教員研修

教育課題研修テーマ『今日的な教育課題をとらえ、教育職としての資質・能力の向上を図る。』

神奈川県・横浜市教育委員会

概要

研修の趣旨

今日的な教育課題をとらえ、社会情勢・本市の重点施策・喫緊の教育課題を取り上げ、教育者としての豊かな人間性、使命感等を育み、専門職としての資質・能力の向上を図る。

対象

横浜市立学校教職員 59名

実施日

2018年8月17日

研修内容詳細

時間配分 研修内容 受講者の様子・感想
見学
(80分)
・交流棟の見学 ・施設見学が先にあったので、その後の講義でもイメージをもって聞くことができた。
・実際に自分の目で見ることができてよかった。
・JAXAに入って学ぶ機会はなかなかないでの、よかった。
・見学する時間がしっかり確保され、展示物や説明をじっくりとみることができた。
・見どころなど見学時間のどこかで、解説がきけるとよかった。
・普段、見ることができない場所を見ることができてよかった。
講義
(60分)
宇宙教育の考え方 ・いい意味で常識を壊してくれる宇宙教育の可能性を知ることができた。
・実現可能かどうかは別として、自分たちだったらどうする・どうしたい等、規定既存にとらわれない自由な発想を大事にしたいと思った。
・宇宙教育は「宇宙について学ぶ」ことにより、未来の夢を育てることにつながっていくと思った。
・可能性を開けるような思考をもちたい。それが予測不可能な未来を考えることにつながると思った。
講義
演習
(60分)
・スペースカレーと市販レトルトカレーの食べ比べを通した宇宙教育理解
・自分たちの好奇心や意欲を高める工夫をした授業提供をしたいと思った。
・柔軟な発想をもっていくことが大切だと思った。
・子ども達の頭を柔軟にする前に、教師が変わることが大切だと思った。
・無意識だったことに立ち止まり、なぜ・どうしてを考える楽しさと重要性を感じた。
講義
演習
(60分)
・宇宙を教材にした授業づくりを考える(グループ協議)
・「宇宙で教える」とは
・様々な教材開発の可能性をグループディスカッションで感じることができた。
・「宇宙で教える」という考え方を今後の活動に活かしたい。(視点を変える・当たり前を見直す等)
・3つの心に火をつけることを今後も実践していきたい。

講師:松原 理(JAXA宇宙教育センター)

研修の感想・留意点等

  • 宇宙教育という考え方から、学ぶ楽しさを改めて感じた。
  • 子どもたちに教えるためには、まず、教師がわくわくしたいが、「宇宙」は、そのきっかけとして最適だと思った。
  • わからないことに挑む力、心に火をつける授業を考え、正解を気にせずに挑戦できる子どもたちを育てたいと思った。
  • 見学・講義・体験・ワークショップ・グループディスカッションなど、一日があっという間で楽しい研修だった。
  • 宇宙の不思議さや魅力を使って、閉鎖空間における相手への思いやりなど考えていける。とても興味深い教材と出会えてうれしい。
  • 宇宙教育とはどのようなものなのか、具体的な事例とともに、JAXA相模原キャンパスで実物に触れることで深く学ぶことができた。子どもと共に、自分自身も学び続けたい。
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