授業連携

月と太陽の関係

兵庫県・神戸市立道場小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

「月の見え方と太陽との関係」について、視覚的な教材を通して理解するようにする。

<対象>

小学6年生 24名

<期間>

平成26年11月14日~11月26日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
11月14日
45分
授業
24名
月と太陽導入
月や太陽の形や動きについて知っていることを話し合い、月の形の見え方について考えた。
2
90分
講義
24名
・月について知っていることを話し合い、それを糸口として、観察・仮説・検証という  「科学者のこころ」について教えていただいた。
・太陽との位置関係の中で、月が地球からどのように見えるのか、実験や実習を交えながらお話しいただいた。    
講師:佐藤 毅彦(JAXA 宇宙科学研究所 太陽系科学研究系)
3
11月19日
45分
授業
24名
JAXA授業で知ったことをまとめ、話し合った。
4
11月26日
45分
授業
24名
月と太陽の表面の様子についてまとめた。

第2回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入・展開1
(40分)
「科学する心とは」 
・仮説→証明→理論
・月や太陽が球体であることの証明を実験に基づいて証明する     
△「知っていると思うことでも、実際に確かめたことが無いことは、実験や観察を通して初めて自分のものになる」という話に、子供たちは前のめりになり、聞き入っていた。
展開2
(45分)
・映像の月と比較しながらバムーンを操作し、太陽と月の関係を視覚的、立体的に理解するようにする
・小型カメラを使用し、より視覚的に理解できるようにする
△映像とバムーンが同じになった時、喜びの声が上がった。 
◎「視点の位置」に注目するよう常にアドバイスした。
・操作する児童だけが考えるのではなく、見ている児童が「右」「左」とバムーンの動かし方を指示することで、学級全員で考えるように声をかけた。
まとめ
(5分)
質疑応答
「科学する心」を大切に
展開2が少し難しかった様子だったが、授業後、「楽しかった」「今まで分からなかったことが分かった」と感想を出していた。

授業の感想・メモ

  • 「バムーン」を使うことで、月の見え方を、より具体的に視覚的にとらえることができ、良かったです。授業後、それまで見ていた実際の月を見る視点が変わり、太陽の位置を考えながら月の満ち欠けを観察できるようになりました。ありがとうございました。

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