授業連携

都市の環境

東京都・千代田区立九段中等教育学校

  • 中学校
  • 中1
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

・ 「都市の環境」をテーマに、課題解決の手法や学び方・発表の仕方の基礎を身に付ける。
・ 身近な環境について、自らの課題を見付け、自分で考え、問題を解決する能力を高める。
・ 学び方やものの考え方を身に付け、問題解決や研究活動に取り組む態度を身に付ける。
・ 校外学習や講演会を通して、自分の可能性を発見し、将来の生き方を考える資質や能力を高める。

<対象>

中学1年生4クラス 160名

<期間>

平成27年4月24日~9月27日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
4月24日
50分
講義
160名
オリエンテーション
・ 年間の流れ
・ 前期の流れ
・ 環境新聞オリエンテーション(1)
2
5月13日
50分
講義・授業
160名
地球環境事前学習(1)
・ 環境新聞オリエンテーション(2)
・ 丸の内地区見学オリエンテーション
3
5月29日
120分
見学
160名
校外学習
・ 三菱地所、千代田区内及び丸の内地区見学
4
100分
講義
160名
講義1(講師:JAXA 研究開発部門 木村 俊義)
・ 講義「衛星観測と気候変動」
・ 個人活動:講演のふりかえり見学のまとめ
5
6月12日
100名
授業
160名
環境新聞作成に向けて
・ JAXAへの質問
・ 環境新聞構成
6
100分
講義
160名
講義2(講師:JAXA 小口 美津夫)
・ 講義「真空実験・浄水実験」
・ 個人活動:講演のふりかえり
7
7月10日
100分
授業
160名
環境新聞作成に向けて
・ 環境新聞作成に向けて
8
7月17日
100分
授業
160名
環境新聞作成
・ 環境新聞の原稿書き
9
8月28日
100分
授業
160名
クラス発表
・ クラスで発表→8人の代表を選出
10
9月26日、27日
-
行事
160名
発表
・ 九段祭での展示、発表

第4回目/全10回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
自己紹介



JAXAとは
JAXA 地球観測研究センター
研究開発部門センサ研究グループ長
 木村 俊義(きむら としよし)氏
展開
(80分)
衛星観測と気候変動

気候変動とは?

気象
気候
天気

気象災害について

環境問題
温暖化

衛星観測について
◎写真や動画を用いたプレゼンテーションでーたによる講義でわかりやすく説明していただいた。

△学校で作成たワークシートにメモを取りながら興味を持って聞いていた。動画資料や写真は実際の物なので、非常に関心が高かった。
まとめ
(10分)
まとめ

質疑応答
◎衛星観測と気候変動についてのまとめ

△積極的に質問をしていた。質問が多く、時間が足りなくなり、もっと時間をとってあげると良かった。

授業の感想・メモ

    生徒の感想より

  • 気候変動について、気候、気象、天気はそれぞれ意味が違うことを知った。
  • 衛星観測については日本の衛星だけでも20個くらいもあって、他国の衛星もあるのにぶつからないのはすごいと思った。
  • 地球温暖化の原因は人間活動によるものであるが、わざと環境を悪くしようとしたわけでなく、自分たちの生活を良くしてくためだと感じた。その分生活だけでなく地球を大切にすることが必要だと思います。

第6回目/全10回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
自己紹介
JAXA 講師
小口 美津夫(おぐち みつお)氏
展開
(80分)
宇宙生活から地球環境を考える。

公害
環境問題


宇宙環境
真空、高温、極低温、無重力、広い


真空実験


浄水実験
◎写真や動画を用いたプレゼンテーションデータによる講義でわかりやすく説明していただいた。

△学校で作成たワークシートにメモを取りながら興味を持って聞いていた。動画資料や写真は実際の物なので、非常に関心が高かった。

◎真空実験、浄水実験を実際に行っていただき、現象をわかりやすく説明していただいた。
△真空になると、ろうそくの炎が消える。マシュマロがふくらみ縮む、ぬるま湯が沸騰する。ドローンが飛ばなくなるなど、茶色の水が透明になるなど、目の前で実際に見ることにより学びが多かった。
まとめ
(10分)
まとめ
質疑応答
◎宇宙環境、真空実験、浄水実験についてのまとめ

△積極的に質問をしていた。質問が多く、時間が足りなくなり、もっと時間をとってあげると良かった。

授業の感想・メモ

    生徒の感想より

  • オゾン層と紫外線の関係、宇宙での水の大切さ。地球レベルの水の問題など多くのことを学んだが、これからの生活の中で私たちが考えていかなければならないことが多くあることが分かった。
  • 真空である宇宙で生活することはとても大変であることが分かったが、これから技術の進歩することで、いつか身近に宇宙での生活が実現すると思う。

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