授業連携

宇宙ごっこで遊ぼう

静岡県・浜松市立豊岡幼稚園

  • 幼稚園・保育園
  • 5歳児
  • その他

概要

<全授業を通した指導目標>

自分なりの宇宙のイメージにこだわったり、試行錯誤しながら取り組んだりして、表現力や思考力を育てる。
「宇宙ごっこ」という共通の目的に向かって、友達と協力して取り組むことで、コミュニケーション力の育成や道徳性の芽生えを培う。

<対象>

5歳児 48名

<期間>

平成25年5月29日~6月28日

<区分>

保育活動

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
5月29日
20分
保育活動
48名
昨年度の年長児の「宇宙ごっこ」の感想や宇宙について知っていることを話し合う。
2
60分
講話・工作
48名
「飛ぶものを作って遊ぼう」
(ロケットの話とかさ袋ロケット製作)
講師:石川 由紀
(JAXA 宇宙教育センター)
3
6月4日
180分
見学
48名
浜松科学館見学(プラネタリウム、ロケット等)
4
6月6日~
60分
保育活動
48名
「宇宙ごっこ」遊び
自分のイメージをもとに友達と協力してロケットや宇宙ステーションを作る。
年少児や年中児を招待し、宇宙ごっこ遊びを楽しむ。
15
6月28日
60分
保育活動
48名
「宇宙ごっこ」遊び
自分のイメージをもとに友達と協力してロケットや宇宙ステーションを作る。
年少児や年中児を招待し、宇宙ごっこ遊びを楽しむ。

第2回目/全15回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(15分)
・ロケットについて
大きさや名称等の説明
次回打ち上げ予定のロケット紹介
△宇宙について知っていることを積極的に発表した。
△ロケットの大きさが年々スリムになっていることに驚いていた。
・事前に宇宙に対する興味を持たせる。
・講師の話をしっかり聞くように支援する。
展開
(35分)
・かさ袋ロケットの作り方の説明
・かさ袋ロケットの工作
・かさ袋ロケットを飛ばそう
◎子どもたちの活動を援助する。
△説明を聞き、かさ袋ロケットを一生懸命作る。
△羽根をつけたり重りをつける場所を工夫して活動する。
◎どうするとロケットがうまく飛ぶか、自分なりに気付かせるように支援する。
△「遠くへ飛ばそう」「上に向けて飛ばそう」等と自分なりに工夫したり試したりしてかさ袋ロケットを飛ばしていた。
◎保護者ボランティアに対し、かさ袋の空気が漏れる子への対応を依頼する。
・全員がかさ袋ロケットを飛ばすことができるように、一人一人の見届けが必要である。



・ロケットを飛ばして遊ぶことができるように場を確保する。
まとめ
(10分)
△宇宙ステーションの様子を見て歓声があがった。
△宇宙に対する興味がもてたこと、楽しく活動できたことを発表した。

授業の感想・メモ

  • 過去に年長児の宇宙ごっこ遊びに招待された経験をもとに、「今年はいよいよ自分たちがロケットを作るんだ」と意欲的に参加する子どもが目立ちました。そのため、どの子どもも宇宙のお話や映像に興味を持って視聴することができました。
  • かさ袋ロケットでは、ロケットを飛ばす楽しさを体感しただけではなく、羽根の付け方や飛ばし方で飛び方が違ってくることに気づく子どもも見られ、科学の芽が養われていることをうれしく感じました。
  • 一週間後に科学館でのプラネタリウム鑑賞の計画があるので、今回の活動を契機として宇宙への興味関心を広げていきたいです。

静岡県・浜松市立豊岡幼稚園

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