授業連携

月と太陽

岐阜県・大垣市立中川小学校

  • 小学校
  • 小4
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

天体の動き方に興味を持ち、月や星の動き方を時間と関係づけて、月は1日のうちでも時刻によって位置が変わることがわかる。
星の集まりは1日のうちでも時刻によって、位置は変わるが並び方は変わらないことをとらえることができるようにする。
この活動を通して、月や星に対する豊かな心情を育てることができる。

<対象>

小学4年生128名

<期間>

平成23年10月8日~平成23年11月18日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
45分
講義
128名
月探査機「かぐや」の観測をもとにした講義。月の概要説明、実技体験
講師:南野 浩之
(JAXA月・惑星探査プログラムグループ) 
2
10月26日
45分
授業
128名
半月や満月の動き
3
11月2日
45分
授業
128名
月の動き方 デジタル教科書を使用
4
11月8日
45分
授業
128名
星の動き方 星の明るさや色のちがい。
5
11月14日
45分
授業
128名
月や星の動きのまとめ。
6
11月18日
135分
授業
128名
プラネタリウム見学

第1回目/全6回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
写真やCG画像をもとに月の模様、月面の様子、クレーターのでき方など、様々な不思議について知る。
△映像を見たり説明を聞いたりする。

講師:JAXA月・惑星探査プログラムグループ
    南野 浩之
今日はどういう内容で講演を聞くか説明し、興味を持たせる。
展開
(30分)
人工衛星「かぐや」の月の調査とレーザー高度計によるCG作成の経緯の説明

教材に触れ、月のについて実感する。
◎コーナー別での学びを掌握し、わかりやすく解説を入れる。
・表面の様子 
・大きさの違いに目を向けられるように
△それぞれのコーナーでグループごとに体験学習をする。
・月儀に触れる
・ティコクレーターと関東平野を比べる。
・レゴリスと地球の砂を比べる。
・かぐやの模型を見る。
教材をしっかり見るように指導をする。
分からないことがあれば、講師に質問するよう指導する。
まとめ
(5分)
教材から自分たちが学んで理解した内容が合っているか、質問形式で答え合わせをし理解を徹底させる。
さまざまな宇宙の不思議に関し、JAXAなどが探査機で宇宙の謎に挑んでいることを伝える。
◎児童が実際に教材に見て触れて理解した内容を理解しているか質問形式で確認する。
△月に対して分かったことや、講演の感想を述べる。
感想を聞き、今日聞いた内容の理解を深めるようまとめる。

授業の感想・メモ

  • 4年生で初めて学ぶ「天体」の導入として、鮮明な月の映像と見たことで大変興味がわいた。目で見える月の「ウサギ」の部分がクレーターであることに驚き、ますます興味を持って、単元の出口であるプラネタリウム見学に向けて意欲的に取り組むことができた。実際に触ることができる教材が大変有効であった。

岐阜県・大垣市立中川小学校(4年生)

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