授業連携

宇宙を素材として魅力的な授業をつくる ~宇宙から見る月、星、太陽~

兵庫県・神戸市立魚崎小学校

  • 小学校
  • 小4
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

4年生の「月や星」の発展的な学習として、宇宙の概要や月や星に関する最新の情報、研究、課題などについて、宇宙開発に携わるJAXAの担当者からお話をいただく。学習内容を印象づけ、月や星、太陽への興味・関心や意欲を高める。

<対象>

小学4年生 215名

<期間>

平成26年10月14日~10月28日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
10月14日
45分
授業・ディスカッション
31名
月や星について知っていることや観察した経験を話し合う
話し合いをもとに課題づくり
2
10月17日
180分
見学
215名
神戸バンドー青少年科学館に行き、プラネタリウムを見学
3
10月20日
45分
授業
31名
家庭学習の月の観察をもとに、月の動き方について話し合う
4
10月24日
45分
授業
31名
家庭学習の星の観察をもとに、星の動き方について話し合う
5
90分
講義
215名
講義「月や星について」
講師:佐々木 進 (宇宙航空研究開発機構 名誉教授)
6
10月28日
90分
授業
31名
月や星の学習について感想の交流会

第5回目/全6回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
・講師紹介
・JAXAについて
△宇宙開発の話しについて興味を持って聞いていた。
展開
(65分)
・宇宙の概要
・月の基本データ
・月の満ち欠けが起こる理由
・月面調査の歴史
・月の誕生
・月周回衛星「かぐや」から見た月、地球
・「小惑星探査機「はやぶさ}の帰還
・未来の月利用
△講師の話しを聞きながら、月に関する基本的な知識をメモしていた。
△宇宙から撮影した地球や月の映像を興味深く見ていた。
休憩を一度したが、集中が続かない児童がいた。
まとめ
(15分)
・質疑応答
・積極的に質問ができていた。

授業の感想・メモ

  • 内容として、教科書を超えたものも多かったですが、子どもたちは一生懸命理解しようとしていました。月についての最新の研究を「かぐや」のデータを使いながら分かりやすく紹介してくれたので、連携授業後の感想には、「宇宙開発に携わりたい」「月に行きたい」「月面基地をつくりたい」などが書かれていました。子どもたちは月や宇宙への興味がかき立てられ、学習後、宇宙に関する本を自分で読んだり、インターネットで調べたりと関心を高めることができました。
授業の様子1
授業の様子2

兵庫県・神戸市立魚崎小学校

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