授業連携

理想の社会をつくる

島根県・島根県立松江東高等学校

  • 高等学校
  • 高1
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

「理想の社会をつくる」をテーマに、広い視野から多角的に社会について考え、自分たちの意見をまとめる。
その後、班に分かれてプレゼンテーションを行う。

<対象>

高校1年生 231名

<期間>

平成27年6月2日~9月3日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
100分
講義
231名
導入
「宇宙に創る循環型社会~宇宙における究極のリサイクル~」
講師:小口 美津夫先生(JAXA宇宙教育センター講師)
2
60分
発表
231名
まとめ
クラス代表による学園祭発表(審査・講評)

第1回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
講師紹介
△講師紹介とともに、これからの学習で「理想の社会」を考えるうえでどんな社会が考えられるか、多角的に考えるための時間であることを確認する。
展開
(90分)
「宇宙に創る循環型社会~宇宙における究極のリサイクル~」
講師:JAXA宇宙教育センター 小口美津夫先生
・理想とは
・宇宙環境について
・惑星の環境について
・宇宙ステーションでの生活について
・宇宙環境における人体への影響
・実験(真空状態における様々な現象)
・宇宙での生活を考えるうえで、現実の社会に生かせること
・実験
△「理想」とは何か、現実社会で当たり前になっていることはどんなことがあるだろうか、改めて振り返りながら聞いていた。
△普段の授業では聞けない話の内容や実験に興味をもって聞いている様子。
△話の途中で出てくる写真や映像にとても引き込まれていた。
△しっかりメモをとりながら聞いていた。
写真や映像、実験などが取り入れられており、長時間であったが、生徒が集中力を切らさずに聞いていた。
まとめ
(5分)
・質疑応答
△宇宙に関する話を聞くことで、興味を持つ生徒がいた。

授業の感想・メモ

  • 身近には聞けない「本物」の話が聞けることが、生徒にとってはとても貴重な体験であり、生徒たちは関心を持って聞いていた。授業後の感想文の中にも、「今の宇宙開発に関する事業や、現代社会に生かせる技術等について興味を持った」と書いてあるものが多くみられた。

第2回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
・1学期の取組の紹介
・講師紹介
◎理想の社会を創るをテーマに、1学期間取り組んできたことを紹介し、本時は、その成果発表会であることを伝える。
展開
(45分)
・クラス代表班によるポスター発表
・質疑応答
△自分たちの意見をまとめ、発表する。
△他の班の発表を聞き、疑問に思ったことを質問する。
◎質疑応答により、発表者、聴衆の思考に深まり広がりを促すような意見や質問を行う。
まとめ
(10分)
・審査・講評
△講評を聞き、自分たちの発表や他の班の発表について振り返る。

授業の感想・メモ

  • 多くの方々を前に発表したことは、生徒たちにとってとても良い経験になったと同時に、他の生徒の発表を聞くことで、より自分たちの視野を広げるよい機会であった。また、審査員の先生方をはじめとして多くの質問を受け、自分たちが思いつかなかった視点でとらえることについても様々な考え方があると実感できた。
  • 全体を通して発表者も聴衆にとっても視野を広げるよい機会となったと感じる。

島根県・島根県立松江東高等学校

授業連携実績一覧

このページのTOPへ