授業連携

日本の宇宙開発の今

大阪府・大阪府立大手前高等学校

  • 高等学校
  • 高1
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  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

総合学習の一環として、本校では12月初~中旬に集中セミナーを行っている。1年・2年生全員が、全70講座の中から、1日1講座ずつ2日間で2講座を受講する。校内外で、講演・模擬授業・見学・実習等を通じて、学問や社会を知り、各自の進路を考えさせている。その一講座として、表題の講義を設定し、事前事後学習を通じて、理解を深める。

<対象>

高校1、2年生 33名

<期間>

平成26年11月27日~12月18日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
30分
授業
33名
導入(事前学習)
講師を紹介すると共に、講師より依頼されていた「はやぶさ2」に関する新聞特集記事やJAXAに関する基礎知識を資料として配布し、解説。
2
120分
講義
33名
日本の宇宙開発の歴史、国際宇宙ステーションでの生活、日本の宇宙開発の現状と展望
講師:今井 健雄(JAXA KSO 宇宙技術コーディネータ)
3
65分
発表
33名
まとめ
各クラスで、各生徒が受講した講座について報告・発表する。

第1回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
講座の確認、出欠確認
集中セミナーの意義について
◎選択生徒の出欠を取り、講座の確認をする。

△各自の選択に対応した教室移動
展開
(20分)
事前指導用資料を用いて、
講師の紹介
JAXAおよびKSOの解説
はやぶさ2の解説

 ・講座を選択した理由
 ・講師への質問
   を記入。
生徒が記入した用紙を講師へ参考資料として送付。
まとめ
(5分)
質疑応答

授業の感想・メモ

  • 本年度は、第一希望の生徒が多く、安易な質問が少なかった。
  • 選択生徒の、この分野に対する、興味・関心の深さが感じられた。

第2回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
講師紹介
JAXAについて紹介
展開
(100分)
・日本の宇宙産業・宇宙航空業界
・宇宙技術の応用
・宇宙ステーションでの生活
・きぼうでの利用成果
・宇宙飛行士に求められる資質
・はやぶさとはやぶさ2
・はやぶさを軸に宇宙開発の歴史
・日本の宇宙開発の将来
△非常に静かによく聞いていた。
 特に、数々の映像に見入っていた。
まとめ
(10分)
参考資料・図書
高校生の進路について
△内容豊富であったためか、その場での質問は無かった。
 感想等を書かせたところ、豊富な内容を反映して、感想の内容が多岐に渡っていた。
感想は各自完成して後日提出。担当者はそれを取りまとめて講師に送付。

授業の感想・メモ

  • パワーポイントを用いた講義の間に、多くの興味深い動画が含まれていたため、生徒はとても引き付けられていた。
  • 生徒達は、それぞれの興味・関心を満足させていた。さらに、自らの進路について考える契機となった。

第3回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
集中セミナー報告会の意義と進め方
展開
(60分)
1人3分程度で、各自が体験した集中セミナーの講座について、同級生に報告・発表する。質疑応答も行う。
△ただ聞くだけでなく、積極的に質問する。
制限時間を守らせる。

授業の感想・メモ

  • 内容が充実していたためか、それぞれしっかりとした発表を行っていた。

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