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[活動報告]JAXAサマースクール2016

2017年04月10日
宇宙航空研究開発機構

「エアロスペーススクール」とは、全国にあるJAXAの事業所を会場に、高校生がチームで協力して「宇宙航空ミッション」に取り組むプログラム。今年度は7月下旬(げじゅん)からおよそ3週間、全国のJAXA、4会場でそれぞれ開催(かいさい)されるんだ。2泊(はく)3日から3泊4日の宿泊プログラムに、全国から参加者が集まる予定だよ。

JAXAAEROSPACE2017
日本地図

スクールは、会場によってそれぞれ学ぶ内容(ないよう)がちがうんだ。今回は、各スクールの去年の様子をまとめたよ。


① 大樹(たいき)航空宇宙実験場(北海道大樹町)

大樹航空宇宙実験場
自己紹介(じこしょうかい)のあと、施設(しせつ)を見学したよ。格納庫(かくのうこ)や滑走路(かっそうろ)が想像(そうぞう)以上に大きくて、みんなびっくり。
大気球に使われているフィルムの感触
大樹航空宇宙実験場では、大気球による観測(かんそく)が行われているんだ。大気球に使われているフィルムを実際(じっさい)にさわったよ。スーパーの袋(ふくろ)よりはるかに薄(うす)いんだって。

② 調布(ちょうふ)航空宇宙センター(東京都調布市)

「安全な航空機」にちての話し合い
グループに分かれて、「安全な航空機」について様々な面から考えたよ。発表に向けて、はりきって話し合っているよ。
2人組になって、工作用紙を折る
2人組になって、工作用紙を折(お)ったり貼(は)り合わせたりして、どこまで頑丈(がんじょう)にできるかを考えたよ。完成したら、みんなで実験! たくさんの歓声(かんせい)があがったよ。

③ 角田宇宙センター(宮城県角田市)

ロケットエンジンの設計に挑戦
みんなでロケットエンジンの設計(せっけい)に挑戦(ちょうせん)! 使ったのは、紙、えんぴつ、定規、関数電卓(でんたく)のみ。いざ、設計!
角田宇宙センターの職員のディベート
角田宇宙センターの職員(しょくいん)が見まもる中、ディベート開始。これからの宇宙開発について考えたよ。しっかり準備(じゅんび)したおかげで、議論(ぎろん)は白熱!

④ 筑波(つくば)宇宙センター(茨城県つくば市)

人工衛星を見るときのポイント
地球観測について詳(くわ)しくお話しを聞いたり、人工衛星(えいせい)を見るときのポイントについて学んだりしたよ。人工衛星の形や色など、全ての要素(ようそ)に「理由」があるんだね。
人工衛星のデータを受信
チームで製作(せいさく)したアンテナを使って、人工衛星のデータを受信したよ。とらえた画像を見て、思わず感動! チームワークもばっちりだったね。

それぞれのスクールが終わった後、「テレビや本でしか見られない施設が見られてよかった」「講義(こうぎ)が興味(きょうみ)深いものばかりだった」という感想のほか、「一生の友だちができた」「自分の進路を見つめなおすきっかけになった」「これからの人生にぜひいかしていきたいと思う3日間だった」といううれしい声がたくさん聞こえてきたよ。

今年のスクールの様子も、レポートする予定だよ。小学生、中学生のみんなも、楽しみにしていてね。

※ この活動報告は、学研キッズネットでかつて掲載していたものです

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