宇宙を活用した教育実践例

宇宙飛行士候補者選抜試験に挑戦

岡山県・倉敷市立南中学校(4)

  • 中学生
  • 学校教育

概要

岡山県・倉敷市立南中学校(4)
中学1年生
368名
平成24年2月13日(月)~24日(金)
学活・総合的な学習の時間(合計2時間)
(キャリア教育・職業調べ学習の発展的授業)
(1)JAXA教材資料:どんな力をつければ宇宙飛行士になれるのかな?~宇宙飛行士候補者選抜試験に挑戦~
(2)JAXA DVD:Road to Astronauts 2009-2011
  宇宙飛行士候補者の挑戦
10月25日の吉川真先生の講演後、宇宙に興味・関心をさらに高める、
第4弾。宇宙飛行士候補者選抜試験に関わるクイズや体験活動、DVDの視聴等を行った。真っ白なジグソーパズルを完成させる活動や図形を言葉だけで伝え・描く活動を取り入れ、実際にどのような試験や訓練を行っているのかを体験させた。
身近でない「宇宙飛行士」という職業を取り上げ、どんな力を付ければ宇宙飛行士になれるのか?を考えさせた。一年間をかけて4回の試験、その後4年間の訓練を受けて初めて宇宙に・・・という事実に、生徒はびっくり。「僕は無理じゃ~」「すげぇ~」と生半可では宇宙飛行士という職業につけないと実感していた。また、訓練の様子をDVDで視聴.大変な様子に、そこまでがんばれるのはどうしてか?を考えた。さらに、実際に出題された問題の「真っ白なジクソーパズル」や「図形を言葉だけで伝え・描く活動」を体験した。
以下、生徒の感想;
・ 宇宙飛行士の人は、本当に優れた人じゃないといけないと初めて知りました。
・ 初めて知ったことがたくさんあった。宇宙飛行士になった人は元々医師などの職業に就いていたという事にびっくりしました。図形の問題は出す人は正確な説明と情報整理能力、書く人は理解力とストレス耐性を確かめられている感じがした。
・ ちょっと難しかった。完成したときの喜びやうれしさはすごく大きかったです。宇宙飛行士になる夢をかなえるのはすごいなぁと思いました。僕も行けたらまん丸の地球を見てみたいです。

授業・活動後の先生のご感想、ご要望など

  • 知らないことが多かったので、生徒と一緒に勉強になった。意外だった。
  • 資料の使い方、授業の進め方を工夫することで、宇宙飛行士という職業に生徒が興味を持ち身近に感じられる。いい教材です。
  • 「ジグソーパズル」や「言葉だけで伝える」作業など、学級で和気あいあいと楽しく取り組めた。
  • 応募条件が能力だけでなく特性や体力が必要ということが生徒に示せて、自分のなりたい職業にも条件があるのでは・・・と次につながる。

授業の様子

授業の様子1
授業の様子2
授業の様子3
授業の様子4
宇宙を活用した教育実践例一覧

このページのTOPへ