学 大学院 医学研究科
博士課程 2年 高橋 賢さん

今回のIAFフランス大会に参加する前に、「どんな人が参加するんだろう?」と思って参加者リストを見たとき、私はそのメンバーの錚々たる顔ぶれに驚き、少し不安すら感じたほどでした。しかし出発当日に成田空港で集まってみると、事前にメールで連絡を取り合ったり、また何人かは事前の説明会で顔を合わせていたこともあり、私たち参加学生16人はすぐに打ち解けた雰囲気になりました。

そして実際にIAF会議に参加して感じたのは、宇宙開発がいかに多くの分野の集合から成り立っているか、またいかに多くの国が参加しているか、ということでした。例えば理系の私には宇宙法の話は刺激的なものでしたし、イスラエルが宇宙開発に参与しているというのは新鮮なことでした。

私は医学研究科の学生なので、主にライフサイエンスのセッションに参加しましたが、宇宙医学の最新の研究成果について知ることができただけでなく、宇宙飛行士の向井千秋さんと共にセッションに参加できたことは、大変よい刺激になりました。

課外活動(?)に関しては、航空機会社であるエアバス社の工場見学で実際に飛行機を作っているところを見ることができたり、またカルカッソンヌの視察では学会から離れて中世フランスの城塞を観光できたりと、充実した内容でした。

そんなIAF大会の中で最も印象深かったのは、ある老紳士にもらったひとつの言葉でした。大会の最後に大ホールで行われた国際宇宙ステーション(ISS)に関するプレナリーイベントは、ロシアやドイツなどの世界の宇宙飛行士がISSや将来の宇宙開発について語るという内容でした。このイベントの最後に現役の宇宙飛行士に生で質問できる時間が設けられ、盛り上がってくるにつれあちこちでたくさんの挙手が起こりました。

ここは一発「日本男児の心意気を見せてやれ!」とばかり、前々から宇宙飛行士に質問しようと思っていたことを思い切って聞いてみました。大観衆を前にして挙手するのはなかなか勇気が要りましたが、私の質問に対して宇宙飛行士の皆さんは快く丁寧に答えてくれました。

拍手喝采でイベントが終わった後、イベントの間中隣に座っていた老紳士から声をかけられました。実はこの人はアポロ計画の際に月探査船の開発に関わり、アポロ13ミッションのときにミッションコントロールセンターで仕事をしていたという大人物でした。彼は自分の大学生時代や、宇宙飛行士が奇跡の生還劇を遂げたアポロ13ミッションでの生の体験談について語ってくれた後、次の言葉をくれました。

「人よりも多く努力をする人が、人よりも大きな成果を得ることができる。」そしてその80歳の老紳士(Mr.Gavin)は、「君たちは若いから夢に向かってがんばりなさい。」と激励してくれました。実際に宇宙開発の最前線で仕事をした人からこのようなお言葉を頂いたことは、私にとって大きな励みになりました。この言葉を大事にして、これからの人生に役立てていきたいと思っています。

そして忘れてはならない大切なことは、今回のIAFフランス大会で、宇宙開発に対して志のあるよき仲間に出会えたことです。彼らは航空力学や法学などの専門分野で有能な上に語学の才能にも恵まれ、その上明るく人なつっこいというすばらしい特質を持っていたので、今回の派遣プログラム中とても楽しく過ごすことができました。彼らとは共に宇宙開発に関わる身として、これからも末永くつきあっていきたいと思います。

今回の大会は、テロ活動やそれに対する報復などの社会的不安のため、派遣プログラムの実行自体が危ぶまれるという状況下で始まりました。このような難しい状況下にもかかわらず派遣プログラムを実施していただいたNASDA、そしてJSFのみなさんに感謝いたします。

Mr&Mrs Gavinと筆者(右)
Mr&Mrs Gavinと筆者(右)
ESA Student Outrench Programポスター展に参加した筆者の作品
ESA Student Outrench Programポスター展に参加した筆者の作品
NASDAブース前にて(1)
NASDAブース前にて(1)
NASDAブース前にて(2)
NASDAブース前にて(2)
展示会場内を民族衣装で踊る地元のダンサー達
展示会場内を民族衣装で踊る地元のダンサー達

[その4] 成蹊大学 経済学部 経営学科
3年 福永 真己さん

私の専門は経済学ですが、IAFへの参加が決まった当初は自分の普段学んでいる経済学と宇宙開発は関係が無いように思えました。しかしIAFに参加して学んだことは、宇宙開発を安定性と継続性を両立させつつ発展させていくには経済学的なマネージメントが強く求められているということです。またエンジニア、学者、企業人、学生といった多くの参加者が未来思考をしていた点が印象的でした。現状はこのようになっていて、未来はこのようになっているはずだ、と誰もが明確なビジョンを抱いて宇宙開発に携わっているのだなと思います。宇宙開発について、絶えず未来を意識して議論を交わす多くのIAF参加者と交流することで、従来の自分にはなかった新たな視座を得ることができたと思います。

テクニカルセッションでの発表風景
テクニカルセッションでの発表風景
IAF大会テクニカルセッションでの様子
IAF大会テクニカルセッションでの様子

[その5] 横浜国立大学 大学院 環境情報学府
博士課程前期 斉藤 幸生さん

出発する前は派遣プログラムが本当に実施されるか不安だった。事前の説明では、アメリカで発生した同時多発テロの影響で、アメリカからの出席者がほとんどキャンセルされており、日本の企業の参加も減っているという事だった。テロに関しては特に心配はしていなかったが、その様な具体的な話を聞くと多少気になる面もあった。いずれにせよ大会に参加したいという気持ちの方がはるかに強く、結果として参加できた事は本当によかった。

今回参加した目的の一つは、現在の宇宙開発の大きな流れである国際協力の現場を自分の目で見て、それを体感する事だった。大会参加者の国籍は様々であったが、言葉や習慣の壁を意識させられる事などほとんどなく、どのセッションにおいても熱心に議論が展開されていた。自分自身もセッション終了後などに興味を持った発表者に質問した事もあったが、いずれの場合もこちらの話に熱心に耳を傾け、丁寧に答えて頂いた。やはり彼らは国家間の協力が必要不可欠であると認識しているのだと思った。参加者個人レベルだけでなく、大会全体からそのような雰囲気が伝わってきた。みんなで大会を盛り上げ、宇宙開発を盛り上げていこうという雰囲気がそこにはあった。

もう一つの目的は宇宙開発の最近の技術動向を見極める事だった。できるだけ多くの種類のシンポジウムに出席しようと努めたが、その結果見えてきた事は、以下のキーワードに要約されると思う。すなわち「開拓」と「協調」である。

前者は宇宙開拓であり、宇宙"市場"開拓である。宇宙開発において常に動機付けになってきたのは未知なるフロンティアへの挑戦であり、今回も特に火星探査ミッションに着目した発表が多かったように思う。それと同時にこれからますます重要性を増すのが、宇宙関連市場の開拓であろう。宇宙開発には莫大な資金が必要となるため、商業利用が必要不可欠である。この事を繰り返し協調していた。

後者に関しては地球との協調であり、国家間の協調である。これまで以上に環境観測に関する重要性は高まっており、関連した発表もそれを反映してか多かったように思う。そして21世紀の新たな協調は、"国家間"の協調である。その担い手としてもっとも大きな役割を果たすと思われるのが国際宇宙ステーションである。これは世界各国が協力した、歴史上初めての全人類的な目に見えるプロジェクトであり、これはその科学的意義と同様に21世紀における協調のシンボルでもあると思う。

外国の研究者や学生との交流も目的の一つであったが、これは本当に楽しかった。先述したが、立場的に上である研究者も、こちらの話を真剣に聞いてくれ、アドバイスを頂いたりもした。苦労して作った名刺を初めて交換できたときは飛び上がるほど嬉しかった。

学生中心のセッションであるStudent Conferenceはプレゼンテーションの仕方や研究の発想が面白く、日本の「Tsunami」に関する研究も飛び出すなど見ていて飽きなかったが、それ以上に内容がしっかりしていて、同じ学生として身の引き締まる思いだった。

毎晩のように行われる様々なパーティーでは、ヨーロッパを中心にいろいろな国の研究者や学生と知り合う事ができた。

特にStudent Partyは学生ならではのくだけた雰囲気で、気軽に宇宙開発の事だけでなく、お互いの国の習慣や言葉の事など他愛もない話をたくさんした。アルコールも適度に入って会場が盛り上がり、バンドの演奏の中みんなで一緒になって踊ったときの一体感は忘れられない。

IAF大会は体力勝負である。毎朝早くから会場に行き、自分のチェックしておいたセッションに出る。午後もそれが続き、終われば夜のイベントが待っている。ホテルに帰るのはいつも11時過ぎであった。帰ってからも学生同志で遅くまで、その日の出来事や日本での生活の事を話していた。結局寝るのはいつも深夜になってしまった。それが1週間続いたが、スケジュールの割には疲れといったものはなかった。それよりもこのような機会を与えて頂いたのだから最大限利用しない手はない、といった気持ちの方が強く、疲れを感じる暇がなかった。

ツールーズ市内風景
ツールーズ市内風景
サン・セルナン聖堂
サン・セルナン聖堂
オーギュスタン美術館にて(1)
オーギュスタン美術館にて(1)
オーギュスタン美術館にて(2)
オーギュスタン美術館にて(2)
市内を流れるミディ運河
市内を流れるミディ運河
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