授業連携

台風と気象について

山口県・宇部市立岬小学校

  • 小学校
  • 小5
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

・大気があることで天気の変化が起こることを知る。
・人工衛星で撮った雲の画像の変化を見て、天気は西から東に移り変わることを知る。

<対象>

小学5年生 30名

<期間>

平成29年10月26日~10月31日

<区分>

教科 (理科「雲と天気の変化」)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
10月26日
45分
授業
30名
雲と天気の関係を調べる。
天気が回復していく日の午前9時、正午、午後3時の雲の様子を記録した画像をもとに、雲の色や形が変わっていく様子や、雲がおおよそ西から東へ動いていくことを知る。
2
90分
講義
30名
JAXAについて紹介。
地球と太陽の画像を白い大玉に立体的に投影させて、雲の動きやフレアの様子についての説明。
広大な宇宙の中にある地球は小さいが、大気があることで生命が豊かな星になっている。
講師:松原 理(JAXA宇宙教育センター)
3
10月31日
45分
授業
30名
アメダスや雨雲レーダーの雲画像の移り変わりをもとに、雲が西から東へ移動することにより、天気も西から東に崩れていくことを知る。

第2回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(20分)
・本日の学習内容の確認
・JAXAについての紹介
・宇宙の大きさや仕組みについて
◎JAXAの活動紹介から宇宙や宇宙の中にある地球に対する学習の意欲付けを行い、地球上で起こっている気象についての関心を向けるようにしていた。
展開
(60分)
・台風と気象について(VTR)
・雲のできかたと雲の動きについて(実験)
・大気圧(気圧)について(実験)
・気象衛星ひまわりについて
・宇宙天気予報
・太陽の表面と地球の表面の様子(VTR)
・熱気球をつくって飛ばす(実演)
◎国際宇宙ステーションの中の様子や、人工衛星からみた地球の表面の雲の様子などの映像を球体の大玉に投影することで、リアルに見せていた。
◎大気の圧力や、膨張した空気を可視化することで、雲の発生の仕組みの理解を促していた。
△地球や太陽の表面で起こっている現象を視覚的に確認することができた。
△いろいろな実験を見ることで、普段見えにくい空気(大気)の動きや重さなどを実感することができた。
まとめ
(10分)
・宇宙から見た地球の様子(VTR)
△人工衛星からみた地球の表面で起こっている現象(雲の動き、雷、オーロラなど)を見て、地球の営みや美しさに感動していた。

授業の感想・メモ

  • 白い大玉をスクリーンにして、地球や太陽の画像を投影することで、立体的にしかもリアルに感じることができた。
  • たくさんの実験を紹介しながら、見えにくい大気について説明されていて、とても分かりやすかったと思う。
  • 宇宙から撮影した、本物の映像がたくさんあり、地球の美しさを実感することができた。
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