授業連携

地球環境・私たちにできること

新潟県・三条市立下田中学校

  • 中学校
  • 中2
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

エネルギー変換・利用に関わるものづくりや実験・調査等を通して、現在起こっているエネルギー・環境問題について解決策を考え、自分たちの生活などに活用できように提言としてまとめることができる。

<対象>

中学2年生 32名

<期間>

平成20年10月9日、10月30日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
50分
講義
32名
「宇宙と地球と私たち」
講師:油井 由香利
(JAXA宇宙利用ミッション本部 地球観測研究センター)
支援:宮原 有香
2
50分
講義
32名
「宇宙からエネルギー環境を守る
ー自分でロケットを飛ばすためにー」
講師:清水 幸夫
(JAXA宇宙科学研究本部安全・品質保証室 副室長)
支援:宮原 有香

第1回目/全2回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
宇宙から見た地球の現状を理解し、地球環境について、何が問題で、どうしていかなければならないか問題意識を持つことができる。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
・これまでの授業で考えてきたことを振り返る。
・講演内容と講師先生の紹介を聞く。
△講演の内容を理解し、興味関心をもつ。
展開
(85分)
・宇宙の始まり
・星の一生
・地球の誕生
・地球と似た環境の星
・地球の危機
温暖化 砂漠化 熱帯雨林の減少
オゾン層の破壊 エルニーニョ現象 
△実際に人工衛星等から取られた映像などを見ながら、宇宙や環境について話を聞いたり、考えたりする。
メモを取りながら、内容を聞き取れるように促す。
まとめ
(10分)
・授業の振り返り
△学習プリントに学習の振り返り評価と感想を記入する。
評価項目を設定しておく。

授業の感想・メモ

  • 宇宙の誕生から地球の誕生と歴史について写真などの映像を見ながら理解することができた。
    地球は温暖化やオゾン層の破壊など危機的状況にあることを改めて知ることで、節電や節水など自分たちができる活動をしていこうと考える生徒が見られた。

第2回目/全2回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
宇宙開発の必要性やエネルギーを使ったロケットの種類や仕組みを理解することができる。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
・これまでの授業で考えてきたことを振り返る。
・講演内容と講師先生の紹介を聞く。
△講演の内容を理解し、興味関心をもつ。
展開
(80分)
・世界のロケット
・ロケットと飛行機の違い
・ロケットのエンジンの仕組み
・いろいろなエンジン
・ロケットを安全に打ち上げる
△映像や動画などを見ながら、ロケットについて話を聞いたり、考えたりする。
メモを取りながら、内容を聞き取れるように促す。
まとめ
(10分)
授業の振り返りとまとめ
△学習プリントに学習の振り返り評価と感想を記入する。
評価項目を設定しておく。

授業の感想・メモ

  • ロケットの仕組みと飛行機の飛行の仕組みの違いを理解したり、エネルギーを利用した様々なエンジンが開発されていることを知ることができた。また、実際にあったロケットの事故をみて、自分たちが作成するロケットについても気をつけて安全に打ち上げをする必要性を感じた生徒が多かった。

新潟県・三条市立下田中学校

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