授業連携

月と太陽

岐阜県・大垣市立中川小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

月の位置や見え方に興味を持ち、見え方が変化する理由が分かる。
さらに、月と太陽について学習を深めるとともに、太陽系や宇宙について興味や関心を持たせる。

<対象>

小学6年生 88名

<期間>

平成23年10月5日~平成23年11月16日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
10月5日
45分
授業
88名
4年生で学習したことを思い出し、月の見え方を整理しよう
2
10月12日
45分
授業
88名
月の見え方のまとめ。デジタル教材を使用
3
90分
講義
88名
月探査機「かぐや」の観測をもとにした講義。月の概要説明、実技体験
講師:南野 浩之
(JAXA月・惑星探査プログラムグループ)
4
11月2日
45分
授業
88名
月の表面、太陽の表面、地球と月と太陽、日食の話
5
11月9日
45分
授業
88名
発展教材として太陽系と宇宙。探査機で撮られた写真をもとに構成
6
11月16日
45分
授業
88名
月と太陽のまとめ

第3回目/全6回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
地球と月や太陽との距離や大きさをCG画像やハイビジョン映像を見ながら実感し、月や宇宙の広さに興味を持つ。
◎地球と月の距離が光の速さで1秒で、往復で2秒の時間差が生じることや地球と太陽と月の大きさがどの位違うのか、地球の何個分というたとえで説明をしっかり聞かせる。
△映像や、説明を聞きながらノートを取る。

講師:南野 浩之 
    JAXA月・惑星探査プログラムグループ
今日はどういう内容で講演を聞くか説明し、興味を持たせる。
展開
(70分)
月の概要説明を映像を交えながら行い、月に関して理解を深める。
月と地球と太陽の大きさの違いや、月の成り立ち、月の構造を説明し、月や宇宙の不思議さを感じ取る。
教材を実際に手にとって見たり触ったりすることで、月のイメージを確立させ、実感として持たせ、理解を深める。
◎パソコンによりCG画像やハイビジョン映像を見ながら解説したり、教材について、どのような使用法かや、月の表面と裏面の違いをしっかり聞かせる。
△映像や、説明を聞きながらノートを取る。
△教材を見たり、触れたりして月や宇宙に対して認識する。
教材をしっかり見るように指導をする。
分からないことがあれば、講師に質問するよう指導する。
まとめ
(10分)
教材から自分たちが学んで理解した内容が合っているか、質問形式で答え合わせをし理解を徹底させる。
さまざまな宇宙の不思議に関し、JAXAなどが探査機で宇宙の謎に挑んでいることを伝える。
◎生徒が実際に教材を見て触れて理解した内容が、合っているか質問形式で認識の確認をする。
△月に対して分かったことや、講演の感想を述べる。
感想を聞き、今日聞いた内容の理解を深めるようまとめる。

授業の感想・メモ

  • 6年生は十分理解できるように感じた。特に実際に教材を見たり触ったりすると、月の構造や、衛星の部品について大変興味を示し、講師に質問を沢山していた。
    子どもたちも、普段見ることがない画像を見たり、月の砂を見たりしてとても面白く楽しい内容だったと思うが、教師の立場でも今まで知らなかった説明が聞け、大変勉強になり、今後の授業にも取り入れていける内容があり勉強させられた。

岐阜県・大垣市立中川小学校(6年生)

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