宇宙を活用した教育実践例

「かさ袋ロケット」を通じてつたえ方を学ぶ

北海道・釧路市立大楽毛小学校

  • 小学生
  • 学校教育

概要

北海道・釧路市立大楽毛小学校
小学2年生
70名
平成23年3月17日
第2学年国語科
三、つたえ方をくふうしよう
「おもちゃ大会」をひらこう(教育出版社)
「かさ袋ロケットをつくって飛ばそう」
(1)題材設定の理由
子どもたちは、自分で作って遊ぶことが大好きである。前教材の「きつつき」できつつきのおもちゃを作って遊んだ子どもたちは、もっとほかのおもちゃを作ってみたい、作ったおもちゃの遊び方を伝えたいと思っている。
そこで今回は、この思いをもとに、題材として「かさ袋ロケット」を子どもたちに提供し、その作り方を他へ伝える活動や、よく飛ばすための工夫を各自が行い、その工夫を伝え合う活動を取り入れることで、事物の説明や経験の報告をしたり、それらを聞いて感想を述べたりすることの育成につながると考え、この単元を構成した。

(2)授業展開
第1時:かさ袋ロケットの作り方を知る。
宇宙の学校-宇宙の学校 家庭学習用教材-「かさ袋ロケットをつくって飛ばそう」のテキストを使い、かさ袋ロケットの作り方を理解する。
※子どもたちには、テキストを配布せず、プロジェクターを使い作り方のみ伝えた。
第2~3時:テキストに従い、かさ袋ロケットを作成する。
手順1:かさ袋に空気をいれ口を閉じる。
手順2:おもりをつける。
手順3:羽根(尾翼)をつくる。
第4時:実際に「かさ袋ロケット」を飛ばし、よく飛ぶ飛ばし方やおもりの工夫など、試行錯誤する。
さまざまな試行錯誤
1:飛ばし方、飛ばす角度や力、持ち方の工夫。
2:おもりの重さやおもちをつける位置の工夫。
第5時:さまざまな工夫をポスターにまとめる。
かさ袋ロケットをよく飛ばすために、自分がした工夫を、図や作文にまとめ、他の人に伝える準備をする。
第6時:ポスターセッション方式で、自分の工夫を中心に他の人に伝える。(発表会)
子どもたちは、テキストに従い、かさ袋ロケットを作成した。子どもたちは、物を作ったりすることがとても好きなため、意欲的に活動していた。また、作成後、実際に飛ばす場面では、歓声を上げながら大喜びで飛ばす活動をしていた。
さらに遠くへ飛ばすために、ビニルテープを張る場所を変えたり、張る重さを変えたりと、自分のロケットにこだわりを持ちながら、その子なりに試行錯誤を重ね、工夫する場面がみられた。

授業・活動後の先生のご感想、ご要望など

  • 全体を通して、子どもたちが意欲的に、スムーズに活動を展開することができた。特に、より遠くへ飛ばすための工夫をする場面では、飛ばし方や、おもりの位置などでその飛び方が大きく変わることに、驚きと喜びを感じていることが印象的であった。2年生ではあるが、子どもたちの科学的な思考力の育成の発端になる子もあったように思える。
    また、充実した活動を行うことができたため、子どもたちは自分の工夫などを伝えるために、より詳しい説明文を書くなど、充実した言語活動をすることができた。
    なお、唯一要望ですが、活動の中でかさ袋に空気を入れる活動が、2年生にとっては難しかった。2年生でも簡単に空気を入れるための材料の工夫が必要である。

授業の様子

授業の様子1
授業の様子2
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