授業連携

先端技術体験プログラム

神奈川県・神奈川県立弥栄高等学校

  • 高等学校
  • 高1
  • その他

概要

<全授業を通した指導目標>

最先端の宇宙研究の一端を学び、生徒達の宇宙への関心を高めるとともに、未知の分野を探究していく研究者の姿勢や心意気を感じさせる。

<対象>

高校1年生 78名

<期間>

平成25年8月7日~23日

<区分>

理数科集中講座

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
90分
講義
78名
『太陽観察衛星ひのでの成果と太陽の黒点活動』
講師:清水 敏文
JAXA 宇宙科学研究所 太陽系科学研究系)
2
8月9日
90分
見学
48名
JAXA相模原キャンパスの見学
3
8月23日
90分
見学
30名
JAXA相模原キャンパスの見学
(8/9と同内容)

第1回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
展開
1.探査機『ひので』の能力や技術の紹介、開発過程でのエピソードや苦労について。
2.3種類の異なった観測装置から得られた観測データや画像により、太陽物理研究に大きな進展をもたらす観測が実現したこと。
3.太陽の黒点活動に関してなど、観測初期に得られたデータによってなされた、太陽大気で起きる様々な物理現象を理解する上で重要な新しい発見について。
4.より進んだ衛星や望遠鏡など次の計画についての紹介。
△高校1年生にとってはやや難しい内容ではありましたが、説明を熱心に聴き、メモを取るなどして、集中していました。研究にかける熱い思いを感じ取っていたようです。
まとめ
質疑応答
△この分野に関心が高く、予備知識ももっている生徒が複数名存在し、こちらの予想以上に生徒からの質問が出ました。

授業の感想・メモ

  • 国際的にも最先端の観測機器を搭載している『ひので』の開発に携わってこられ、実際にその成果を中心となって分析・研究なさっている清水先生のお話を直接うかがうという貴重な体験をすることができました。また、太陽の黒点や磁場に関する最新の貴重な知識をいただけただけでなく、長い年月と多くの研究者の協力によって衛星が開発されていく過程を知ることができたことは、理数科という専門学科で学ぶ生徒として必須の感覚を得るとてもよい機会になったと思います。ありがとうございました。

神奈川県・神奈川県立弥栄高等学校

授業連携実績一覧

このページのTOPへ