宇宙を活用した教育実践例

【道徳】生命について考える~宇宙飛行士の体験を通して~

宮城県・栗原市立栗原西中学校

  • 中学生
  • 学校教育

概要

学校・団体名 宮城県・栗原市立栗原西中学校
対象 3年生
対象人数 27名
実施日 2019年10月10日
タイトル 【道徳】生命について考える~宇宙飛行士の体験を通して~
活動内容

導入:宇宙についてのイメージを持つ

  • ①宇宙での暮らし、宇宙飛行士の仕事、必要とされる資質・能力(素早い状況判断、仲間との連携、コミュニケーション能力など)について説明。
  • ②生徒たちが宇宙飛行士になった設定を作る。
  • ③4人一組のグループに分かれて、上記の能力が必要とされるミッションに挑戦する。(カラーブロックゲーム)

展開:「ハッチを開けて、知らない世界へ」を読む。

終結:

  • ①感じたことをまとめる。
  • ②グループでディスカッション
  • ③グループの意見を発表

詳細資料:指導案 PDF(358KB)

使用した宇宙の素材・教材など 野口聡一著「ハッチを開けて、知らない世界へ」
参加者の様子・感想など 活動スタート前のそれぞれのグループを見てみると,できるだけライフカードを減らさずにミッションを実行するために「形を暗記するのが得意な人」「色を暗記するのが得意な人」と各々の得意なことを生かそして計画を練るグループや,「小さい頃からブロックが好き!組み立てるのなら早くできるよ!」と積極的に自分の得意をアピールする生徒がいて楽しそうにしていました。
活動中も,スピードを重視するグループ,正確性を重視するグループと個性もそれぞれでしたが,一番重要な「みんなで作り上げる,そのためには協力が必要!」という部分を押さえて全体で活動していたように感じます。
また、振り返りのシートには,「楽しかった」をはじめ,「言葉で伝えるのは難しいと感じた」や「みんなそれぞれの得意が分かった」,「短い時間でたくさんの情報をやりとりするのは難しいと思った。宇宙飛行士ってすごいと思った。」といった感想が書かれていました。

活動のご感想・ご要望など

  • この活動を通して,生徒達の関係がより深まったように感じました。長い時間を一緒に過ごしてきた生徒達でしたが,この活動を通して級友の得意な面や意外な面をお互いに発見できたようでした。こういった活動はこれまでの学習の中であるようでなかったため,教師も含め新鮮な経験でした。これからも,多くの場面で宇宙教育が取り入れられ,たくさんの実践が行われていくことを期待しています。
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