授業連携

寿小学校特別授業「身近な宇宙」

北海道・釧路市立寿小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 国語

概要

<全授業を通した指導目標>

小学校6年生の国語授業では、宇宙を題材とした論説文を扱う。その導入として、児童が宇宙および宇宙での生活に興味を持ち、また、イメージを持つことができるようにする。
(釧路市こども遊学館と連携)

<対象>

小学6年生 30名

<期間>

平成18年11月7日
回数(総時間):1回(90分)

<区分>

教科 (国語)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
90分
授業
30名
寿小学校特別授業「身近な宇宙」
(釧路市こども遊学館 天文担当)
支援:多胡 孝一

『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
・もっとも身近な恒星である太陽について知る。
・宇宙までの距離を地上距離で考え、宇宙が身近であることを体験的に理解する。
・宇宙での生活を、イメージできるようになる。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(30分)
・もっとも身近な恒星である太陽

・太陽までの距離・大きさ

・太陽活動の様子
三択クイズを出題し、手を上げさせる

△光っている星(恒星)の中で、もっとも地球に近いものを考える

△太陽まで、光の速さでどれぐらいかかるか、考える

△太陽・地球の大きさを自分の体と比べる

△太陽の表面温度は何度ぐらいか考える
展開
(50分)
・宇宙までの距離を知る


・ISSまでの距離を知る

・宇宙までの距離を地上距離で考え、宇宙が身近であることを意識させる

・宇宙での生活を、画像・映像を交えながら紹介する
 -宇宙食
 -トイレ
 -シャンプー など

・宇宙食を体験
△宇宙までの距離はどれぐらいか考える

△ISSの高度を考える

△宇宙までの距離は地上では、釧路からどこまで行けるかを考える






△宇宙食「おもち」を試食












・きなこを使用するので大豆アレルギーに注意
まとめ
(10分)
・今日の活動を振り返り、宇宙が身近であることを、意識させる

授業の感想・メモ

  •  もっとも身近な恒星である太陽について、10億分の1に縮めたときの大きさや惑星との距離などを、児童の身長などの身近な例を上げて説明した。児童たちは、自分の体と比べて、興味深そうであった。その後、太陽表面の活発な活動の様子をとらえた映像を見ながら、太陽活動を説明した。
    後半には、宇宙までの距離は、修学旅行で訪れた帯広までの距離(約100キロ)とさほど変わらないことや、ISSまでの距離を釧路からの地上距離で考え、宇宙が身近であることを意識させた。その上で、宇宙空間での生活を、映像を交えながら紹介し、宇宙食のおもちを試食した。児童たちは興味を持ってくれたようだった。
     天候が悪く、太陽観測を行う予定であったが実施できなかったのが残念だった。

北海道・釧路市立寿小学校

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