宇宙教育センターについて

宇宙教育センターの理念

宇宙を素材に、いのちの大切さを基盤として、
好奇心、冒険心、匠の心を持った子供たちを育てていきます。

宇宙が子どもたちの心に火をつける

宇宙の謎は好奇心や想像力をかきたて、人類の宇宙への挑戦過程は冒険心を刺激します。
子どもたちの強い好奇心や冒険心は、科学への関心を深めるきっかけとなります。
私たちは、“好奇心”と“冒険心”の他にもう1つ、大事なものがあると考えています。
それは、好奇心や冒険心の対象へとたどり着くための「何かを作る」という"匠の心"です。
これら3つの心は子どもたち誰しもが持っています。
その心にいったん火がつけば、大人が手助けせずとも自らその探究心を駆使して知識や経験の輪を広げていきます。
この最初のきっかけ作りを大切にし、2005年「宇宙が子どもたちの心に火をつける」をモットーとして宇宙教育センターの活動が始まりました。

グローバル化や情報化、技術革新を背景として変化の激しい社会を担う子どもたちに必要となるのは、多角的なものの見方・考え方や自律的、主体的、継続的に学ぶ態度です。
私たちは、”好奇心””冒険心””匠の心”が成す三角形の中心に、「いのちの大切さ」を礎として、未来社会を切り拓く人材育成に貢献していきます。

宇宙を素材とした教育 = 宇宙教育

宇宙を学ぶのではなく、「宇宙で学ぶ」ことで、子供たちの学び続ける姿勢を養い、自ら、知識や技術を生み出し、生涯を通じた学びの世界へ導くことを目指します。

宇宙を素材とした教育 = 宇宙教育

宇宙を素材とした教育 = 宇宙教育

宇宙教育センター3つの柱

宇宙航空研究開発を通じて得た成果や知見を広く教育の素材として活用していくため、
私たちは三つの柱で活動しています。

体験的学習機会の提供(国内・国際)

3体験的学習機会の提供(国内・国際)

全国にあるJAXAの事業所を会場に、高校生がチームで協力してミッションに取り組む宿泊型の体験プログラムを実施し、JAXA職員や宇宙を学ぶ大学生が活動支援をしています。また、宇宙機関の国際的な連携により水ロケット国際大会を開催し、様々な国際会議や国際機関の活動に参加することにより世界の子どもたちへ情報発信しています。こうした活動から生まれた様々な教材や宇宙教育に関する情報提供も私たちの重要な活動です。

活動紹介

宇宙教育センターの活動・プログラムマップ

宇宙教育センターの活動・プログラムマップ

宇宙教育連携拠点・その他の連携協力機関

様々な分野の研究機関と知識を共有し実践面で連携することで、
子どもたちの心身の包括的な育成を可能とする総合的な教育支援組織を作ります。

宇宙教育のネットワークづくり

私たちの目的は、「宇宙」をキーワードとして、子どもたちの多角的なものの見方・考え方や自律的、主体的、継続的に学ぶ態度を醸成していくことです。様々な教育の場面を想定し、宇宙の素材を活用した効果的な教育プログラムを専門家と現場の教育実践者を結んで開発しています。

宇宙活動がもつ広範なターゲットは、生命、素粒子、地球、環境、技術などの分野のみならず、文明や芸術・スポーツの分野にいたるまで幅広い関連領域におよんでいます。子どもたちの宇宙へのアプローチは、こうした多彩な分野への興味関心から生まれます。様々な分野の研究機関と、知識を共有し実践面での連携を進めることが、宇宙教育センターの非常に大切な仕事です。

宇宙教育のネットワークづくり

こうした教育プログラム開発には、教育委員会や大学、青少年育成団体、科学館・博物館、地域の有志指導者等との連携協力が欠かせません。新たな教育機会を創出し、全国各地で学習活動を実践していくためには、それぞれの地域で共に活動する宇宙教育を推進する仲間が必要です。

私たちはこれまで地域の方々と協力し地域連携拠点を構築し、子どもたちの包括的な育成が可能となる組織づくりを進めてきました。地域で自ら積極的に教育活動が展開され、さらに周辺地域にも活動の波及ができるようネットワーク型連携の拡充を目指した活動を展開していきます。

宇宙教育のネットワークづくり

宇宙教育連携拠点・その他の連携協力機関

宇宙教育連携拠点・その他の連携協力機関

地域の関係機関と協同して宇宙教育の地域連携拠点を構築していきます。

宇宙教育連携拠点
その他の連携協力機関

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