宇宙を活用した教育実践例

月と太陽

鹿児島県・鹿児島大学教育学部附属小学校

  • 小学生
  • 学校教育

概要

鹿児島県・鹿児島大学教育学部附属小学校
小学6年生
158名(5クラス)
平成21年5月13日~6月27日
理科
単元:「月と太陽」 7時間
1.DVD
 ・「ひので」が見た太陽
 ・「かぐや」の世界初の月面撮影動画
 ・「かぐや」が見た月のすがた

2.太陽系惑星モデル
・導入教材として
・習得させる学習内容として
月の表面の様子を調べる方法として、子どもたちは資料や映像を使って調べると言ったり、実際に月に行って調べてみたいと意見が出たところで、「実はJAXAから資料を借りてきました」と伝えると早く見てみたい、調べてみたいという意欲が高まりました。
そして、種子島から打ち上げられる様子をダイジェストで見せることで月への思いが高まりました。

月の表面の様子をDVDで確認させることで子どもたちは、まず、構成物を確認し、音がないことから空気がないこと、影ができていることから、月は自ら光るのではなく、太陽の光があたって光っていることを気づくことができました。

授業外の取り組みとして、太陽系惑星モデルを教室に提示して宇宙コーナーとしました。子どもたちは宇宙コーナーを見ながら宇宙への思いを川柳として表現しました。

授業・活動後の先生のご感想、ご要望など

  • 図書資料だけでなく映像資料を見せることで子どもたちの心は高まったと思います。ただ、映像資料は見る視点を持たせてから見せないと子どもたちに気付いてほしい部分が見えてこないので今後見せる際の子供への発問などをさらに考えたいと思います。
    月の表面の学習から月の形の見え方の変化については、子どもたちがライトとボールがあれば再現できると気付き、2人1組で活動させました。理解ができていない子のために三球儀の活用を考えていましたが、子どもたちの様子を見て使用しませんでした。効果的な使い方を考えられなくて申し訳ないです。
    貴重な教材をお借りしたことで子どもたちの意欲も高まり、学習内容を習得させることができました。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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