授業連携

月と太陽の形やようす、位置関係について理解する

熊本県・高森町立高森中央小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

・月や太陽について予想を持って調べ、「なぜ」を予想で終わらせず追究する態度を養う。
・疑問や課題を共有しながら個人で調べた結果を持ち寄り、整理してまとめる作業を通しながら意見を認め合い、お互いを高め合う場を設定する。
・TV会議により、専門家と交流して学習内容への関心を高める。

<対象>

小学6年生 37名

<期間>

平成27年9月1日~9月16日

<区分>

教科 (理科(月と太陽))

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
9月1日
45分
授業
37名
1 JAXAのホームページを閲覧する。
2 今回のテーマの目標を理解し、そのためにはどのようなことを調べてみたいか考える。
2
9月3日
180分
授業
37名
3 月の表面や太陽の表面の様子を学習し、理解する。
4~6 自分の決めたテーマをもとに、調べ学習を行い構成を考える。
3
9月11日
90分
授業
37名
7 調べたものをまとめて整理する。
8 広用紙に書き写す。
4
60分
講義・発表
37名
9 発表会・助言
10 まとめ
講師:広浜 栄次郎(JAXA 科学推進部)

第4回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
1 めあての確認

2 JAXAの仕事について聞く
◎スムーズに進行できるように協力するよう指導する。
△司会、進行者で進める。
○学級会などの形式を取り、児童による進行としたので、教師は助言者となって、支援するようにする。
展開
(40分)
3 自分たちで調べてまとめたことを発表する。(TV会議での他校との交流)



4 JAXAから発表に対しての補足や説明、エピソードなどの助言をもらう。


5 質問コーナーで、調べてもよく分からなかったことや、興味あることをJAXAに尋ねて、答えてもらう。
△月について調べて分かったことの発表

△太陽について調べて分かったことの発表

△宇宙全般について調べて分かったことの発表


△宇宙飛行士に必要なことは何ですか?
△「大気がない」とはどういうことですか?
△酸素がないのに太陽が炎に包まれているのはなぜですか?
△地球以外に、太陽の光や熱に恩恵を受けている星はありますか?
○発表は、相手に伝える意識(相手意識)を持たせる。

○聞く側は、何をどのようにとらえるか、考えながら聞くようにする。




○準備しておいた質問を行い、それがどう身の回りや社会に役立つのかを考える。
まとめ
(10分)
6 感想を返す。
△宇宙は広く、自分たちが住んでいる地球は、とても恵まれた星だということが分かりました。

△JAXAでは、たくさんの人が働いておられ、専門的な知識や技能が生かされていることを知りました。

◎生活に密着していることを再思考する
○できるだけ、JAXAの方が言われたことや、これまで学習してきたことをもとにして感想を述べるようにする。

授業の感想・メモ

  • 子どもたちにとって、未知の世界ではあるものの普段は気にかけていない身近な存在である宇宙のことを調べることで、驚く事実やまだ解明されていないことが多くあることを実感させることができた。
  • 調べていくうちに、月や太陽が単体でなく地球を中心とした説明が多く出てきた。いろいろな面から地球は人が住む環境が整っていることを知り、環境と自分とをつないで考えることを意識付けることができた。
授業の様子1
授業の様子2

熊本県・高森町立高森中央小学校

授業連携実績一覧

このページのTOPへ