授業連携

夢・希望・感動の表現

奈良県・御所市立名柄小学校

  • 小学校
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  • 小6
  • 音楽・図工・美術・体育

概要

<全授業を通した指導目標>

 これからの未来を担う子どもたちに、表現及び鑑賞等の活動を通じて、感性を働かせながら、創造活動ができ豊かな情操を身に付けさせる。また、子どもが「夢」をもち、それに向かって努力をできるために「夢のある授業」を実現したい。
 子どもたちが、「宇宙の魅力」に触れて、元気で明るくなり、「夢」を育ててほしい。そのために無限の可能性を秘めた「宇宙」に学び自分の感性を働かすことができる豊かな人間性をはぐくみたい。

<対象>

小学1~6年生 101名

<期間>

平成22年2月12日

<区分>

教科 (図工)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
01
135分
講義
101名
『宇宙のおはなし』(45分)
講師:広浜 栄次郎
(JAXA宇宙教育センター 室長)
授業
講義の内容を踏まえて絵を描く(45分)
質疑・応答(45分)
支援:宮原 有香

第1回目/全1回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
○宇宙の話をふりかえる。
◎黒板に子どものふりかえりをまとめる。

△お話の中で、自分が描きたいものは何か考える。

◎どんな描き方があったかを思い出させる。
なるべく、子どもの自由な発想を尊重しながら話をすすめる。色や形も子どもの思うように描きすすめてよいことを伝える。
展開
(70分)
○宇宙の様子をみんなで
1枚の大きな紙に表す。
◎道具や材料を活かして描きすすめることができるように支援する。

△今までの作品づくりで使ったことのある道具や描き方を活かしながらすすめる。
クレパス、絵の具。
・クレパスで描く。
・絵筆でぬる。
・絵の具を指でのばす。
・ローラーを使って描く。
・ステンシルで、型取りをする。
・スポンジに絵の具を取り、たたく。
・スパッタリング
・貼り絵をする。
・たわしに絵の具を取り、たたきつける。
黒模造紙を5枚つなぎ合わせ、裏打ちをしてあるものを用意しておく。

ローラーやスパッタリング用の網など、子どもの活動を支える道具は事前に用意しておく。

友達同士で協力できたところや、失敗(思うようにいかなかった場合)から、うまく見せるように努力したところを見つけ、声をかけることで作品に肯定的に向かい合えるような雰囲気づくりができるよう支援する。
まとめ
(10分)
○作品のよいところや
工夫したところを見つける。
◎鑑賞のポイントを伝える。
(うまくいったところやすてきなところを考えさせる。)

△友だちのよいところを発表し合う。
作品の良さを見つけることで、作品に愛着をもたせたい。

授業の感想・メモ

    【2年生担任の感想】
  • JAXAの方のお話を聞き、星の一生や銀河の様子に子どもたちは興味をもちました。映像も見せていただき、何を描きたいかイメージが膨らんでいたので、すぐに取りかかることができました。
  • 自分が思った形や色で表すことを約束していたので、それぞれに配色の工夫や描き方の工夫をみることができました。まとめでは、作品のよさを発表することで友だちのよさを見つけ、学びあう姿が見られました。
  • 【4年生担任の感想】
  • お話を聞いて、宇宙の魅力を発見したようで、意欲的に取り組んでいた。また、お話では理科で学習した星の名前も出てきて、教科書を取り出して確かめていた子もいた。中でも、星に年齢があることに一番驚いたようだった。宇宙飛行士になりたい子も、お話を聞かせてもらってから、「友達を大切にする」や「授業中に手を積極的に挙げる」ということを大切にしているというのが感じられる。
  • 【5年生担任の感想】
  • 《宇宙の誕生》《宇宙から見た地球・銀河について》《もし地球に住めなくなったら・・・》《ブラックホールの話》など、私たちの未知の世界であった話をたくさん聞くことができました。また、ロケットの打ち上げの瞬間を映像で見せて下さり、子ども達も歓声を上げてみていました。お話や映像を見せて頂き、子どもたちも宇宙に興味津々でした。また、不思議だなあ・・・とか疑問に思ったこともたくさんあったようです。「スペースコロニーはいつできますか?」という子どもからの質問に対して、「それは地球に住めなくなったときの為に考えられているが、まず地球に住めなくなる環境を作らないことが大切だよ」と教えて頂き、地球という星のすばらしさ・大切さを実感していたようでした。

奈良県・御所市立名柄小学校

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