授業連携

太陽と月の形

岐阜県・大垣市立一之瀬小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

太陽と月の表面の様子や見え方などについて、資料をもとに比較し、太陽と月の特徴をまとめ、限りなく広い宇宙に興味をもつことができる。

<対象>

小学6年生 4名

<期間>

平成23年9月15日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
90分
4名
45分
講義
・月探査機「かぐや」の観測をもとにした講義。月や太陽の特徴の説明等。
講師:米倉 克英
 JAXA 月・惑星探査プログラムグループ
45分
実験
・ロケットの仕組みの講義の後、ロケットの原理を利用して、傘袋ロケットの作成・打ち上げ。
講師:伊藤 和哉
 JAXA 宇宙教育センター

第1回目/全1回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
・子どもから月と太陽について知っていることを確認し、補足する。
・地球から宇宙へと離れていく様子をパソコンによる映像を通し、宇宙は限りなく広いことを実感する。
◎宇宙には、地球の他にたくさんの星があり、本で見るだけでは実感がわからなかった宇宙の世界をパソコンの映像を見ることにより、実感させる。

△大事なところはメモをとり、話をよく聞く。限りなく広い宇宙について、更に興味をもつ。

講師:米倉 克英
JAXA 月・惑星探査プログラムグループ
本時間は、自分が知っていることの他にもっと学ぶことができるように、しっかりと聞かせる。
展開
(75分)
・月と太陽の表面や大きさ、重さの概要説明について、パソコンの映像を交えながら行い、月や太陽について更に理解を深める。
・月の表面の様子を表した模型を実際に触ったり、クレーターの様子をパソコンの3D映像を見る擬似体験をしたりして、月の表面の様子について実感させる。

・各国のロケットの紹介や、ロケットの仕組みの説明を受け、ロケットの原理を利用して、傘袋ロケットの作成・打ち上げを行う。
△パソコンによる映像や、講師の先生の講義を見たり、聞いたりして、月と太陽の特徴についてしっかりと理解する。
△月の表面の様子を月の模型を触ったり、3D映像を見たりすることにより、クレーターの大きさを実感する。

◎ロケットの原理をふまえた上で、ロケットの作成をすることができるように助言する。
△話をよく聞き、ロケットがよく飛ぶために、おもりの量を調整する。

講師:伊藤 和哉
JAXA 宇宙教育センター
月や太陽のぞれぞれの特徴について知ることができるように、よく話を聞くように指導する。








ロケットの作成で、困っている子のそばに行き、助ける。
まとめ
(5分)
・本時間を通して、宇宙は限りなく広く、更に理解を深めることができ、宇宙に対して興味をもつことができる。
◎本時間で、学んだことが大いにあることを確認し、講師の先生に感謝の気持ちをもつことができるようにする。
△本時間で、学んだことを整理し、感想を発表する。そして、講師の先生に感謝の気持ちをもち、お礼の言葉を言う。
本時間で学んだことをもとに、次回からの授業に生かせるようにし、宇宙についての興味をもたせる。

授業の感想・メモ

  • 今回の授業の前に、本で月や太陽について調べ学習を少して授業に臨んだが、JAXAの方に、月や太陽についてパソコンの映像や、模型等を通して詳しく説明していただいたので、子どもたちは月や太陽について更に理解を深めることができた。
  • 特に、月の表面の様子を3D映像で見たりロケットの原理をふまえたロケット作成を体験したりする活動は子どもの宇宙への興味を高めることができてよかったと思う。宇宙についての視野や興味がさらに深まり大変よい体験ができたと思う。
  • 今回、勉強したことをもとに、今後の授業でも活用していき、子どもたちにさらに興味をもたせることができるようにしたい。

岐阜県・大垣市立一之瀬小学校(6年生)

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