授業連携

宇宙とスポーツ

神奈川県・横浜市立横浜商業高等学校

  • 高等学校
  • 高1
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

宇宙空間を理解し、その状況下でできる新たなスポーツを考案する。

<対象>

スポーツマネジメント科1年生 39名

<期間>

平成28年5月2日~6月27日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
5月2日
50分
個人による調べ学習
39名
宇宙を知ろう(重力について・環境について)
2
5月9日
50分
発表
39名
前回調べた内容を小グループに分け、グループ内で発表し情報の共有を図る
3
5月16日
50分
発表
39名
グループごとの発表をし、全体で情報の共有を図る
4
5月30日
50分
個人による調べ学習
39名
宇宙でできるスポーツの考案
5
6月6日
50分
発表
39名
前回調べた内容を小グループに分け、グループ内で発表し情報の共有を図る
6
6月20日
50分
発表
39名
グループごとの発表をし、全体で情報の共有を図る
7
110分
発表・講義
39名
・面白そうなアイディアを発表し、JAXA講師にコメントをもらう
・その後、生徒のアイディアを踏まえJAXA講師による講義
講師:村井 正(JAXA有人宇宙技術部門宇宙飛行士運用技術ユニット宇宙医学生物学研究グループ)

第7回目/全7回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
JAXA村井正先生よりご挨拶
展開1
(45分)
生徒の考案した宇宙空間におけるスポーツの発表(空間体操&器械体操、・チアリーディング、ハンドボール、ビリヤード、野球、パレーボール、バスケットボール、卓球、弓道)
村井先生より様々な質問および助言(生徒へ質問を投げかけることでイメージを沸かせる)
次の動画につながるような効果的な助言。
専門的な見識に基づいた説得力のある助言。
展開2
(45分)
村井先生による講義(古川宇宙飛行士が実際に国際宇宙ステーションで撮影した動画を視聴し、生徒が考案したスポーツへのイメージを具体化させる)
生徒たちが考えたスポーツにおける動作等が宇宙空間で可能なのかどうか考えさせる。
国際宇宙ステーション内で運動に関する実情やこれからの宇宙空間における運動面での課題に言及。
事実に基づく説得力のある解説。
今後の課題に触れ、想像力を掻き立てる。
まとめ
(5分)
振り返り
生徒の考えに対する課題、問題点、実現可能性などについて振り返る。
宇宙空間における身体に及ぼす影響とそれに伴う運動の必要性を理解させる。
宇宙空間における運動についての課題を理解させる。

授業の感想・メモ

  • ビデオなどを見せていただき、無重力がどういうことか、そこで体を動かすことがどういうことか、具体的なイメージをつかめたようです。全然できないのではなく、やるためにどうすればいいのか、そのために何を勉強すればいいのかなどにつながったらいい、との助言をいただきました。
  • 生徒の感想として「宇宙に行ってみたい。宇宙をもっと知りたい。どうしたら宇宙飛行士になれるかわかった。」などがあり、今回のことを通じて多くの者が宇宙について興味を深めたようです。

神奈川県・横浜市立横浜商業高等学校

授業連携実績一覧

このページのTOPへ