授業連携

ロケット1機を打ち上げるのに必要なこと

三重県・四日市市立三重平中学校

  • 中学校
  • 中3
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

ロケット打ち上げに携わる人等、プロジェクトの裏側を知ることで、進路や将来の自分の姿を考えるきっかけとする。

<対象>

中学3年生 96名

<期間>

平成28年3月2日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
90分
講義
96名
・ロケット1機の打ち上げに携わる職種、人数と費用
・JAXA職員になるために必要なこと
 講師:竹前 俊昭(JAXA宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系)

『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
・ロケットの種類と名前の関係
△メモをとる
展開
(60分)
・ロケット打ち上げ動画の視聴


・ロケットの打ち上げについて
 打ち上げの目的
 打ち上げの様子と難しさ

・ロケットの制作と打ち上げに携わる人について 
 どのような人がつくっているのか
 どのような職種の人がどれだけ関わっているのか
 どれだけの費用がかかるのか
△打ち上げの瞬間の映像に感心していた。

△メモをとる
まとめ
(20分)
・世の中は様々な人がつながり合っている。
・質疑応答
△質問
・JAXAとNASAの違いは?
・JAXA職員になるために必要なことは?
・日本の有人ロケット打ち上げの予定は?

授業の感想・メモ

  • 教科や専門的な内容に加えて、キャリア教育も兼ねた内容で、たいへんよかった。子どもたちにとっては「ロケット=理系」というイメージなので、ロケット打ち上げに多種多様な役割の人々が携わり、職種も様々であることを知って、視野が広がる内容でした。また、「自分たちが仕事のためにお世話になっているという点で、ロケット打ち上げの時に宿泊する旅館の方なども、間接的には打ち上げに携わっていると感じる」というお話が、意外であり、スッと理解できる内容でした。そういったなかなか聞けないお話があったうえで、「様々な人が関わり合っている、自分の得意とするものを伸ばしていくことが大切だ」と言うお話は大変説得力のあるもので良かったです。
授業の様子1
授業の様子2

三重県・四日市市立三重平中学校

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